2019/11/25

制限を作ったり、活かすことの大切さ

こんにちは。

11月末なのに20度を超えてびっくりしています。
今年は暖冬になるのでしょうかね。

寒暖差にはみなさまお気をつけくださいね。

今回は、心理学というよりは、わたしの最近思っていたことを
中心に書きたいと思います。


「知の整理術」の中の“制限は力”という言葉


今、pha(ファ)さんの「知の整理術」を読んでいます。



わりとわたしにとっては、共感できたり「ふむふむ」と思う内容が多く
今のところ楽しんで読んでいます。(まだ読んでいる途中です)

そこに出てきた中に、とても共感した内容がありました。

『制限は力』ということです。

このテーマについて、最近のわたしが本当に頻繁に考えていたことだったので
タイムリーだなあとも思ったのですね。

わたし達は、ついつい持っていないものに目が行きがちですよね。

「隣の芝生は青い」という言葉があるように、持っていないものを
持っている人や環境に、羨ましいと思ったり、不満を抱えることが
わたし達人間にはしばしばあると思います。

しかし、不完全で足りないところがあるからこそ、発揮できる力、
出会えるチャンスというのがあるのではないかと、日頃から強く思っていました。

時間や選択の自由があるというのは、一見とても良いものにも見えますが、
実は持て余してしまう、取り扱うことが難しいものではないか、と考えています。


自分が持っているものを武器にする大切さ


みな、それぞれ特徴・特性が違いますよね。

得意なもの・苦手なものは人によって全く違います。

わたしは心理学を勉強している中で、
「自分の得手不得手を知ることが非常に大事」と知ってから
自分の中でもそれを大切にしています。

何が苦手で、何が嫌いなのか。何を大変と思い、苦痛に感じるのか。
それを知ることが、自分を知る上で、人生を歩む上でとっても大事なんです。

自分に持ってないもの、できないこと、制限を知った上で何ができるか?
そして何をしたいのか?と考えて、成功している人はたくさんいると思うのです。

むしろ、それを早く知り、認知した人が強いのではないか?と。

現在不満に思っている中にもチャンスが眠っていたり、
あなたの才能を活かす可能性がある、ということです。

ブログやinstagramで人気になる方々の中には、こういうことを
さらっとできる方も多いのではないかな?と思うのです。


「なんでもいい」という返答から生まれる諍いについて考える


自由や選択肢が多ければ多いほど、どうしていいか分からないと
持て余してしまう、ということがあると思います。

わたしの家庭の中でも起こることの一つ。

夫との会話の中で、「夕飯何が食べたい?」と訊いたり訊かれたりする場面です。
特に希望がない場合、「なんでもいいよ」と返すことがあると思うのですが、
世の中の、炊事を頑張っている奥様達にとっては、この返答が
毎日のように重なってくると、怒りや不満となって爆発することもあるようです。

なぜかと考えてみると、今回のテーマになっている「制限」がないから、
ではないかと思うんですね。

「なんでもいいよ」と言う側は、考えることを放棄しているとも取れるわけです。

毎日ご飯のメニューを考えて、作る側からすると、その返答は
自分への負担になり、大変さが増してしまうことがあるかもしれません。

それは料理の件だけでなく、他の場面、場所でもありそうです。

実際、わたしの両親のことを思い出してみても、「なんでもいい」や
「どこでもいい」と言った時の、困り顔や困った口調をありありと
思い返すことができるのです。


制限を作ってみることで物事をスムーズにしてみる


わたしは上記に書いた両親の例で言うと、困った親がだんだんと
怒りに変わってきてるのを察し、言い方を変えていたことを思い出しました。

例えば、
「脂っこいものが苦手だから、なるべくさっぱりしたものがいいかな」
「そうなると中華料理以外がいいかな」
なんて言う風に伝えてみたり、

「最近車で行ってないところだと、○○○かな」
と、具体的に場所の名前を出してみたり。

そうすると、他の人の意見も出てきたりして、物事がスムーズに決まっていき、
親の顔も笑顔になって、その先の出来事が楽しみになっていきました。

わたしはそんな風に、できる限り範囲を狭めたり、具体的な名を挙げたり、
自分の心境や状況を説明して、制限を設けていたんだなあと気づきました。

制限のある環境下では、不平や不満を生んでしまうこともあるけれど、
それを強みにした方が、あなたの強みや楽しさ、生きがい、良好な人間関係など
様々なチャンスに出会えると思うのです。

もしあなたが何かしら、

・時間がない
・お金がない
・部屋が狭い

などなど、制限を感じているとしたら、そこから何が生み出せるか?

考えてもらい、ぜひチャンスを掴んでほしいなと思います。

少ない時間だからこそ、本当に大切な人とその時間を過ごすことにしてみる、とか
お金がないからこそ、とびきりの物に出会って購入するぞ、とか
狭い部屋だからこそ、心地いい部屋作りをしていい時間を過ごそう、とか

どんな風にもいい方向へと繋ぐことはできそうです。

2019/11/02

「精神科ナースになったわけ」を読みました

こんにちは。

今日はいつもと違ったお話になります。


漫画「精神科ナースになったわけ」を購入して読んでみました


最近、気になった漫画があったので購入してみました。

タイトルは
「精神科ナースになったわけ」です。


web上で試し読みができるところがあるので、
まずはそちらで少し読ませていただき、気に入って
続きが読みたくて仕方なかったので購入しました。


うつ病、統合失調症、境界性人格障害など様々な患者さんとの日々


まず、気になった理由なのですが・・・

この漫画の主人公の女性は、お母様がなくなったことをキッカケに
心身のバランスを崩していきます。

そのことに気づいた主人公が、人の心について興味を頂き
OLをやめて看護師になる勉強をして、晴れてナースになるのですが
いきなり精神科を希望するというお話。

このストーリーに、少し自分と似たものを感じてしまったのです。

わたしも、人の心に興味があるだけではなくて、自分自身の
どうしたらいいか分からない生きにくさや苦しみや辛さを
どうにかしたいという気持ちもあり、心理学の門を叩いたからです。

そしてまた、うつ病で苦しむ知人がいること、それを2年近く見守り
でも最近になって、どういった距離でどう接していくのがベストなのか
分からなくなってきてしまった自分のこともあったのです。


読んでみての感想は「とても優しい気持ちになるけど、辛さもある現実」


主人公は精神科勤務になるので、いろいろな症状の患者さんがいます。

その一人一人の患者さんへの、主人公の接し方がとても良かったです。

暖かくて優しい。
でもどこか一線を引いていて相手の成長を促しているような。

ただ主人公の女性も、ナースとしても精神科勤務歴としても浅く新人なので
最初から上手くいくわけではありません。

それでも、試行錯誤しながら、時には悩みながら、患者さんとともに
成長していく様子がうかがえます。

わたしはそのシーンを見るのがとても好きでした。

けれど、現実的に辛い部分もありました。

どうしても防げない自死や、自傷行為。

人によっては、読むことで体調を崩す恐れがあるかと思うので
どなたにも勧められるとは思いません。

全員の命を救うことは、どの分野でも難しいのだと、思いました。


ベストな方法をすぐ見つけるのは難しいから探りながら生きていく


自分のできること。ベストなやり方。

それは本を読み終えても分かりませんでした。
というより、解決はしませんでした。

でも読んで、すごく良かったなあと心から思えます。

周りで統合失調症など、病気を持っている方だと分かった際に
共感しすぎずに、でも心を寄り添ってあげられたら、と思ったり
本を通して少し知識を得ることもできたかと思います。

漫画に登場する精神科のお医者さんの先生の

「だいたい、血流」

という言葉が忘れられません。

わたしの体も、血流が悪いことで引き起こされる症状が
多くある気がしているので、気をつけようかと。

自傷シーンなどもあり、多くの人には勧められませんが
読んで良かったなと思います。
今後も時々読み返すだろうと思います。

2019/11/01

トラブルが起きても前向きな見方ができるように

こんにちは。

11月最初の記事です。
今日はとても暖かかったです。

インフルエンザが一部地域では流行っているようです。
みなさまもどうぞお気をつけくださいね。

今日はわたし自身の変化についてお話を。


明らかに変化を遂げた自分自身


最近夫と、最近のわたし自身について話をしていました。

いっとき、不安と心配が気持ちの大部分を占めていて
それが体にも影響して、よく寝込んだり、鬱っぽくなることもありました。

特にトラブルや予想外の出来事に反応できずにいました。

あることがきっかけで、病院に行くことに。
その時に、不安が大きすぎていろんな身体的症状が出ていることに気づいて
漢方を中心にお薬をいただいて、飲むこととなりました。

その時、わたしはそれだけでなく、心理学を勉強しながら
じっくりと自分自身に向き合って、変化していかなくては、
と強く思うようになりました。


お薬と心理学でみるみるうちに変化が


漢方は穏やかに効いてくるもので、即効性はありません。

20代の頃に飲んでいた漢方の話をお医者さんにしたことから、
わたしはこちらを選択しました。

ですがすぐに効果があったように感じていて、
日に日に自分の様子が変化していきました。

今では漢方は月経前症候群(PMS)という、女性の生理前に起こる
辛い症状に効くタイプに変えていただいています。

心理学を学ぶということは、自分の今抱えている問題の
解決策を探せるからなんですね、わたしの場合。

人は変わろうと思っていても、なかなかそれが難しかったりします。

今まで培ってきた経験や環境で出来上がっている性格や
思考回路があるから、それはごく自然のことに感じます。

けれどそれでも、良い方向へ変わっていくことは不可能ではないのですね。

わたしはそれを身を以て経験しました。


苦手だったトラブルや悪い出来事を前向きに捉えるように


心身の状態が悪い時、思わぬトラブルや悪い出来事に、対応しづらいものです。

わたしはそれがとても強くでて、拒否反応もすごかったのではないかな、
と今振り返ると思えます。

適応障害に近いものがあったのかもしれません。

ところが、夫が居てくれたことも大きかったように思いますが
ほんの数カ月でずいぶんと変わりました。

トラブルが起きた時に、寝込んだり調子を悪くすることが減り
冷静に一つずつ対処していけるように。
そして最後にはそれを解決できたことで、自信もついていました。

「これを乗り越えられたのだから、他のこともきっと乗り越えられる」

「初めは不安で戸惑ったけど、やってみればできるんだと思えた」

そんなことが心に芽生えていました。

夜になれば必ず襲ってきた不安も、無意識のうちに自然と蹴散らしていて
ああ、こんな風になれて良かった・・・と最近心から思いました。

ただ、これで万事解決。
となるかどうかは、わかりません。

長期で様子を見て、自分と向き合い続けて、効果があったことは
しばらく続けていくことが大事なのかなと思います。
一進一退、ということもあるかもしれません。

でも、この前向きな見方ができるようになった事実をしっかり受け止め
もっといい方向へいけるようにしたいと思っています。


様々なことに目を向けて、不安や心配事を減らすのも一つの方法


効果があったかな、と思う一つに、今まで目を向けなかった
いろんなことに目を向けて、それをやってみることを心掛けた、
というのがあります。

(ですが、そこに逃げる、や依存症になるのには注意してくださいね)

やりたいこと、やること、あらゆる分野に目を向けて
できるだけ楽しむ形で、夢中になることを増やしました。

そうすると、その間は少なくとも不安や心配からは遠のいていきます。

人によって、その方法は違うかもしれませんが、わたしには
それがすごく合っていて効果が高かったかな、と思います。

人と話をする、外を散歩してみるなど、いろいろな手段が
あるのではないかと思いました。

不安や心配で心を占めた状態では、調子は悪くなりやすいと実感しています。
心にとっても体にとっても良くないものなのですね。

一瞬感じることは多くの人にとってあることですが
それが一日中であったり、長期に持ち続けているのであれば
専門機関に相談してみるのもオススメです。

みなさんの心と体が、健康でありますように。

2019/10/25

アートセラピーでストレス解消と前向きな自分へ

こんにちは。

みなさん、元気にお過ごしでしょうか?

天気は雨がちょっと気になりますね。

太陽の光が少ないと落ち込んだり元気がなくなったり
鬱っぽくなることが起こりやすくなります。

ご自身をたっぷりと労わりケアをしてあげましょう。


アートに触れて自分を表現しながら心を解放することのススメ


心理療法に「アートセラピー」というものがあります。

色々な芸術(音楽、絵画、演劇、書道、ダンスなど)を用いる療法です。

わたしがカウンセラー養成学校に通っていた頃、授業の中で
コラージュ療法をやりました。

もともとコラージュというか、好きなものを切ったり貼ったりする作業が
好きだったので、とても楽しかった思い出があるのですね。

その際、古本屋さんで集めた本を使って、コラージュをしたのですが
出来上がって驚いたのが、まさにザ・ウェディングの雰囲気!

ああ、わたしはいつか大切な人と結婚して幸せを築くことを
子供の頃から変わらず思い描いていたんだな・・・と気づきました。

その後、今の夫と結婚をして、幸せに暮らしています。


元気がなかった時に知ったのはクリエイティブなことをすること


ちょっと抜け出しにくいような、心も体も元気がなくなってしまった時。

どうしたら良いのかなあと思っていたところ、
クリエイティブなことをする(できればwebなどで発表もする)」
ことが良いと聞きました。

あれ?これって学校でもアートセラピーを習ったから関係してるかな?
と思い出して、わたしがまず行ったのはブログの再開でした。

その後、動画を撮ってみること、YouTubeへのアップロード、また
写真を撮ることも日頃から心がけ、instagramに載せることを意識しました。

そして最近は、Kotilaのブログの方で更新しました、ジャンクジャーナルという
コラージュを楽しみながら日記や好きなことを書く、自分だけのオリジナルの
ノートを作る、ということをしました。

そして出来上がったものを発表。

一番楽しかったのは、作っている時です。
無心で夢中になれて、不安や心配事は遠のきます。

出来上がった時の達成感も素晴らしいものでした。

これは「カタルシス効果」と呼ばれるのですが、一番イメージしやすいのは
カラオケで歌ったあと「気持ちがいい!悩みやストレスから解放された!」
というような、あの感じです。

カタルシス効果とは心理的な浄化なのですが、アートに関することを
行うことで、創造性が高まったり、新しい自分との出会い、成長などが
期待できるようになります。


病を治す一役を担う一方で、日常に落とし込みやすいのが魅力


心の病を治す現場でも使われるものですが、
興味がある方は日常に取り入れやすいのではないかと思います。

昔、ステーショナリー関係で働いていた時、意外だなあと思う
売れていたものがあったのですが、写経ノートでした。

写経も心を穏やかにし、セラピー効果があるのではないかなと思います。

アートは得意・不得意な分野があると思うので、ご自分で
取り組みやすいことを無理せずにやってみることをお勧めします。

塗り絵や、色鉛筆などで何か描いてもいいですし、
わたしの好きなコラージュも、とてもお勧めです。

どこかに発表するわけではありませんから、大作を作る必要はありません。

コラージュも、気に入ったものを切って貼るだけで良いのです。

車がお好きなら、そのページから車をひたすら切って貼っても良いと思いますし
ファッションがお好きな方なら、モデルさんの写真を切って貼るのも良いですね。

人の心の意識下に抑圧したものを発散することで心を浄化すること、
そして、思いがけない能力に出会う可能性もある、ということの他にも
思考の整理にも役立ちます。

また、脳や手先のリハビリにも良いのではないかな、と
個人的には思っています。


左脳を休ませ、右脳の活性化でリラックス効果をねらう 


わたし達の脳は、左脳(論理)、右脳(感情)という風に分かれており
日常を送る中では主に左脳を使うことが多いんですね。
学校や仕事などでは特に。

左脳が疲れた時、休ませる意味でも右脳を活性化することにより
心がリラックスし、安定していきます。

気になった方はぜひ、出来ることから試してみてくださいね。

2019/10/21

台風や自然災害時に起こる心の防衛反応

こんにちは。

また台風が近づいてきています。

みなさま、どうか身の安全の確保を一番に行ってくださいね。

台風の話から、心理学の話をしたいと思います。
一見まったく関係のない話に感じるかもしれませんが
ぜひ読んでいただけたらと思います。


避難の遅れは防衛反応が関係しているかもしれない


台風が近づき、それが大きければ大きく危険が心配される時
テレビなどでは何日も前から呼びかけが行われます。

住む地域によっては、早めの避難を促されます。

ところが、実際に台風が近づき、大雨や強風が吹き始めてから
避難を始め、それが遅かったために亡くなってしまう、という
ケースがあります。

第三者的に、「なぜ前々から呼びかけがあったのに遅れるのか?」
と思う方がいらっしゃると思うのですが、これが実は
心の防衛反応が働いたことが要因である可能性があります。

あまりに非日常的なことが起こり、危険が伴う時
それを考えることが本人へのかなりの負担が掛かれば
そこから自分を守ろうとします。
そのストレスに耐えられないと脳が判断するわけです。

そうすると脳が、「案外、大丈夫なんじゃない?」と
心を落ち着かせるようにするのです。

心理学用語では、正常性バイアスと言います。

生きていく中では大事な働きでもあるのですが、非常時や災害時には
こちらを意識し、気をつけることも大切です。

【参考記事】
 ・災害時の「まさか」はなぜ起きるのか 正常性バイアスの恐ろしさ
 ・正常性バイアスを知っていますか?「自分は大丈夫」と思い込む、脳の危険なメカニズム


大切なのは落ち着くこと、的確な行動をとること


まず、ニュースなどから情報をしっかり受け取り、よくチェックしましょう。

例えば、災害の範囲、自分の住む地域にどのくらい影響するか、また
自宅周辺の環境(川、山、海が近いか、地盤の強さなど)を確認する。

あまりに遠い場所に住んでおられる方は、そこまで行動に移す必要は
ないかと思いますが、自分の住む、または働く場所が該当する場合は
周りが「大丈夫だろう」と思って行動していないとしても同調せずに
むしろ呼びかけ合うことが非常に重要です。

「大丈夫ではないかもしれない」と考える必要性。そして備えと準備。

避難場所は早めに確認し、一日でも早く行動に移すことを心掛けましょう。

「たいしたことなくて良かった」と思う結果であっても
次回もまた同じだとは判断しないことも大切です。

十二分に対策をし、事なきを得ることほど幸せなことはありません。

『危険が迫っている、でもきっと大丈夫だろう』と思ってしまった時は
まず冷静に、いったん落ち着いて、それから出されている情報を元に
的確に行動に移してください。

わたし自身、台風が関東に近づく際、いろいろな人と台風について
話をするのですが、自分が過剰に心配、そして準備をしているのかしら?
と思うほど、周りの人はあまり気に留めていないことが多いのですね。

周りがそうでも、自分のできることをします。
ベランダにはゴミ箱くらいしか置いていませんが、物干し竿と共に
家の中に移します。

停電、断水のイメージを行います。
その際、使えるものがあるか確認し、自分の近くに置いておきました。
停電すれば冷蔵庫のものもすべて使えるわけではなくなるでしょうから
缶詰などの非常食のチェックもします。
スマホ用の携帯バッテリーは集めるだけ集め充電し、スマホはできるだけ
常に100%に近くなるよう気をつけました。

今思い出せるのはこの辺りなのですが、他にも気をつけていたことが
あったかな・・・
それでも十二分かと言われれば、そうではないと思うのですね。

わたしが住む環境(地盤が強い、近くに山や川や海がない、
マンションでありそこそこの高さに住んでいる)を前提に考えました。

台風が過ぎ去り、被害がなかったのは幸運でしたが、被害があった場合
早めに台風の被害での損傷ということを確認し、保険機関に連絡を
することも大事になります。

実際に起きれば、心がバタバタしてしまいますよね。
心が起こる現実に追いつかないということも無理はないでしょう。

できれば日頃から訓練や、ご家族や身近な人と話し合っておくことが
望ましいのではないかと思います。


災害について人と話すことで気づくこともある


同じマンションの違う階に住む友人から、台風の風が強かったので
わたしのことを心配していたと言われ、わたしは驚きました。

彼女の住む階の方が我が家よりも高い場所なので、強い風で
何か飛んでこないかと、わたしは心配していたのです。

けれど彼女は、電柱が我が家に倒れてくるのではないかと
心配していた、とわたしに言いました。

わたしは「盲点だった!」と思わず言ってしまいました。
確かに電柱が窓から見えます。
倒れてくれば、我が家の窓ガラスは割れるかもしれません。

そんな風に、自分では気づけないことに気づかされるという意味で
真剣に向き合い、そのことについて周りの人々と話す、というのも
とても良いことだと思いました。

災害はできれば起こってほしくないというのが願いではありますが
その気持ちに反して起こるものです。

あまりに心配になりすぎて健康を害してしまうのも良くはありませんが
人間の脳や心の反応も知った上で、適切な行動を心がけていきましょう!

2019/10/20

認知行動療法のススメとやり方について

みなさん、こんにちは。

だいぶ冷えるようになりました。
風邪などにはお気をつけくださいね。

わたしは今日は少し冬支度もしました。

さて、今日は認知行動療法のお話です。
また、自分でできるやり方もお伝えいたします!


認知行動療法のススメ


認知行動療法とは、その時の通り『認知』の歪みを和らげ
気持ちを楽にし、視野を広げるものです。

「わたしは別にうつ病でもないし・・・」と思う方もいらっしゃるでしょう。

しかし、認知行動療法とは、そもそも通院などはしていない
日常生活を送っている方にこそオススメだとわたしは思います。

精神科や心療内科に通うような症状である場合、認知行動療法は
自分自身では行えない場合が多いのではないかと思います。

かかりつけのお医者様の指示やアドバイスに従って治療していくことが
一番望ましいかと思います。

では、どんな時にこの療法を試すのがベストか?
特に、“何かあって気持ちが動いた時”にお勧めです。
もちろん、なんとなくやってみよう、というのでも良いと思います。
自分自身と向き合う時間として活用するのも良いかもしれませんね。

わたしの夫に協力してもらった時、夫には悩みはありませんでした。
不安や心配な気持ちとも無縁に近いタイプの人間です。

それでも、やってみたところ「新しい考えが生まれた」と
明るい表情を見せてくれました。

関連記事:認知行動療法を勉強して夫に試してみた話

むしろ、普段から自分で行うことで、鬱になることを
防ぎやすくなる効果が期待できます。


うつ病で苦しむ友人がやりたいと言って行った2回目の認知行動療法


以前記事にも書きました、鬱で苦しむ友人のことですが
彼女は現在うつ病と統合失調症の可能性を考えられた
薬の処方をされています。

今までも診断をいくつか変更されてきていて、自分がいまどんな状態なのか
把握できず苦しそうにしていました。

関連記事:うつ病で闘病中の友達に認知行動療法を行ってみました

お医者様から、認知行動療法は疲れるので、もう少し良くなってから
やると良いよと言われたようなのですが、友人が我が家に来た際
不安で苦しいからやりたいと言っており、わたしはそれを
断ることなどできませんでした。

また、彼女がやり方も知りたいと積極的にメモを取っており
心から応援したいと思いました。
それ以降は、彼女と彼女のご家族、担当医の先生にお任せしたいなと思います。

前回は電話での口頭でしたが、今回は我が家に来てくれたので
ノートとペンを用意し、実際に彼女に書いてもらい、行いました。

不安がいっぱいで仕方なかった彼女。
どうしてもそこから解放されたかった様子。

認知行動療法のステップは7つ。
5つ目で彼女の手が止まった時は、無理しないよう声を掛け
今日はここまでかな、と思っていました。

ですが、彼女の生きる力をまさに感じた瞬間でした。

彼女は最後までやり遂げ、新しい考えを自分の中から生み出しました。

・療法前
  自分は干からびてこのまま一生を終えるかもしれないと考え
  将来のことで不安ばかりが浮かぶ状態。

・療法後
  不安を解決することはできないとしても、とこちゃん(わたし)と
  話をすることで不安が遠のいたから、今後も人と話をすることで、
  不安が少なくなるかもしれないという前向きな思考。

彼女は、認知行動療法と出会ってから、前向きになるようになったそう。
病気が治っていない状況なので、波はあるでしょうが、日常で
認知行動療法を積極的に使っていくことで、救われること・成長することは
多々あると思います。

実はわたしも、特に最近自分自身によく行います。


必要なものは紙とペン、さあやってみましょう


今からステップ1〜7の質問や投げかけを書きますので
それに答えるようにノートに書いてみてくださいね。

ステップ1:最近どのようなことがありましたか?
       または、最近何か気になることはありましたか?

ステップ2:その時、どのような気持ちになりましたか?

ステップ3:その時、どのような考えが浮かびましたか? <自動思考>

ステップ4:【ステップ3】のように考えたのは、
       どういう事実があったからですか? <根拠>

ステップ5:【ステップ4】とは違う、別の〜な事実もある、という文章を
       作ってください。<反証>

ステップ6:【ステップ4】と【ステップ5】を“しかし”を入れて
       繋げてみてください。

ステップ7:可能ならば、別の考え方・見方、または気分の変化など
       を書き出してください。<適応的思考>

以上になります。

※ 専門用語がステップ3以降に書いてありますが、そこはあまり
  深く考えずにまずは行ってみてくださいね。

文章を読みながら一人で行うのが難しい方は、信頼できる方に
協力してもらいながら行うのも一つの手かなと思います。
わたしは一人で行う時、声に出しながらやっています。

さて、みなさん、どうでしたでしょうか?
決して、無理はなさならないでくださいね。

無理矢理に思考を引っ張り出したり、ポジティブな思考にしようと
する必要はありません。

ステップ3の『自動思考』とは、わたし達が何かあった時に
無意識に生まれる思考です。
これが極端になると、それに苦しめられます。

その自動思考を柔軟な考えにしていくのが、この療法です。

上手くいけば、ステップ6の時点でかなり心が楽になってきます。
それだけでも、ストレスが軽減され、心身にとてもいいはずです。

この流れを日常生活の中でできるようになると、今までよりはきっと
メンタルコントロールができてくるのではないかと思います。

みなさんの心が、穏やかでありますように。

2019/10/09

白か黒かはっきりさせたい絶対的二分法思考

こんにちは。

10月だというのに、気温の高い日があったりして
体調管理が難しいですね。

みなさま、どうぞお体ご自愛くださいませ。

さて今日は、“完璧主義者”や、“白か黒ははっきりさせないと気が済まない!”
というタイプの人の話をしたいと思います。


白か黒でグレーがない思考回路


まさに、わたしがそうだったのですね。
「そうだった」とは言っても、完全には消えていないかもしれないのですが
かなり変わりました。

すぐに白黒つけない、答えを出すことを急ぎすぎない、“グレーな状態”で
いられるようになりました。

白か黒かの二択と、非常に極端な考え方です。

例えば恋愛で言えば、
「この人と別れたら(この人から嫌われたら)もう2度といい人には出会えない」
というような感じ。

ある意味、強い思い込みなんですね。

0か100か、生きるか死ぬか、両極端な考え方を持っています。

それを『絶対的二分法思考』と呼ぶとのこと。


小さなミスも、誰かから嫌われることも怖くて仕方がなかった自分


わたしがそういった思考になったのは、子供時代に強い人格否定を
され続けてきたことと、やることなすことすべてに完璧を求められ
小さなミスも許されなかった経験からです。

こうやって並べて書いてるだけで、しんどくなってしまいそうですが
読む方にもそんな気持ちになられる方がいらっしゃるかもしれませんね。

生まれ持った性格というよりも、家庭環境などが原因で
後天的にこういった性格になる方が多いのでは、と思っています。

どちらかと言うと本来の自分の性格は、白黒すぐつけるのではなく
「別にいいんじゃないの」「なんとかなるんじゃないの」
なんていう風な、むしろ逆なタイプだったのではないかと思います。

大人になると、誰かから嫌われることや、仕事などでのミスをすることに
過剰な恐怖心を持っていました。

「全員に好かれるのなんか無理じゃん、気にしなくていいじゃん」

という、自分が本来持っている性格の声もするのですが
それをかき消されてしまうくらい、疲弊している自分がいました。

そもそもが、嫌われたかどうかなんて、そうそう確認できる機会は
実はあまりないですよね。
嫌われてるのだろう、と思っておく、心の防衛反応が働いている状態です。


絶対的二分法思考を持つ人には完璧主義者タイプが多い


白黒つけたがる性格の人は、完璧主義者な傾向が非常に高いと思います。

ただ、完璧主義者な傾向のある人だけが持つ思考というわけでもありません。

日常の中に起きそうなことの中に、人は思い込みを持ちます。

例えば、「おはようございます」と声を掛けたけど返事がなかった。

そのことから、「あの人は自分を無視している」「嫌われていたのか」
と、思い込んでしまったり。

グレーな思考ができれば、「聞こえなかったかもしれないな」ですとか
「何か考えごとをしていたのかもしれないな」という風に
広い視野を持って柔軟な見方を持つことができます。
そして、傷つきません。

絶対的二分法思考を持つ人はこういう場合
相手が自分を無視しているのか、嫌われているのか
YESかNOで自分でそこで判断をつけたくなってしまうのですね。

それが無意識に積み重なっていけば、人間関係にもトラブルが起こりますし
自分自身も苦しくなってしまいます。

また、チャンスを手放してしまうこともあるかもしれません。

上司に、仕事のミスを指摘されたとします。
その際に「ああ、自分なんて本当にダメなんだ、そう思われてるだろう」
と思い込んでしまうと、上司があなたを信頼していたり
あなたのことを評価していることも、まったく気づけないままに
なってしまうかもしれません。

そして何より、極端な考え方をずっとしていると、心も脳も疲れてしまい
うつ状態やうつ病のリスクも高くなります。


考え方を変えること、視野を広く持つことで気持ちは楽になれる


わたしが今までに書いた記事ですと、『事実だけを見ること』
そして、認知行動療法がお勧めです。

関連記事:事実を見る練習をしましょう

『事実だけを見る』

とすれば、上記に書いた例から挙げると

「声を掛けたけど返事がなかった」

「仕事でミスをしてしまった」

こういう形で事実だけを切り取るような感じです。

人は自動思考という、思い込みや考え方の癖により
物事を一方的だったり、表面的にだけ見て決めつけてしまうことがあります。

ですが、その自動思考を和らげることにより、気持ちが楽になって
考え方の幅も広げることもできます。

気持ちが楽になれば、人間関係や仕事も、もっと気持ちよく
できるようになるのではないでしょうか。

完璧主義者と周りから思われる人は、極端な考えを持っているため
こだわりが強いと見えると思います。

そのため、人と衝突してしまうことも少なくないかと思うのですが
思考が変わると、自分自身が柔軟な考え方を持てたり
視野を広げて物の見方をできるようになるので、周りの人の意見も
聞きやすくなったり、自分を成長しやすい環境が整うのではないかと思います。

何より、心身が健康的になると思います◎

2019/10/01

うつ病で闘病中の友達に認知行動療法を行なってみました

こんにちは。

季節の変わり目、みなさん体調など崩されていないでしょうか?

わたしは喉が少し痛くなり、必死に殺菌のうがいとのど飴
それから外出時はマスクを使用しました。
悪化しないことを祈ります。

さて、今日はうつ病と闘うお友達から着信があり
久しぶりに電話で話すことがありました。

その際に、ついに認知行動療法を行うことができたので
今日はそのお話をしたいと思います!


うつ病の友人が抱える苦しみ


病院や薬を変えながら、1年半以上、うつ病と闘っている友人。

辛さや苦しみというものは、計り知れないものがあります。

なかなか人に理解してもらうことが難しかったり、人に打ち明けることも
勇気がいることもあると思うのですが、彼女はわたしに
どんな辛いことも話してくれていました。

ゴールが見えない、将来への不安、生きる気力が湧かない脱力感など・・・

毎日を過ごすことで精一杯なことでしょう。


苦しい時は、思考は偏りやすいということ


今までも書いてきました通り、人にはそれぞれ生きてきた中で
考え方の癖というのが出来上がってきます。

時にはそのことで人と衝突したり、躓くこともあるかもしれません。

大事なことは、そういう時にいったん立ち止まることです。

ただ、苦しい最中にいる時は、その立ち止まることさえ難しいことがあります。

考え方のバランスが崩れると、どんどん悪い方向へ考えてしまい
ネガティブな気持ちを持ち続けたり、人間関係を悪化させたりなど
悪循環に陥ってしまうこともあります。

そして、自分自身がずっと辛い感情を抱え込んでしまうことになるのです。

そういった時に、考え方のバランスを良くし、気持ちを楽にし
可能ならば新しい考えを生み出すのが『認知行動療法』です。


うつ病で苦しむ彼女に認知行動療法を試してみた結果


電話での、口頭で行うという形になったのですが、彼女が
認知行動療法に興味を示してみたので、やってみることに。

これを行うと、その人の“自動思考”というのが顔を出します。

つまり、本人を苦しめている“考え方の元”にまずたどり着くのですね。

そして、その自動思考から視野を広げるように療法を進めていきました。

結果、最終的に彼女から「気持ちが楽になった!」という言葉を
聞くことができました。
とってもとっても嬉しかったです!

ここで彼女と行なった認知行動療法の結果を詳しく記します。

自動思考
 2週間毎に薬を試すことが辛い、ゴールが見えない不安

療法後の新しい思考
  新しい薬で抱えてた不安が解消されたことが嬉しい、
  近道ではなく、遠回りでも少しずつ改善できるかもしれないという希望

この結果は、側から見ていたわたしは感じていましたが
周りがどう思い、どう告げるよりも、自分で実感し、考えていくことが
何より大切だと思うのですね。

今日こんな風に結果が出るとは思っていなくて、心から嬉しかったです。

日常に落とし込みやすい認知行動療法を学ぶことができて
とても実りを感じています。

自分自身にも日頃から心がけてやっていきたいなと思いました。

2019/09/30

自分に自信をつけるために小さな“できた”を育てる

こんにちは。

みなさん、いかがお過ごしでしょうか。

今日のテーマは“自分に自信をつけること”です。

“自分を好きになること” “自分を信じること”
にも繋がるお話かな、と思います。


自分に自信が持てないまま生きてきた私のこと


わたしは、もともと自分を信じる力が強い子だったと思います。

しかし、家庭での出来事、学校でのいじめ、様々な出来事を通して
16歳くらいの頃にはすっかり自信を失い、未来への希望はゼロになり
絶望感でいっぱいになっていました。

母から伝えられたことで印象的な言葉があります。

3歳くらいのわたしが母に向かって、

「お母さんは自分のことが嫌い?
 自分のことが嫌いって悲しいね」

と言ったそうです。

弱りきっていた10代の頃は、この言葉を思い出しては号泣していました。

それは、自分を好きでいられないことがこんなに苦しいとは。
と思っていたからです。


自分を好きになるには、自分自身をありのまま認めること


自分を好きになれない、自分に自信が持てないとは言っても
周りの人々の中にも同じような方はたくさん居ました。

日本人は総じてそういう方が多いように感じています。

自分を好きになることは、自分を認めることです。

それは、自分の良いところも悪いところもひっくるめて
ありのままを受け入れるということです。

そもそもが、人の持つ性格とは、短所と長所が常に背中合わせなのです。

例えば、神経質、というと、悪いイメージがありませんか?
けれどそれは、「よく気がつく」「細かいところまでよく見ている」
とも取れるわけです。

他の方が気がつかないようなことに気づく力も持っているのですね。

注意すべきは、その性格が悪い方へ強く出ていた場合です。

神経質なことで仕事や人間関係に支障が出る、自分が苦しくて辛くなる、
人の悪いところばかり目がついてしまう・・・などなどです。

ですから、まず、もしあなたが自分の欠点についてコンプレックスを
持っていたら、その良い面はないか?と考えてみましょう。

性格も、バランスが保たれている状態であることが大切です。

自分では分からないな、と思う場合は、ぜひ周りの人たちから
積極的にフィードバックを受けましょう。

関連記事:フィードバックを大切に


自信をつけていくにも、無理をしないで小さなことから始めましょう


では、自分に自信をつけていくためには?

それは、小さな“できた”をたくさん集めていくことです。

無理に目標を立てたり、大きなゴールを目指す必要はありません。

“できた”という気持ちは、達成感を得られ、自分の成長に繋がります。

それが少しずつ重なり、山のように高くなれば、失敗や躓くことがあっても
しっかりと立ち直ることができます。

その、小さな“できた”を一人で作るのが難しい・・・そんな時は
周りに助けを求めたり、甘えることをお勧めします。

一人で頑張りすぎないことも、非常に重要です。

よく、依存は良くないと言いますが、自立しすぎていても
手放してしまうものや人が増えて、寂しさや苦しさに
繋がることもあるのですね。

依存と自立。
それもバランスよくできていることが望ましいのです。

さて、肝心の“できた”とは、どんなことで感じればいいのか?
と思う方もいると思いますが、それは人それぞれです。

例えばわたしの友人のようにうつ病など病気を抱えている方と
バリバリ毎日仕事に出ている方では、“できた”と思うものが
一致しないことでしょう。

自立しすぎている方は、誰かに頼ることが“できた”も素敵だと思いますし
今日は午前中に起床することが“できた”でもいいと思います。

誰かと比べるのではなく、自分だけの“できた”を見つけ、作り出しましょう。

一つ一つ“できた”を積み上げていくと、勇気が出しやすくなったり
前を向きやすくなったり、ネガティブな気持ちに引っ張られすぎる
ということも少なくなるかと思います。

わたし自身も、毎日の中で積み重ねている最中です。

そして変化に気がついた時、
「ああ、小さい頃の持って生まれたわたしの資質が戻っているような感じがする」
という感覚を得てきました。

これはわたしの場合に過ぎませんが、みなさんにもぜひ
誰と比べることのない、素晴らしいあなたでいてほしいと思うのです。

2019/09/28

人付き合いについて改めて考え見直してみる

こんにちは。

さて、今日はわたしがまさに今していることをベースに
お話したいなと思います。


人間関係を見直し、自分を見つめ直す


みなさんは、どんな人間関係を築いていますか?

無理に付き合わないといけないような関係、
NOと断りにくい関係、

時々自分自身を悩ませたり、苦しませるようなことを
抱え込むことになってしまってはいないでしょうか?

そういう時は、自分自身と向き合い、人間関係を見直す時期なのかもしれません。


人との付き合いを整理することは前向きなこと


人間関係を整理するとなると、ネガティブな気持ちが生まれる人も
いるかと思います。

ですが、自分と気の合う人、一緒にいて成長できたり心地よい人を
自分できちんと選んでいくということは、大切なことだと考えます。

自分自身が苦しい付き合いをするということは、結果的に
自分にも相手にも成長できないのではないかと思うんですね。

誰とも信頼関係を築けない、コミュニケーションが上手くいかない、
という方はぜひ、今まで書いた記事の中からヒントを見つけて
欲しいなと思います。


今自分の頭にパッと浮かぶ人たちはどんな人?


わたしが今浮かぶ人というのは、本当に素敵な人ばかり。

そうは言っても、数は少ないものです。

そもそもわたし自身、殻に閉じこもりやすいタイプでしたので
まずはそこからじっくりと向き合い改善してきたところなので
心を開いて話せる人というのは、ごく限られた人です。

ですがその限られた方々には、本当に良い刺激を頂けたり、
前を向けたり成長できたりと、プラス要因がとても多いのですね。

精神的にも、この人のことが大好き!と思う幸せな気持ちと、
会えたり話せた時の幸福感や満足感を得る度に、感謝の気持ちで
いっぱいになります。


自分にとって試練とも取れる経験もしながら


そんなわたしですが、少し前は苦しい気持ちを抱えることもありました。

それは、自分らしい自分で振舞えてないこと、無理をしてしまうこと
それらが重なる人付き合いは見直さなくてはならないと思ったのです。

そして、そういう苦しさを抱える間柄というのは、やはりなかなか
スムーズにことが運ばないことが多いのですね。

わたしが体調を崩した時に、連絡を控えてそっとしておいて欲しい
いという気持ちを素直に伝えたりしても、相手はペースを変えることなく
わたしはそれに対して、NOと言えずに苦しくなってしまったりしました。

また、相手を傷つけたくないという気持ちを持っていたので
余計に自分自身が一人で辛くなっていく一方です。

そんな時に、パンクしてしまいました。
それは発作が起きるということに繋がるまで、無意識に膨らんでいたのです。

そこで、一番守りたいものは何か?と考え、「自分の健康だ!」と思いました。

相手を傷つけない言い方を精一杯選んで伝えたら、もうそれで十分。
自分のペースをしっかり確立するために、今までと違うスタイルを
選ぶことにしました。

発作はお薬で、そしてプラスで自分で心理学を勉強し、自分自身に
落ち仕込んでいるうちに、自分の中で大きな変化が起こっていきました。

それは小さい時の自分に遡るほど過去の自分。
自分らしい自分が久しぶりに戻ってきたような感覚を覚えました。

完全ではないと思うのですが、それでも自分にとってはすっごく
気持ちがよく生きやすいんですね。

苦しい、と思った時に自分を見つめなそうと思ったからこそ、
得られたものなんです。

実はこういう、苦しい時や悩んでいる時、問題を抱えている時というのが
自分にとってチャンスだったりします。

自分自身と向き合い、どういう人間関係を築いていきたいか?
どんな人生を歩んでいきたいか?

そういうことをゆっくり考える時間を取ることも大事なのではないでしょうか。

みなさんが、大切な人たちと素敵な時間を過ごせますように。

2019/09/18

認知行動療法を勉強して夫に試してみた話

こんにちは。

少し秋めいてきましたね。

秋生まれのわたしは、秋が来るのがいつも待ち遠しいです。

台風の被害が深刻で、自分の今ある生活にただただ感謝する日々です。
当たり前のことがそうでなくなる日。
来て欲しくはないけれど、色んなことを考えていかなければなりません。
自分のできることから、始めたいなと思うこの頃です。
被害が拡大せず、1日でも早く安心して暮らせる日が来て欲しいと
願ってやみません。


長らく鬱で苦しんでいる友達のこと


わたしがここ数年で出会い、唯一無二の友人となった大切な人がいます。

その彼女がここ1年半ほど鬱状態でとても苦しみ、そして闘っています。

わたしは病院で診断こそされませんでしたが、鬱っぽい状態が
酷い頃がいっときありました。

何に対しても楽しいと思えず、興味を持って何かに取り組もうという
意欲が湧かなくて、体は鉛のように重たくなる日々。
このまま年だけ重ねていったらどうしよう?と心配で仕方ありませんでした。

そのわたしの状況とまったく同じではないと思うものの、
彼女も似たような苦しみや焦燥感に駆られているようです。

副作用に苦しんだりしながらも、効く薬はないかと諦めずに
チャレンジを続けています。

それを横目に、いつもできることはないか?と考えていました。
自分の非力さを痛感する日々の中でも、彼女のことを想ったり
考えることをやめたくないと思うのです。


認知行動療法とは、そもそもわたしがブログ上でも目指していたもの


そんな中、心理学でとても気になっていた『認知行動療法』
心療内科や精神科でも使われる療法なのですが、
個人で使うものではないと思い、あまり詳しく調べていませんでした。

病気を患っている患者さんや、カウンセリングに
訪れるクライエントさんには、プロの方の適した療法が
一番重要なのだと思います。

そもそも『認知行動療法』とは何か?という話になるのですが、
わたしが今までブログで目指してきたことではあるのです。

“もの(現実)の見方や受け取り方”を変えること

わたし達は生きてきた経験から、考え方の癖や思い込みというのが
しばしば無意識に出来上がってくるものなのですね。

時にはそのことで、自分が悩んだり苦しんだりします。

それを、楽になるように変えていくことです。

わたしは夫に「歯の矯正のように、考え方の矯正をするのじゃない?」
と言って説明してみました。

歯の矯正というのは、見た目のこともありますが、体の健康面に
繋がることが多く、そのために治す方も少なくないはずです。

心のことも、考え方を心の健康のために矯正できる、ということです。


日々の生活に認知行動療法を落とし込んでみてもいいかも?


苦しんでる友人に使う機会があるかは分からなかったけれど、
方法を分かりやすく書いてくださるサイトを発見し、
夫に協力してもらって試してみることにしました。

彼に対して「最近どのようなことがありますか?」と訊いてみたところ

「奥さん(わたしです)の体調が良くないみたい」と言いました。

彼はあまり不安や心配事を抱えるタイプではなく、悩みも持たないので
この療法に何か成果があるのか、自信がないところからスタートしました。

そして、「そのことについて、どのように考えましたか?」と
続けてわたしが夫に尋ねてみたところ

「痛いのは可哀想だから早く治ればいいなと思った」と答えました。

この流れは、普段の生活でもよくする会話でしたので、
こんな感じで進むよね、と想定内の範囲です。

ところが・・・
認知行動療法のステップをすべて終えた時に、最後に夫が

「そっか!」と、閃いたような驚きにも似た明るい表情を浮かべました。

「君(わたし)が体調が悪いなら、僕が代わりにやってあげればいいんだね」

という発言が出てきたのです。


あまりの体調の辛さに頼んでしかめ面をした夫が自発的に家事を


夫は朝から夜まで働き、何時間もかけて通勤している身。
対してわたしは専業主婦。

彼にこれ以上負担は掛けるべきではないし、健康でいてほしい。
だから極力家事や家に関することは自分でやろう。
そう思って日々を過ごしているわたしなのですが、
時には持病が酷くなったり長続きして、精神的にも辛くなることがあります。

そんな時、断腸の思いで夫に「ゴミを出してきてくれない?まとめてあるから」
とお願いしてみたことがありました。

しかし、疲れ切っている彼の表情から察するに答えは「NO」

その時のわたしは
「ああ・・・ゴミを捨てることを頼んだだけなのに・・・
それすらも協力してくれないなんて・・・自分がやらなきゃダメね」
と酷く悲しい気持ちになってしまいました。

わたし自身の中では、彼に頼みたくない気持ちがある一方で、
せめてこれだけやってもらえたら・・・という希望も併せ持っていました。

しかし、彼の辛そうな表情を見て、これ以上頼むことは
自分自身の悲しみも増やす一方だから、無理してやることもない、
それくらいで大きく困ることもないからもうやめよう、と
思うことにしたのです。

それが、認知行動療法の一連を終えた後、彼は
「そうか!そういう考えがあったか!」と、気持ちに変化を感じ、
自発的に家事をするという行動へ移していったのです。

わたしはびっくりしてしまいました。
そして、その彼自身から自然に生まれた、わたしに対する優しく
気遣う気持ちと、わたしのために自ら率先して家事をしてくれる姿に
胸がいっぱいになりました。

その時の感動と感謝の気持ちは、胸から溢れ出そうなほど
大きいものだったのです。


誰の気持ちもネガティブになることなく、自然と良い方向へ


上記に書きました、認知行動療法前と後の違いがお分かりでしょうか?

後の方が断然、お互いにとってストレスや無理強いすることなく
自然で穏やかで、ネガティブな気持ちが一切生まれてないのです。

夫はこれといった大きな悩みも抱えていませんでしたが、
こんな日常の些細な出来事に対しても、
「認知行動療法ってすごいね!新しい考えが生まれたよ」
と言って感動していました。

自分をダメだと思っている、周りに対してネガティブな気持ちばかり持つ、
そんな苦しい気持ちから解放されるチャンスと捉えることができます。

わたしが常に心がけている、ものの見方や捉え方を変えること。
そして自分の中に変化が現れることで、自分の心が楽に、
そして幸せになってゆくこと。

精神的な病を患っていなくても、日常を送っていく上で生じる
あらゆるトラブルや悩みも、ほんの少し見方を変えることで
解決してしまったり、自分の視点を大きく広げることができるんですね。

ぜひ、みなさんの心の片隅にでも残ってもらえたら嬉しいです。

2019/09/06

寂しさとはどこから来るのか?

こんにちは。

少しずつ秋に近づいている気配を感じてきました。

過ごしやすい気候になるとともに、ちょっぴり
寂しさを感じたりもする季節になっていきますね。

秋から冬にかけては、冬季うつ病、季節うつ病、
季節性の感情障害が起こることもあるようです。

病気はお医者様にかかるのが一番ですが、
寂しさというものにどう向き合うか?
寂しさはどこから来るのか?
というお話をできたらと思います。


わたし達が初めて“寂しさ”を感じた時


それは、お母さんのお腹の中から生まれてきた時です。

お母さんのお腹から切り離された時に初めて、
わたし達は「寂しい」と感じたようです。

それまで、お母さんのお腹の中で、お母さんと一体化していました。
わたしには記憶がありませんが、きっとぬくぬくしていて心地よく
安心感に包まれていたのでしょうね。

わたし達は“お母さん”から切り離されて、寂しさを知り、
大人になればそれが自立心を育てていってくれます。


どんな人も寂しさを抱えて生きている


先ほど書きましたように、お母さんから離れて初めて寂しさという
感情を覚えたわたし達ですから、生まれ落ちたその時から、
人との繋がりを求めるようになります。

誰かと繋がれた時、わたし達はお母さんのお腹の中にいたように
ホッと安心するのですね。

けれど一方で、人との距離ができた時や、離れるような出来事、
死別など、切り離され方が大きければ大きいほど、ダメージも
その分大きくなり、寂しさが膨れ上がります。


寂しさを知った上で人との繋がりに喜びを見出す


誰もが寂しさを持っているのですから、学校で友達がいなければ
寂しいと思うのも、秋や冬に人恋しくなることも、ごくごく
自然なことなのですね。

“寂しさ”を知った上で、誰かと一緒にいる時間を喜んだり
大切に思ったり、また寂しい時にそれを素直に伝えられていれば
“寂しさ”を解消しながらもうまく付き合えていることとなります。


殻に閉じこもると寂しさはどんどん増えていく


わたしは寂しいという感情があるものの、自分の殻に閉じこもりがちで
寂しさを募らせていく・・・といった経験が何度もありました。

無理やり殻を破るというのは簡単ではありませんが
自分で「破っていきたいなあ」という思いを抱いたり口に出したりして
寂しさを抱えすぎずに、人に伝えたり寄り添ったりお会いすることを
心から大切にし喜ぶようにしていっています。

少しずつそういうことを実践していると、ちょっと寂しい思いをした時に
温かさを思い出して乗り越えたり、また素直に友達や夫に
「今こんな感じで寂しさを募らせているんだ」と言うこともあります。

人に寄りかかりすぎることを心配したこともありましたが、
口にして正直に伝えてみることで、逆にしっかりと心が
自立していくように感じています。

上手く寂しさを癒すことができずにいると、以前「共依存」に
ついても書いたことがありますが、何かに依存して紛らわせようと
してしまい、酷くなると依存症ということになってしまいます。

関連記事:久しぶりに共依存のセルフチェックをしました

浮気や不倫というのも、突き詰めると原因は寂しさを抱えた結果、
ということをよく耳にします。

身近な人と“寂しさ”について改めて向き合ったり共有してみることも
大切かもしれません。

2019/09/04

本当に辛い時に泣けないのは心の防衛反応

こんにちは。

みなさん、心身ともに健康にお過ごしでしょうか。

今日はご自身や身の回りに起きそうなお話を
少しさせていただきたいと思います。



「泣きたいのに泣けない」のはなぜ?


 ・大好きだった人と別れてしまった
 ・大切な人を亡くしてしまった

このような経験をしたことがある方は、そう少なくないかと思います。

親族で言えば、自分のおじいちゃんはおばあちゃんが
亡くなる、という経験をすることが多くの人にとっての
初めての死別なのではと思います。

また、心から想う人、こんな人とは二度と出会えないと思うような人と
別れることになってしまったり、離れ離れになってしまうような時・・・

すごくすごく辛いはずなのに、なぜか涙が一滴も流れない・・・











2019/08/28

不平不満から抜け出すためには

こんにちは。

今日もわたし自身が体験した話と共に、
記事を書いていこうと思います。

テーマは“不平・不満”です。

不平不満ばかりを抱く心理とは?


不満なことばかり話している人のに付き合うのは、
疲れてしまったり、いい気分にならなかったりしますね。

また、自分自身で不満を言いつづけている時さえ、
良い気分ではいないことでしょう。

不平や不満ばかり述べている方への印象としては、
誰かに対して満足がいっていない、というように受け取ることが
多いのではないでしょうか。

周りの誰かに対して責めているように見えがちですが、
実は自分自身に乗り越えたり解決していく力がない、
と思い込んでいる結果だったりします。
つまり、自分に力がないよ!と悲鳴をあげているようなものなのですね。

自分に力がない不甲斐なさや無力さを
“誰か”に満たしてもらおうとします。

そうして自分へではなく、周りへと求めれば求めるほど、
満たされないことが続いて、不平・不満ばかりを抱える、
ということになってしまいます。


不平や不満は自分自身に力がないという思い込みから生まれる


今現在起きている状況を、自分の力で乗り越えられる、
と、自分自身を信頼していれば、不平や不満は持ちません。

しかし、自分では無理、と無意識に思い込んでいれば、
その気持ちは他者へと向けられます。

わたしも一時期、不快な気分がずーっと続いていたことがありました。
それがなぜなのか分からなかったのですが、これだったんだ、と。

“誰か”が解決してくれること、助けてくれることを
強く求めていた時期があります。

その頃、自分自身でも努力はしていたのですが、
他者に向ける不満というのは持っていました。

今思うと、本当に、自分が変わることがいちばんの近道であり、
気持ちが楽になる最短の方法であると分かるんですけどね。

そもそも、不平や不満を持ち続けたい人はあまりいないと思うので
心からなくなってしまった方が嬉しいですよね。

わたしは心理学を自分に落とし込んでいるうちに、
その『自分を信じる力』が少しずつ養われて変化してきました。

カウンセリングを受けているともっと早いんだろうなと思います。

その変化を最近感じていて、不安だけでなく、不満も
感じなくなってきたなぁと実感しています。


自分自身の力を信頼してみること、自分の問題として取り組むこと


もし、あなたがいつも自分が不平や不満ばかり持っていて
苦しかったり、不快な思いをしていたら・・・

まずは、自分自身を信じることから始めてみましょう。

「状況は、自分自身でいくらでも変えていける!」と。

つまり、自己肯定感がとても大切になります。
自己肯定感が少ない場合は、自己肯定をすることをまず
目標にするといいのではないでしょうか?

自己肯定感は、「こんな自分でもいいんだ」と思うこと。
ネガティブな感情も、受け入れてあげること。
日頃から、「今日はムカついちゃったけど、そんな自分もいるんだな」
とか、「腹が立ってるけど、怒っちゃいけないと思わずに受け入れよう」
という風に、そのままの自分を受け入れていくことが大事です。

自分で自分のことを信頼できるようになると、他者に委ねようと
しなくなっていきます。

そうすると、自ずと不満な気持ちも減りますし、
気持ちも楽になるのでは、と思います。

また、不平や不満ばかり言っている人への見方も、
今後変わりそうな気がしませんか?

「一緒に考えて、乗り切りましょう」と歩み寄ってみると
もしかすると別の道が開けるかもしれませんね。

2019/08/20

諦めることは悪いことではなくチャンスです

こんにちは。

今日も読みにきて頂きありがとうございます。

天候が不安定ですが、みなさま体調は崩されていないでしょうか。
これから少し気温も下がるようです。

今日のテーマは“諦め”についてです。

諦めるっていうと、ネガティブなイメージを持つ方が
多いのではないでしょうか?

かくいうわたしもそうだったのですが、最近違った見方をしています。


諦めることは終わりではなく始まり


わたしの最大の諦めは体がおかしくなりだした、25歳くらいの時です。

20歳前後の数年を引きこもりがちだったわたしにとって、
外に出ること、もう一度人と関係を持ってみること(信頼すること)、
働いてみるということはとても勇気がいることでもあり、挑戦でした。

一歩足を踏み出した時の世界の見え方は、なんとも素晴らしいものでした。

ずっと閉め切っていたドアをついに開けて、新しい世界に飛び込んだのです。

しかし無情にも、その時やっていた接客業、カメラを使っての写真撮影を
諦めたほうがいいでしょう、とお医者様に言われました。

体の痛みと心の絶望で、わたしの心はすっかり閉じてしまいました。

その時の辛さを思い出すと、今も涙が出てしまいます。

わたしはそのことを、受け入れているようで受け入れきれておらず、
また乗り越えたつもりでいて、乗り越えられていませんでした。


きっかけはセラピストの先生の言葉


本当に親しいと思う人にしか、吐露していなかった自分の気持ちを、
治療を数年してくださっている、年下の男性の先生(イケメンです)に
ついに吐露してしまった時のことです。

わたしはなぜその時吐露したのか、それができたのか、分かりません。
そういうタイミングだったのか、聞いて欲しかったのか、
幻滅されてもいいと思ったのか、それともそのすべてだったかもしれません。

その時、担当のセラピストの先生がおっしゃいました。

「とこさん、僕も若い頃と比べたら、いろいろできなくなってますよ」

つまり、“老い”というもので、誰しもが若い頃から比べて
変化を感じているということを、わたしはその時にハッと気づいたのです。

そしてさらに、わたしの胸をつく言葉が待っていました。

「24歳のとこさんがやっていて、今のとこさんができなくなったことは
あるでしょう。でも、今のとこさんだからできることもあるのでは?」

わたしの目からウロコが飛び出しまくりました。

初めは「え?まさか、10年前と比べて今できることなんてあるぅ??」
と思ったんです。

でも、なんだかその先生の言葉がわたしの中に自然とスゥーッと
入っていってくれたんです。


諦めは新しい自分やチャンスとの出会いや始まり


わたしは自分の輝かしい時代にずっと執着していたのですね。
だからこそ、苦しくなったり悲しくなったり、
時にはわぁっと大泣きしていたこともありました。

けれど、その先生の一言でわたしの考えは180度ぐるっと変わりました。

きっと、変わりたいけど変われない自分がずっといたのですね。
その先生に、背中を教えてもらったのでしょう。

今の自分にできること
今の自分がしたいことってなんだろう?

自分と向き合い、家で家事をする・休む・落ち込む以外のことで
やりたいと思うことを探しました。

そして今、生活が徐々に変化しつつあります。

苦しい執着を手放すことで、新しい自分や生活が待っているんです。

もちろん、すべての苦しさは無くならないでしょうし、
体や心が辛いと思う時というのは日々の中で必ずあるはずです。

しかし、自分の心が新しいことへ、
今までとは違う方向へ向かっている時というのは、
あまりネガティブなことばかりに捉われなくなるので不思議です。


諦めることは、あなたに何かを教えてくれている


諦めるという言葉は悪いことだったり、ネガティブに捉えがちですが、
それだけではないと思うんですね。

諦めるまでの間に、一生懸命取り組んだり、頑張ったり、
前を向こうと必死だったご自身がいるのではないでしょうか?

ただ、諦めることによって、何か別のものが先に待っていたり、
休むことを教えてくれたり、もうやめていいんだよと
心がサインを送ってくれているのかもしれません。

わたし達は“諦め”によって、そこから学びを得て、
次のステップへと進むことができるはずなのです。

“諦め”とは“新たなるスタート地点”と考えてみると、
ネガティブな気持ちよりもポジティブな気持ちで
満たされるかもしれませんね。

みなさんも、「諦めた自分は良くない」と思わずに、
「自分はこれまでよく頑張ってきたなあ、そこから何を学ぼうか」と
自分自身に労いの言葉を掛けながら、新しい自分とぜひ出会ってください。

わたしも、今までの自分に「よく頑張ってきたね」と言ってあげたいです。

そして今一人だったり、夫とだったり、新しいことをワクワク考え中です。

いろんな人から応援されて、楽しい日々を送りたいと思います。

2019/08/19

面倒くさい気持ちから一歩踏み出す

こんにちは。

気温が高い日が続きますね。
本日も読んでいただきありがとうございます。

今日は、ブログのお友達と電話でお話をした際に、
「面倒くさがり」というワードが出てきたのですが、
その方がブログでもそれを書いてらっしゃいました。

でも、わたしからすると、そうは感じられないほど
いろんなことに着手していて、アクティブなんです。

今日はその話題にも上がった「面倒くさい」気持ちに焦点を当てて
記事を書いてみたいと思います。


面倒くさいという気持ちはどこから?


まず、わたし達が感じる“面倒くさい”という気持ちは、
一体どうして、どこから湧いてくるのでしょうか?
ということについてお話したいと思います。

・やらなきゃいけないという義務感
・強制をされて気持ちが反発的、不快感を感じる
・不完全では終わらせたくない完璧主義な気持ち

面倒くさいという気持ちになるのは、
こんな感情があるからなんですね。

自分が我慢しなくてはいけなかったり、
何かを犠牲にしなくてはいけなかったりすると、
良い気持ちにはならないというわけです。

また、完璧主義な人は、完璧にできなければ始めたくない、
という感情があります。

これ、実はわたしが該当します。

白か?黒か?
完璧にやり遂げるか?一切手をつけないか?
という二択な場面が多いことになります。


面倒くさいと思わずに取り掛かるには


では、どうしたら面倒くさいと思わずに、物事に取りかかれるか?
ということなのですが、それは

『しなければいけない』という気持ちを持つことをやめて、
『しよう』と思えるような意味を自分で見いだすことです。

それをすることで、自分がどんな気持ちになるか?
家族や同僚に、どんな良いことが起きるか?
良い面を考えて、意味を見つけていくことです。

冒頭に書きました、わたしのお友達は自分自身で
「面倒くさがり」とおっしゃっていたのですが、
なんだかんだ、きちんと取り組まれていて、すごく尊敬していました。

きっと彼女は、『それをやる意味』を自分の中から
見出していたのではないかな、と思うんです。

最近、関係性がある記事を書きましたので、
ぜひこちらもご参考に。

関連記事:しなければという思いは楽な考え方へシフト


完璧主義は不完全でもOKを出しながら取り組もう


ではわたしのような完璧を求めてなかなか着手できない方の場合。

わたしが実際夫と何かをする際に、
「完璧にできないならやりたくない」と口にしていました。

夫はその考えではないので、やれる範囲でやればいいんじゃないか、
という意見です。

それが実は答えです。

『やれる範囲でやる、全部できなくてもOK』とすることです。

「今日はここまで」と決めるのでもいいと思いますし、
「完璧に終わらせなくてもいいか」と思うことでもいいと思います。

全部終わらさずに、少し残してみる練習をしてみるのもオススメです。

わたしは実際、全部やれなくていっか。と思うようになってから、
“ちょっとずつ”を日々やるようになり、結果的に物事が変わり始め、
動き始めるようになりました。

「大変で、面倒くさいなあ」という気持ちがいつもあったのですが、
いつの間にかあまり感じなくなっていました。

また、わたしの友人のこんな一言も心が動くきっかけになりました。

「あなたは十分なのに、もっと上を見すぎて『できてない』と言っている」

こんなこと言われて、この人からはそう見えていたんだ、と
なぜだか嬉しくなったんです。

と同時に、何かハッとするものがありました。

完璧を目指す人というのは、不完全な自分を許せないという気持ちを
抱えている方が多いのではと思います。

でも、完璧な人間というのは一人もいませんから、
完璧にできない自分を受け入れ、許していくことも
大きな一歩ではないかなと思います。

2019/08/16

誰かがあなたを非難した時の処方箋

こんにちは。

今日、instagramを見た時にふと思ったことがありまして、
それを記事にしてみようと思います。

instaを開いた時に、何気なくオススメに出てきた写真を
クリックしてみました。
ミニマリストで掃除が行き届いていそうな綺麗なお部屋でした。
その中の一枚の写真をクリックしてみたところ、
衝撃的なことが書いてありました。

どれくらいフォローがある方が覚えてないのですが、
どうもかなりの人から見られている方のようです。

DMを通じて、非難のメッセージがいくつも届いていたようなのです。

わたしはご本人ではないですから、詳細は分かりません。
でも、それをきっかけに、非難する人の心理についてと、
非難を受けた方への処方箋をお届けしたいと思います。


匿名性は誰かを非難したり攻撃しやすい


ネットが普及して、匿名で簡単に言葉を交わせる時代になりましたね。
本名や顔が分かれば、慎重に言葉を選ぶかもしれませんが、
匿名というのは、より感情的に相手を攻撃してしまうような
危うい面があると思っています。

わたしもかつて、ずっと昔に遡りますが、匿名のメールなどで
全く知らない人から非難を浴びたことがありました。

ですがここで一つ気をつけていただきたいことがあります。
一見匿名と思っていても、完全匿名ではないということです。

今は少額訴訟を行う方が増えているとか。
匿名でやっているつもりでも、ある日突然裁判所から訴状が届く、
なんてことがないとは限りません。

自分の言動の影響を考えて行動することが大切ですね。


非難や批判をする人の心理とは


誰かを非難する人にはいくつかタイプがあると思うのですが、
まずよくあることというのは

・自分の価値観を押し付ける人

 このタイプの人は、自分の考えや価値観が正しいと思っていて、
 それができてない人に対して押し付けてしまいます。
 また、その人自身が自分自身に「こうでなければいけない」と
 強く思っている場合が多いでしょう。
 「こうしなさい」と言われてきた人は、自分もするのだからと
 相手に要求することがあります。
 コントロールされないように気をつける必要があります。

・あなたを羨ましいと思っている人

 あなた自身やあなたの環境を羨ましいという気持ちが妬みに変わると、
 批判や非難する人がいます。
 以前記事にも書きましたが、羨ましいという気持ちを前向きに使い、
 自分自身の幸せや生活向上に力を注ぐ人と、相手を攻撃して
 その素晴らしい位置から引きずり降ろそうとする人がいるのです。
 元々にあるものは、あなたのことを「素晴らしい」と思うところから
 生まれて来る感情です。

 関連記事:嫉妬や羨ましさは前向きなパワーに変えて


自分に自信がない、自分に価値がないと思っている人が多い


他人を非難する人というのは、無価値感を感じる人が多いと思います。

「自分もそうありたいけど、そんなことできっこない」

そんなネガティブな気持ちを持ち続けています。

自分が理想のところまで上がれないと思い込んでしまっていて、
相手を自分の思っている価値まで下げてやろうとあれやこれやと
手段を尽くします。

それはその方自身の抱える問題であり、あなたとはまるで
関係のないことなのです。


価値観を押し付けられても、従わなくていい


ルールや法律を破っているのなら話は別ですが、
考え方や価値観というのは、皆それぞれ持っているものなのです。
暮らし方も人の数だけありますよね。

自分に自信がない人は、価値観を押し付けられた時に
それに従ってしまうことがありますが、そこで一旦立ち止まって
すべてに従う必要があるのか、一度ゆっくり考えてみましょう。

正解・不正解というのは誰が決めるのでしょうか?
教わった人、環境によって、いくつも答えがあるかもしれませんね。


非難された時は、真に受けずに肯定的に受け取りましょう


批判や非難を、すべて真に受ける必要はありません。

ただ、あなたとどの程度親密な関係であるか、
全く知らない人なのかによって、あなたの対応も変わってくるでしょう。

頂いた発言の中に、「そうだな」と思う部分があれば拾い、
自分自身の成長や、より良い生活のために活かすことも素晴らしいと思います。

でも、すべてを真に受けて傷ついたり、言う通りにする必要はないということ。

まずそれを心に留めておいてくださいね。

もし、あなたのことを本当に思って苦言を呈してくれた人ならば、
耳を傾けて、その言葉を心の中にそっと置いておくのもいいことだと思います。

非難を受けた言葉を鵜呑みにせず、でも批判されて改めて気づいたことがあったり
自分がもっと成長できる点があるかも?と自分を見つめ直す機会にできれば
あなたはもっともっと素晴らしく、素敵になることでしょう。

その時には、周りからもっと素晴らしい、羨ましいと思われている
あなたが居るかもしれませんね。きっとそうなるでしょう。


もしできるならば、相手のことを許してあげましょう


自分に自信がない、自分に価値を感じない、そんな人のことを
あなたはどう思うでしょうか?

その人たちはきっと、心が寂しさでいっぱいなはずなのです。

生まれてきたばかりの赤ちゃんをイメージしてみてください。

誰かを攻撃してやろう!なんていう思いを抱いて
生まれてくる赤ちゃんはいるでしょうか?

きっと、批判や非難をしてしまう人も、辛い思いをしてきた人が
多いのではないかと思うのですね。
その心が癒される日が来ればと願ってやみません。

許すことなんてできない!と思ってしまう場合。

許すことで、あなたが解放されて気持ちが楽になるため、
という感覚を持ってみてください。

また、どうしてもできない時は、どうしてもできない自分を
そのまま受け入れることから始めてみてください。

2019/08/15

物事の受け取り方で気持ちに変化が

こんにちは。

以前記事に書いた話に少し通じるかな、というような
お話を今日は書きたいと思います。


関連記事:今あるものに感謝して生きる
     自分の見方で世界は違って見える


楽観的に生きる人が羨ましかった自分


ちびまる子ちゃんのお父さんヒロシがこんなことを言っています。

「生きるか死ぬか以外のことは大したことない」

わたしはこの発言がずっと深く印象に残っています。

周りにも、失敗をしたり、トラブルに巻き込まれた際にそのことを
クヨクヨと引きずらないどころか、前向きに捉える人がいます。

わたしはそれが非常に羨ましかったんです。

また、友人は言いました。

「3.11を経験して、帰る家があるだけで幸せなことだと思うようになった」

わたしはその発言に、なんて素晴らしい考えだろうと思いました。

このように、起きたこと自体が辛いことや災難だったとしても、
今ある状況を前向きに捉えている人は、ネガティブな感情を
強く持つことが少ないのですね。

そう、まさに、以前書いた記事のように、
カップに半分飲み物が残っていたとしたら、

「あ、まだ半分も楽しめる♩」という捉え方をすることができるのです。

わたしにはそういう風にはなれないかなあと思っていました。


心理学を自分に落とし込むうちに変化が


今まで書いてきた記事というのは、わたしが実際に実践して
経験したことを書いてきました。

特にこの半年間の間で、自分に変化が起きていることを実感していて、
物の見方・捉え方に大きな変化を感じています。

それは例えば、夫と近所へ出かけた時の些細な言葉にも現れます。

買いたいと思ったものを求めに出かけ、着いた先でなかったとします。

夫は、「なかったよ、残念だったね」と言います。

以前のわたしは、
「え〜せっかくここまできたのに・・・(時間も勿体無かったな)」

なんていう風に思ったりもしました。

しかし、同じようなシチュエーションで現在は
「そっか、それは残念だけれど、他にいいものが見つかるかも」とか
「なかったのは残念だけど、近所でも二人で散歩になって楽しかったね」
という風に感じるようになっていたのです。

先日、夫と都心へ出かけた際、山手線のホームから
降りる人達で階段がいっぱいになったことがありました。

階段を上りたいわたしや夫は、その大勢の人が何列も降る中、
一番端の列に縦になって上がっていました。

すると、ものすごいスピードで降りてくる中年男性が、
新聞紙で上るわたしたちを叩きながら過ぎ去って行ったのです。

わたしは思わず「痛い!」と口に出してしまいました。
あまりにも驚いて、振り返ったほどです。

ほとんどの人が降りる人の列で階段を占めていたというのに、
その男性は上がるたった一列のわたし達さえ邪魔に思ったのでしょうか。

わたしは驚きとショックで、一瞬頭が真っ白になりました。

今までの自分ですと、そのことで頭がいっぱいになり、怒りさえ覚え、
お出かけが楽しい気分ではなくなってしまっていました。

しかし、電車に乗り込んだ頃には、夫に
「びっくりしたし腹も立ったけど、せっかく都心に来たのだから
気持ちを切り替えて楽しみたいね」と話していました。

回避グセの記事で書いたように、わたしは外に出ること=辛いことばかり
と思っていた時期があったくらいなので、こんなことが起きた途端

「ほら、やっぱり外なんて出ない方がいいんだ、こんなに
嫌な気分で過ごさなくちゃいけないなんて!」

という風に思っていたんですね。

関連記事:回避癖から抜け出して新しい挑戦を

もちろん、家の中に居続けるよりは外出した方が、危険もあるでしょうし
予測しない事態が起きることがあるのは実際そうなのだと思います。

けれど、それに捉われすぎてネガティブな側面しか見なかったり、
ネガティブな気持ちでいっぱいのまま日々を過ごすのは不健康です。
そもそも自分自身が苦しいですよね。

物の見方・捉え方が変わるということは、自分自身が変わるということで、
つまり、心がとっても楽になり、ハッピーに近づくということなのです。

生きているといろいろな経験をしますが、そこから学べることというのは
本当に沢山あります。

物事の受け取り方が変わると、前向きな気持ちを維持し、
心身が健康でいられるようになるのです。


辛いことがあったり、悩んだ時には


ぜひ、そのことを他にどう捉える見方があるか、考えてみてください。
イメージをしたり、自分自身と向き合う時間というのは大切です。

また、そこから何を学び取れるかと考えることにより、
後ろ向きな気持ちから前向きな気持ちへと変化することもできます。

例えば、あなたが失恋したてだったとします。
もしかすると、辛い別れから「もう恋愛はこりごり!いつも上手くいかない!」
なんて思ってしまうかもしれません。

本当にそうでしょうか?と、わたしは思うのです。
いつも上手くいかないということは、それだけ人と出会い、
あなたに惹かれる人がたくさん居たということ。
また、あなたが一生懸命向き合ってきたという素敵な面までうかがえます。

例えば、仕事で周りや上司から、辛い言い方をされ、
傷ついたり落ち込んでいるかもしれません。

そんな時、周りや上司の方々は、あなたを見込んで期待していて、
そういう言葉になってしまったかもしれませんね。
また、落ち込むということは、あなたが一生懸命仕事に対して
真摯に向き合っている証拠かもしれません。

物事をそういう風に捉えてみるだけで、辛い気持ちを長く持ち続けることが
減ってくると思いませんか?

無理に気持ちを変えようとする必要はありませんが、ふっとした時に
他の見方はないだろうか?と思い出して頂けると嬉しいです。

2019/08/05

「しなければ」という思いは楽な考え方へシフト

こんにちは。

暑い日が続きます。

心だけでなく、体もしっかり休めたりケアが必要ですね。

今日は、考え方を少し変えることによって
気持ちを楽にする方法のお話です。


「やらなければ」は苦しくしんどいもの


現在は共働きの方も増えて、女性の負担も大きいかと思います。
お仕事や家事に、育児・・・
わたしは想像しただけで、いつも頭が下がる思いです。

共働きのご夫婦でも、女性の方が家事や育児を中心にやっていて、
旦那さんがあまり協力的でなく、どうしても
「自分が頑張らなきゃいけない」と思ってしまうというお話を
時々聞くことがあります。

まず、手伝って欲しいときや助けて欲しいときは
I(私)メッセージを使うことをオススメします。

関連記事:I(アイ)メッセージという自己表現

本当はご主人に手伝って欲しいけれど、全部自分で頑張ってしまう・・・
それは心も体もつらいものですね。

「やらなきゃ」「しなきゃ」という思いを抱えて取り組むというのは
気持ちも体もしんどくなる一方でしょう。


自分のためにやるという考え方をしてみる


つらくなってしまう理由の一つに、

誰かのために

という気持ちがあるからだと思うんですね。

「家族のために」「子供のために」など。

少し心を楽にする方法の一つに、

自分のために

という視点で見てみることをオススメしたいです。

例えば、

「掃除をしなきゃいけない」は
「綺麗にすると自分が気持ちいい」という風に。

「食器を片付けなくては」は
「片付けをすると綺麗になって嬉しい」という感じに。

目の前にあることに取り組むことで『自分』が
どういう気持ちになるのか?どういう状況に置かれるのか?
と考えると、その行動は自分が自分のために取り組むものとなります。

人のためにやらなきゃいけないという気持ちが、
いつしかイライラやストレスになってしまい、
ますますしんどいものに変えてしまっている可能性があります。


それでもしんどい時は休養や助けが必要


いくら『自分』目線で取り組もうと思っても、つらさやしんどさに
変化がないという方は、休養が必要なサインかもしれません。

状態が深刻になる前に、しっかりとご家族やご友人に相談をし
協力をお願いしてみてください。

お金を使って、家事を外にお願いしてみたり、
心身がリラックスする場所に行ってみたり、
もっと状況が深刻な場合は病院へ頼ってみたり、
そういう選択肢も考えてみてくださいね。

一人で抱えることは、なかなか解決に結び付かなかったりします。

話す相手が居ない、話を聞いて欲しいと思う場合は
ぜひトークインもご利用くださいね。

2019/08/02

ポジティブなモチベで理想的な自分へ

こんにちは。

暑い日が続きますね。
みなさま熱中症にはくれぐれも注意してくださいね。

さて、今日のテーマは“モチベーション”です。


モチベーションあげるための動機は2つ


多くの人が自己実現を目指しています。
それは人として生まれて、人生を充実したものにしたいからですね。

そして、生きていく中ではモチベーションを持って
自分のしたいことや理想の自分を目指すわけですが

その動機として

 ・自己肯定
 ・自己否定

この2つが挙げられます。

自己否定は、現在の自分に満足していなかったり、否定をしていて
さらに良くするために!といったもの。

自己肯定は、現在の自分に満足あるいは肯定はしているものの
もっと良くなったり上を目指そう!というもの。

みなさんはどちらでしょうか?


自己否定からくるモチベーションは長く続きにくい


「このままじゃダメだからもっと仕事の効率を上げなければ」とか
「こんな自分では愛されないからもっと外見を磨かなければ」というような
自分を否定した状態からのモチベーションというのは、
初めはエネルギーに満ち溢れていたとしても、長く維持するのは難しいです。

また、真面目で頑張り屋さんなほど、頑張れば頑張るだけ実現しなかった時に
自分のことを「ダメだ」と感じてしまいがちです。
頑張るだけ頑張った先が、膨れ上がった『自己否定』では辛いものです。

あまりに頑張り続けると、ある時何にもできなくなってしまうような
燃え尽き症候群になってしまうかもしれません。
心も体もぐったりと疲れてしまうのです。

気をつけるためには、自分の存在・現在の自分を肯定してあげることです。
今の自分でもいいんだ、今は自己実現する途中にいるんだ、と
今の自分は頑張っているんだな、という風に自分を肯定したり褒めてあげましょう。

最初に挙げた例で言えば、

「このままじゃダメだから仕事の効率を上げなければ」というものを
「今の自分も十分頑張っているが、さらに効率を上げる方法がないか
考えてみよう!」という感じに。


自分を肯定した上で理想の自分を目指しましょう


今の自分で十分なんだ、十分頑張ってるんだ、と受け入れてあげた上で
自分が楽しい・楽しいだろうなと思うものを見つけましょう。

誰もが上手くいかずに立ち止まったり躓くことがあります。
そんな時も「今は頑張って夢に向かってる途中なんだ」と
ネガティブな思考ではなく前を向くように心がけてください。

そうすれば自分を否定して辛い気持ちになるのではなく
穏やかな気持ちで前へ前へと進んでいくことができます。

もし、理想を追い求めて辛い・苦しいと感じる方は
まずは自分を肯定することから始めてみてください。

自己肯定感とは?
人より劣る部分があったとしても、自分はかけがえのない存在で
価値があり、ありのままの自分でいいんだ思える感覚です。

日本人はどちらかというと、自己否定を持つ方が多いように感じます。

わたしが出会った人々の中に、自己肯定感をしっかり持っていた人
というのは少なかったように思います。

わたし自身も、自己否定の塊みたいな人間でしたので、
理論を落とし込んで変わっていくまさに最中なんです。

無理のない範囲で、少しずつ、自分を労って認めてゆきましょう。

2019/07/30

自分の気持ちや考えを整理してスッキリと

こんにちは。

昨日、ある方と電話で1時間ほどお話しました。

その時にわたしとしても嬉しく思い、またハッとしたことがあったので
今回はそのことについて書きたいと思います。


自分の気持ちと考えがまとまらない


電話でお話していた相手の方は、今精神科に通院中です。
病名が度々変わっていて、今自分がどんな状態か把握しきれない様子。

「自分の気持ちと考えが整理できない」

と、初めにおっしゃっていました。

話を聞いていくうちに、その方が一生懸命自分自身と向き合い
体調の悪さと闘っている様子が伝わってきます。

わたしは真剣に話を聞くことに集中していました。

わたしにも過去、自分の気持ちや考えがぐちゃぐちゃで
自分自身さえもよく分からなくなってしまっていた時期がありました。

体と心は連動しています。

ですから、体が辛ければ心も辛くなるし、
心がしんどければ体もしんどくなります。


自分の気持ちと考えが整理できてスッキリ


話を聞いていて、わたしが直接力になってあげられたり
助けてあげられることはありませんでした。

ですが、相手の話を聞き、話をまとめていると、相手の方が

「自分の気持ちと考えが整理できなかったけれど、
まとめてもらうことで分かってきて、スッキリしてきた」

とおっしゃってくださいました。
その時、すごく嬉しかったんですね。

なぜなら、相手の方の声の調子もワントーンアップしたように
感じたからなんです。

自分ではできないことも、人に話すことによって
気持ちや考えが整理できます。
また、そこから気づきを得て、気持ちや考えを立て直していき
いずれは心と体の健康を取り戻していただけたらと願うばかりです。


不安の渦に居ても安心を手に入れて


その方は、不安で心がいっぱいでした。
もしかすると、体調の悪さを『不安』がさらに悪化させている
可能性も考えられるほど、不安というのは巨大化すると
わたし達のエネルギーを奪い、体調の不良を引き起こしてしまうのです。

わたしは、その方の不安を、「そんなこと起きないよ」と言うことはできません。
自分の予想していなかった体の不調を経験すれば、
不安を感じないようにしましょうと言っても無理な話です。

ただ、そういう『不安』というものを口に出し、誰かと共有することは
とても大切なことです。

一人で抱え続けるよりも、誰かに話をするということで、
ほんの少しでも安らぎや安心を手にすることができれば、
孤独感を減らすことができると、わたしは考えています。

人と人は支え合ってゆくものだなあと、最近よく思います。
お互いに協力できる関係を築くためにも日頃から自分自身や
周りと向き合い、親密な関係を作っていけたらいいなと思いました。

最後に、その電話の相手の方にはわたしからのフィードバックを
話させて頂き、お話を終えました。

トークインにて、ご利用可能です。
詳しくは右側にあるご案内をご参照ください*

2019/07/27

トークインのご案内

トークインでできること

お電話にて、お話を聞かせて頂きます。
悩みがある方限定ではありませんので、お気軽にお問い合わせください。

・誰かと話がしたい、話を聞いてほしい
・引きこもりだけど社会復帰を目指し人と話すことに慣れたい
・自分の好きなことや夢を語りたい
・家族や友達はいるけれど話せないことを抱えている
・自分の気持ちや考えを整理したい

上記に限りません。
カウンセリング心理学や色彩心理学の知識を活かした内容の
お話の提供も可能ですが、基本的には、クライエント様からのお話を
傾聴させて頂く形になります。

また、それ以上を目指す方には「物の見方・考え方」を変えて
悩みを減らしていく、気持ちを楽にしていくお手伝いもできたらと考えております。

気持ちは考え方に影響されます。
ネガティブな認知が癖になっていると、落ち込みやすく、また
健康に影響が及ぶこともあります。(頭痛・胃痛など)

本格的なカウンセリグをお求めの方には、専門的な機関のご利用をお勧めします。
また、すでに精神疾患を抱えてる方は、トークインのご利用も可能ですが
心療内科・精神科などに必ずかかって頂き、専門医おっしゃることを第一に
生活してくださりますよう、お願い申し上げます。

*大変申し訳ないのですが、当面ご利用者様を女性に限定させて頂きます。
 知り合いの男性の方や、またお知り合いの方から勧められたという方は
 ご相談くださいませ。



ご利用料金

・30分 1000円
・60分 2000円
・3回分パック 5500円(1回60分×3回分 ※3ヶ月以内のご利用)
 何度もご利用したい方、振込手数料を抑えたい方に。少しお得な料金です。

*お電話は当面こちらから掛けさせて頂きますので、
 通話料金を気にして頂くことはありません。



ご利用可能日時

・平日 12時〜22時の間
・土日 18時〜22時の間

*上記の曜日・時間で難しい方もご相談ください。



お支払い方法

銀行振込(新生銀行・みずほ銀行)

振込手数料はお客様負担となります。
ご了承ください。



控えて頂きたいこと

・暴言・八つ当たり・ストレス発散のご利用
・ハラスメントにあたる言葉が続くこと
・故意に私個人や家族などを攻撃する発言
・その他、迷惑行為と判断する行動



キャンセルについて

キャンセルされる場合はお早めにご連絡ください。
キャンセルされましても、返金は致しかねますのでご注意ください。
キャンセルされた日の分を別の日に振り返ることは可能です。

ご連絡なしのキャンセルが続いた場合、ご予約を受け付けない場合がございます。



お問い合わせ

CONTACTフォーム、instagramのDMでも受付いたします。

・お名前
・メールアドレス
・連絡先の電話番号

上記を明記の上、ご連絡ください。

3日以上経過しても返信が来ない場合は、再度ご連絡頂くか、
ブログにてコメントを頂けますと幸いです。

2019/07/24

久しぶりに共依存のセルフチェックをしました

こんにちは。

instagramではカウンセリングルームを開いたことを応援していただく
メッセージをたくさん頂いて、とっても嬉しかったです。
ありがとうございます。

今回からもう少し踏み込んだ内容も書いていこうかなと思います。


依存とは?


まず、依存についてお話します。

依存とは、環境(主に家庭環境が多いと思われます)によって
心に傷を負い、その心の穴(虚無感)を防ぐように
何かに没頭していくことです。

依存の対象というのは沢山あり、人によっては仕事(ワーカホリック)
ということもありますし、ゲームやギャンブル、摂食障害、
SNSやブログの依存も勿論あり得ます。

クレジットカードに残高がないのにお金を借りてまで
ショッピングし続けてしまう、し続けないといられない
買い物依存というのもありますが、日常の生活に異常をきたしたり、
周りの人に明らかに迷惑をかけるようになる行為になっていくと
「依存症」となります。

この依存のタイプの方は、人と関わるのが怖いので
一人で出来ることを選んで穴埋めをしようとします。



共依存とは?


分かりやすく言うと、「自分に焦点が当たっていない人」です。

自分のことよりも相手に重きを置いて、その人の世話をしたがります。

子供の頃に大人の世話をしてきた人で、そうすることで家庭内の
調和を守ってきました。

そして大人になると、世話をする人を常に探すこととなります。

誰か「相手」のことばかり考えていて、その「相手」がいなくては
ダメなのです。

共依存の方は誰かのお世話をしたり、相手をコントロールすることで
心の虚無感を埋めようとします。

なのでいつも誰かに
「認められたい」「頼りにされたい」「必要とされたい」
という思いを抱いています。

相手が負うはずの責任まで奪ってしまうので、依存者をますます
依存症にしてしまいます。

ドラマなどでも見かけたことはあるのではないでしょうか?

「彼はわたしがいなくちゃダメなんです」

DV(暴力)を受けているのに、ずっと側にいる女性。
働かない彼の代わりに自分が働きに出て、彼の借金まで返したり・・・
暴力をふるわれたり、借金を代わりに返すという行動は
冷静に見ればとても辛いはずなのですが、
自分自身の価値を、相手を世話することでしか見出せない人は
なかなかそのことに気づけません。


依存と共依存両方を持つ人が多い


実は、どちらかだけ、というよりも両方持っている人が多いそうです。

かくいうわたしも実は両方でした。

どちらの割合が多いかで、担う役割が変わる、といったところ。

共通することは、どちらの人も「苦しい」と感じるはずなのですね。
その時に気づき、行動を起こせば変わることが可能です。

人と人は本来対等であるべきですが、依存者・共依存者は
対等な関係を築けません。

不安や傷を取り除き、自分で自分に価値を見出せるようになると
物や人に依存せずに自分らしい人生を送ることができます。


わたしのセルフ共依存チェックの結果


わたしはカウンセリングの学校に通っていた当時27歳くらいでしょうか、
その時にセルフチェックを行なったところ、24点でした。

このチェックというのは、20項目の事柄についてどれくらい当てはまるか
回答してき、最高40点とし、点数が高ければ高いほど共依存傾向が高い、
ということになります。

当時、24歳くらいの頃のすごく苦しんでいた自分を思い出し、
その頃の自分になったつもりで回答したところ、なんと36点でした。
ほぼ満点ですね。

そして、34歳の今、久しぶりにやってみたところ・・・10点でした。

今はまったく依存や共依存を実感していないので、
低くはなっているだろうなあとは思っていましたが、
思ったよりも低くて少し安心し、自信が持てました。

ただこの診断、結構自分をよく見せようと無意識に答えてしまう方が多いとか。

わたしが今回久しぶりに診断して気づいたことは、
24歳・27歳・そして現在の自分がある項目においては
「とても当てはまる」をずっと変わらずつけていたことです。

そこで自分の課題が見えてきた気がしました。

診断自体はわたしの行う「トークイン」でも可能です。

その診断を通して、ご自身でカウンセリングが必要と思えば
ご自身に合うカウンセラーさんの元で適切に対応して頂いて
回復していって頂ければ、と思います。

2019/07/22

小さなカウンセリングルームを開きます

こんにちは。

今日はお知らせです。

カウンセラー養成の専門学校に行きだした頃から、ぼんやりと
いつかやれたら良いなあ・・・と思っていたこと。

自分には無理かなと思っていたのですが、色々な人に相談したり
協力して頂き、ゆっくりゆっくり始めてみようかと考えています。

わたしの持病のこともありますので、本当にゆっくりと
まったりやってみる予定です。


小さなお話部屋「Talk In(トークイン)」




初めに大事なことなのですが、わたしは卒業はしましたが
カウンセリングの資格を取る試験は受けておりません。

また、本格的なカウンセリングをしようとは思っておりません。

なので、きちんとカウンセリングや治療を受けたい!という方は
ぜひ専門の機関を受診したり問い合わせしてみてください。

カウンセリングとは、料金設定が比較的高いものです。
それは、それ相応の技術を持ってる方のカウンセリングというのは
とても意味を持つもので、しっかりと効果があるからです。

ですが、わたしは以前より
「もう少し低価格で、敷居を低くして、話をしやすい場所はないものか」
という風に、学校で授業を受けている時から思っていました。

それを今、形にしてみようかと考えたのです。


お茶をするようなゆったりとした空間で


わたしが「トークイン」という言葉を使っているのは、
先ほど書いたように本格的なカウンセリングをする場所ではないことが一つ、
それ以外に、お茶をするような気持ちでリラックスした状態で
ゆったりお話をして頂けたら、という思いがあるからです。

比較的入りやすいお値段設定にさせて頂き、ご本人が
もっと本格的にカウンセリングを受けたい!ですとか
自分には問題がありそうだから病院へ行こうかな?と思いましたら
そちらへシフトして頂くのも良いと思っています。


お話する場所や価格について


お話を聞くにあたり、メールや対面という形ではなく
お電話という方法を取らせて頂こうかなと思っています。

現在の予定となりますが、当面はこちらから掛けさせて頂き、
通話代を気にして頂く必要がないという風にしようと思っており
さらにお値段の面では優しい料金設定になれるかと思います。

ただ、現在の時点でまだどのような形で始めるかというのを
すべて決めているわけではないのが実情です。

30分1000円程度を目安に料金を考えています。

日時はメールのやり取りでご相談致します。


どんな人に利用して頂くと良いか


どんな方にお勧めか?

 ・実際に悩みや不安を抱えていて誰かに聞いてほしい
 ・なんとなくモヤモヤしている
 ・誰かとただ話がしたい
 ・自分の好きなことや夢を語りたい
 ・引きこもりだけれど人と話すことに慣れたい
 ・I(アイ)メッセージの練習がしたい

などなど。

自分が安心する場所で話をすることで、どんな気づきを得るか、
そういった気持ちで臨んで頂くのも大変嬉しいです。

注意点としては

 ・カウンセラーや話を聴く人が直接助けてくれるわけではない
 ・相性があるということをご了承いただきたい

話を聴く側も人間です。
なので、どうしてもクライエントさんが相性が良い・悪いと
感じることはあると思います。

また、わたしが心理学を学んで非常に心を打たれたことなのですが

「人には、問題を乗り越える力が備わっている」

ということです。

つまり、問題を乗り越えるのはご自身になります。
その力や気づきを引き出すことの力に、少しでもなれたら幸いです。


利用して頂く方にお願いしたいこと


個人でやることになるので、まずご利用者さんを
女性限定ということで始めさせて頂こうと思っております。

男性のお知り合いの方、また知り合いから勧められたという方は
メールなどでご相談ください。

そして、お願いしたいこともございます。

・暴言・八つ当たり・ストレス発散のためのご利用
・ハラスメントにあたる言葉が続くこと
・故意にわたしや家族を誹謗中傷すること

これらのことは禁止事項といたします。

何度も続く場合は、トークインの利用を控えて頂くことになります。
ご了承ください。


興味を持たれた方・気になる方はお問い合わせください


すべて準備が整った状態ではないのですが、「今すぐお話をしたい」
というお気持ちがある方には、ぜひご相談いただきたく思います◎

料金・支払い方法・日時のご相談も可能です。

万が一、わたし自身という人間に対してどんな人間か不安という方は
安心してお話できる相手と感じるか、15分無料で時間を作らせて頂きます。

みなさんの心が平穏で、毎日がハッピーになれたらと願って止みません。

そして、みなさまとの出会いを楽しみにしております。

何卒、よろしくお願いいたします。

2019/07/19

大人数の中にいるのが苦手な理由

こんにちは。

今日もわたし自身のことと重ねてお話してゆきたいと思います。


集団の中にいることが苦手


わたしは昔よく、ムードメーカーと言われていました。
自然と人が寄ってきたり、気づくと大人数になっていることがありました。

けれど、わたし自身は集団というのが実は苦手に感じていました。

一対一で人と関わる方が好きだったのです。
多くても全部で3人くらいで話していたりすることが好ましかったのです。


自分が社会に受け入れてもらえないという不安


大人数が苦手な人の理由に、自分の自信の無さや
目立つ人へのコンプレックス(羨ましさ)などがあるようです。

わたしはというと、どちらかと言えばどうしても目立ってしまっていたので
集団の中ではあまり目立ちたくないと思い、目立たないようにしたい、
という風に思っていました。

わたしの場合、それは『目立つことへの恐れ』だったようです。

目立つことを恐れるあまり、人数が増えれば増えるほど、
自己主張をしなくなっていき、黙ることが多くなっていました。

人によっては、自分のことを理解してほしくて話をしたいけれど、
自信がなく話すことができない、という方もいるかもしれません。

自己主張ができずにいると、自分の存在も感じられなくなり、
寂しさや苦痛を覚えて、苦手になってしまうのでしょう。

集団の中に居る時でも、自分らしく振る舞えたら嬉しいですよね。



父親という存在との関係や距離感


社会と自分との関係性に、父親との関係性が投影されやすいと知りました。
その情報が入った時、ハッと「そうかもしれない・・・」と
自分と父の関係を思い返してみました。

わたしは父が好きでしたが、どこか距離を感じていました。
それは実はカウンセラー養成学校の、家族の絵を描く授業でも
如実に表れていてびっくりしたものです。

「父親に遠慮している、距離を感じている」というのが
まさに絵に表れていたのです。

なぜ、社会との関係性に父親が関係してくるかと言うと、
赤ちゃんとして生まれてきたわたし達にとって、
一番にお母さんという存在が身近な人として出てくるわけですが、
次にお父さんという存在を知るのですね。

その時に父親というものを、「自分」「母親」の次に知ることとなり、
初めてそこに社会性を感じるとのことです。

なので、父親との関係性の中で、『自分は愛されている』と
深く感じている人にとっては、大人数の場所でも自分らしく振る舞い
苦手意識があまりないことが多いようです。

ちょうど今、わたしは今までの父との関係性に変化を迎えています。

昔よりも心の扉を開いて父と話をするようになりました。
そして父からも話を聞いていくと、わたしに無関心ではなかったことや、
きちんと愛されていたこと、今現在もわたしを理解しようとしてくれていることを
実感してくるようになりました。

このことを自分の苦手なことに落とし込み、変化があったら
嬉しいなあと思っているところです。



全員と関わったり仲良くしようとしなくていい


父親との関係を、急に見直せる人ばかりか?というと、そうでもないですよね。
できる方は、少しずつお父さまと関わりを見直してみることもオススメですし、
実際にコミュニケーションを取れない方も、お父さまから愛されていた、
というエピソードを思い出してみたり、愛されているイメージや、
ぎゅっと抱きしめられているようなイメージを持ってみるのも良いと思います。

ですが根本的にまず、集団の中に居た時に、全員と交流をすることや、
仲良くしようとすることもないのです。

以前、「2対6対2の法則を知って自分らしく」という記事を書きましたが、
その内容の通り、すべての人と仲良くできるわけでもないのです。

その中にいる、話せそうだなあと思う人を一人見つけて、
自分を表現してみる、ということで十分だと思います。

わたしも2対6対2(2対8でにはちの法則と呼ぶこともあるそうです)の
法則を知ってから、すごく心が楽になり、自然の摂理に則って、
自然に自分と合う人に出会えたら幸せだな〜と思うようになりました。

ぜひ、みなさんも参考にしてみてくださいね。

2019/07/18

自分の見方で世の中は違って見える

こんにちは。

今日はわたしの経験談を元にお話したいと思います。

テーマは、『世の中・世界への見方』です。


外には嫌なことが沢山あると思っていた


一時期、わたしは外出することをとても億劫に感じていました。

それは、外には自分が嫌だと感じることだらけだと思っていたからです。

例えば、路上喫煙禁止の道で煙草を吸う人達の後ろで咳き込んでしまったり、
車が一時停止する場所で車が一向に止まってくれないので、
長い間渡ることができなくて困ってしまったり、
スーパーでの買い物中に買い物かごをブンブン振りながら歩いてる方に
自分がどう動けばいいか分からず苛々してしまったり・・・

そういった日々の小さな積み重ねが、だんだんと大きくなり、
先日書いた「回避癖から抜け出して新しい挑戦を」という記事にも
繋がるのですが、なるべく嫌な思いをしたくないという気持ちが
強くなっていき、外出=あまり楽しくないこと
というイメージが根付いてしまいました。


自分でいくらでも世界の見方を変えることができる


不安や心配が強ければ、自分の周りをそういう目で見てしまうでしょう。

ですが、そういう面もあるけれど、やっぱり楽しいことや
ハッピーに感じるものの方が多いよ!と思うならば、
そういう風に見ることができます。

「世界は楽しいことや幸せなことで満ちているなあ」と思えばそう映りますし
「世界は辛いことや悲しいことでいっぱいだ」と思えばそう映ってしまうのです。

また、映ってしまうばかりでなく、そう感じるようなものや出来事を
探すように見つけにいってしまい、結果的に「ほらやっぱり」
という気持ちになります。


今の自分の見方を受け入れ、感じ方を変えてみた


上記に書いてきたように、わたしは無意識のうちに、
自分が嫌だなぁと思うことばかりに目を向けるようになっていたのです。

これは一体なぜだろう?と自分に向き合ってみました。

今までの記事にも書いてきた話になってしまうのですが、
「外の出来事が自分を辛い気持ちにさせた」と思うようなことが起き、
そこから外に向けての自分の目が変わったことに気づきました。

まずは、自分が辛いと思う出来事によく向き合い、長い間
頑張ってきたことを自分で自分に労いました。
辛い気持ちと闘い、よくここまで頑張って乗り越えてきたね、
と慰めてあげて。

そうすると、今度は「こんなこと良かったなあ」と思う出来事が
思い返されてきました。

辛い間に出会った優しい人や、良かったと思う場面。

「まんざらじゃなかったし、良い勉強になったな」

と感じるようになりました。


もしかしたら世界は優しさに満ちているかもという目線


次に外出する時は、優しいものや温かいもの、幸せに感じるものに
目を向けてみよう、と心に決めた日がありました。

実際に外へ出た日、眩しい太陽さえ暖かく心地よいものに感じ、
世界がなんとなく柔らかく優しいものに感じました。

それは自分自身の心が、柔らかで優しいものに変わっていたのです。

冒頭に書いたような、嫌なだなと思っていた出来事に、
直面しないわけではありません。

でも、見方や感じ方が変わっていました。

「そういうこともあるよね」

とそのままを受け入れます。

その時、自分の心がだいぶ楽になっていたのを実感しました。

みなさんも、自分の心の持ちようでちょっぴり世界が変わって見えるとしたら
試してみようと感じませんか?

会社や学校などで、いつもネガティブな気持ちで見ていた世界に、
「あんな優しい一面があるんだな」
「案外助けてくれる人もいるんだな」
「温かい声掛けが嬉しかったな」
という人としてのあったかい部分をぜひ切り取って、感じてみてください。

2019/07/15

グラウンディングで自分を取り戻す

こんにちは。

以前、「周りに振り回されず自分の意見を持つ大切さ
という記事を書きましたが、少し関連したお話をします。


グラウンディングとは


今回のテーマは“グラウンディング”です。
これは、『地に足を着ける』という意味です。

本来の自分のまま、現実をしっかり生き、自分の理想を
実現化していくためには、自分自身を信頼し、
地にしっかり足を着けて生きていくことが大事、というわけです。

グラウンディングが出来ている状態ですと、現実にしっかりと向き合い
自分らしく生きていくことができます。

ですができていないと、意識や考えはどこかぼんやりとしていて、
自分自身が安定していないため、周りからの意見に左右されたり
不安定な状態へと陥ってしまうことがあります。

今の世の中は情報もとても多く、また多様な意見が飛び交う時代。
また、色々な選択肢が広がり、人生や生き方に迷いや悩みを抱える方も
少なくないと思います。

自分自身を確立し、意識を自分の中でしっかりと感じ、
目標へと突き進むためにグラウンディングを心がけましょう。


地に足をしっかり着けた自分自身になる


周りの意見に影響されたり左右されやすい、
人から言われたことで傷ついたりネガティブになりやすい、
目標や意識がどこかハッキリとしていない、そんな方は
グラウンディングができていない=地に足が着いていない状態です。

ではしっかり地に足が着ける状態になると、どうなるか?というと
自分自身のことを信頼できているので、周りから何かを言われたとしても
自分で決断したり、自分の中でそのことを消化できるようになります。

いろんな人からあれやこれやと言われやすい方や、
何かを言われると「う〜んどうしよう・・・」と自分の答えが出せない、
というような方はグラウンディングができていません。

いつも「なんとなく」選んできた、「なんとなく」ここまできた、
「周りが言うからそうしてきた」というような方も、
グラウンディングで変わっていくことができます。

・精神が安定し不安や心配を感じにくくなる
・他人からネガティブな影響を受けにくくなる
・自分に芯を持ち目標を達成しやすくなる

まとめるとこのような感じです。


自分自身で決断することを増やしていく


では、地に足の着いた自分を目指すにはどうしたらいいのか?
ということになると思うのですが、ずばり、
主体的に判断をしていく』ことです。

本来のわたしは、自分の直感を深く信じ、自分自身で物事を
決断したり、挫折するとしても自分でしっかり経験した上で、
自分の力で乗り越えたいと思うような性格です。

ですが、わたしの人生では周りから自分自身で決めることを
反対されたり、身近な人の考えを押し付けられるようなことばかりでした。

気がつくと、自分が何をしたいのかも分からず、どうしていいかも分からず、
多くの周りの人の意見に目がぐるぐると回ってしまうほど左右され、
それがいつしか一つの悩みやコンプレックスになっていました。

よくよく思い出すと、すぐ寝込んでしまったりメンタルが
非常に繊細になりすぎていたこともありました。

最近グラウンディングを知り、意識を変えることが望ましいと感じました。

もとい、自分自身を取り戻そう、と思ったのです。

それには、自分自身で決定していく、ということがとても大切になります。

小さいことでも構いません。
どんなことも、自分で決めて行動していくことを心掛けていきます。

色々な人からの意見でゆらゆらしそうになった時、
離れて一人になりゆっくりとした冷静な気持ちの上で、
自分自身の考えや気持ちと向き合いました。

その時に、急に自信が湧いてきたのです。

自分で導く答えに自信を持ち、自分自身を信頼することができたのです。

人生や物事は、自分自身で決断できていた』という気持ちを
養っていきましょう。

2019/07/06

回避癖から抜け出して新しい挑戦を

こんにちは。

今日はわたしの実体験に基づくお話です。


ネガティブな感情から逃げる回避行動


わたしは20代の頃から体に不都合を抱えて暮らしています。

日常のちょっとしたことも、自分にとってはハードルが
とても高いことになっていたりします。

例えば

「電車が満員だったらずっと立って居られるか?」
「目的地に着くまで具合が悪くなったりしないか?」
「着いたところで具合が悪くなってすぐ帰ることにならないか?」
「家族や友人に迷惑を掛けたりしないか?」

というような考えが巡るのです。

それは実際に、起きたことがあるから不安の種として
自分の心に根付いてしまうのでした。

がっかりしたり、悲しい思いをしたり、痛い辛い思いをするくらいなら
いっそ最初からやめておいた方がいいだろう・・・と思うようになっていきました。

「今日はやめておこう」と思っていたことの積み重ねが、
やめる理由探しをする毎日なってしまったのです。


回避癖が自信を失わせ楽しい感情が減っていく日々


わたしが「あれ?」と思うようになったのは、色んなことを
諦めすぎている自分に気づいたからです。

例えば面白そうなイベントが始まるだとか、遊びたい人からの誘いだとか、
そういった楽しそうな出来事に、諦めるように言い聞かせる自分がいました。

つまり、自分自身にやめるよう説得しているのです。

積極的に挑戦しないものですから、心は引きこもっていく上に、
あらゆることに自信を失っていってしまうようになりました。

「どうせダメだし・・・」

と無意識のうちに思うようになってしまったいたのです。

ついには人と会ったり話をすることにさえ不安を覚え、
自信を失ってしまうのでした。

それに気づいて「まずい」と思ったわたしは、一念発起しました。


回避行動を回避していく


これは一周回って、の考え方ですね。

とにかく離れよう離れよう、としていることに、近づいてみようと思ったのです。

・ネガティブな感情を持ったとしても受け入れよう
・失敗したり、ダメだったとしてもいいじゃないかと思ってみよう
・マイナスなことばかりでなく、プラスな面もあるかもしれない

このような考え方にシフトしてみたのです。

それからのわたしの行動は回避ばかりしていた自分とは正反対でした。

「どうせダメだし」が「どうせダメなら楽しんでみよう!」に変わり、
その一連の流れを楽しんでいる自分がいました。

それはまるで今までの反動のように、「やってみよう!」という
気持ちがどんどん大きくなり、溢れ出てきました。


チャレンジをすることで徐々に自信を取り戻していく


実際、わたしが「やってみよう」という気持ちが自然に芽生えやすくなると、
思ったほど悪くないな、と感じるどころか、「やってみて良かった!」
と感じることが多くなりました。

また、挑戦してみたらそんなに不安なことでもなかった、と
思えるようなことがたくさんあったのです。

実はブログもそれに当たります。

以前は少し無理をしてブログの更新に努めていたこともあり、
「もうあんな頑張りはできないし、今の自分には決してできないだろう」
と決め込んでいました。

「またやってみたいなあ」という思いが過っても、
なんとか「やっぱりだめだろうからやめておこう」
という気持ちに持っていってしまう癖がついてしまっていたのですが、

「やってみよう」という気持ちを大事にし、行動をしていくうちに、
2つのブログを再開するという結果に結びつくことができました。

その時は本当に嬉しかったものです。

今はできるだけ、やめる理由よりも、やってみる理由を探すようにしています。

だめだと諦めたり決めつけていたことも、今後はそうでなく、
むしろ新しいことに挑戦していけたらいいなあとさえ思っています。

回避行動は鬱やうつ病に繋がってしまうこともあるようなので、
できるだけ早くに気づき、人や病院に相談してみる方が良いかと思います。

わたし自身、自分の体の事情から引き起こる様々な問題と向き合う日々です。

楽しく、幸せだなあという感情を取り戻し、色々なことに
チャレンジできる自分になりたいものですね。

2019/07/05

頑張らなくていいということ

こんにちは。

梅雨入りしてから不安定なお天気が続きますね。
みなさま体調は崩されていないでしょうか?

今日はわたしが普段から思うことについて書こうと思います。


夫から聞く頑張っている周りの人たちの話


時々、夫から周りの人の話を聞くことがあります。

わたしが聞いていつも思うことは

『みなさん、とってもよく頑張っている』

ということです。

聞けば聞くほど、その方に会ったことさえないわたしですが、
『よく頑張っているね、頑張ってきたね』と頭を撫でたり、
ぎゅっと抱きしめてあげたくなるような気持ちになってしまうのです。

わたしは直接の知り合いではないですから、そういったことは
なかなかできることではないのですが、胸の中でついしてしまうのです。

中にはご本人が随分苦しまれているのかな、と思うこともあります。


大人になったわたし達に誰が褒めてくれる?


子供の頃のわたし達というのは、両親や先生などから何かしら
『頑張ったね』『よく頑張りました』と言ってもらうことができました。

それは口頭だったり、通知表やテストに書いてもらうことだったりしたかもしれません。

ですが大人になると、成果を出した時こそ褒められるかもしれませんが、
結果が見えないと、なかなか周りから頑張りを認められることというのは
少ないのかもしれませんね。

恋人や家族にも労ってもらえないどころか、自分が頑張らないといけない・・・
そんな思いを抱えてる人はさぞ心身共に疲れていることと思います。


自分で自分に「頑張ったね」と言ってあげましょう


本当にみなさん、十分、十二分に頑張っていらっしゃると思うのです。

でもなかなか、認めてくれたり、声を掛けてくれたりすることは
あまりないかもしれません。

なぜなら周りもまた、頑張っている方がたくさん居て、
その人達も他の人の頑張りに気づいたり、声を掛けてあげたりする
余裕がないと思うのですね。

そんな時、頑張っている・頑張ってきた自分自身に気づき、受け入れ、
自分で自分に言ってあげることはできます。

「わたしは家事も子育ても頑張ってきたんだなぁ」
「忙しい仕事を毎日よくこなしてきたなぁ」

こんな風に、自分で自分に褒めてあげてましょう。

わたしの場合は、もっと小さなささやかなことでも褒めるようにしています。

またわたしの場合、夫に「頑張ったねって言われたら嬉しいな」と
せがむことさえあります。

幸運なことに、わたしが「頑張るね」と口にすると、
夫は「頑張らなくていいよ」と言ってくれるので、随分助かっています。

助かっているというのは、心も体も安静にできる、ということです。
安静にできれば、健康でいられます。

健康でいられると、頑張る時と頑張らない時のメリハリを
無理のない範囲でつけることができます。


それ以上頑張りすぎなくてもいいのです


自分自身に向けて『頑張ったね』と言ってみても、辛さや苦しさが消えない、
涙が出てきてしまう・・・そういう方は、もう頑張ることをやめてしまいましょう。

やめてることができない場合は、少しでもお休みしてみたり、
頑張る量を減らしてみましょう。

無理をしなくてもあなたは素晴らしい人ですし、価値のある方なのです。

少し肩の力を抜いて、リラックスしてみましょう。

そして、頑張らない方法を探しましょう。

それは本当に、心身に影響を及ぼしても頑張り続けなければならないものなのか?

もう一度、深呼吸をして、自分自身に問いかけてみてください。

誰かに助けを求めたり、協力をお願いしたり、これ以上頑張れないと
駆け込める場所はないか、考えてみてください。

誰かに頼んだり、お願いすることが苦手な人ほど、
自分自身にやることを溜め込んでしまう傾向があると思います。

抱え込んでる量だけでなく、気持ちも吐露できる安心な場所を
作っておくこともとても大切です。

それには信頼できる人を作る、ということになります。
今までの記事で、人と親密になるための内容も書いていますので、
ぜひ参考にしてみてください。

2019/06/29

中立的な行動を心掛けましょう

こんにちは。

今日のテーマは“中立的”です。

という記事に少し関連して書きたいと思います。

いつでも中立的な行動ができていますか?


あなたが親しい人や、知った方に話かけられた時、どんな対応をしていますか?

中立的な行動をするということは、自分自身にとっても、相手にとっても
実はとても大切なことです。

わたし自身、知り合いの方々と話をする際、話を聞いていると

一体誰の言うことが正しいんだろう?
誰の目線に立てばいいのだろう?

と思ってしまうことがあります。

一方は一方を悪く言い、同じように悪く言われている一方もまた、
一方を悪く言っている・・・そんな状況。

一方と話す度に同調し、また別の一方と話す度に同調をしていると、
どちらの意見にも左右されて行ったり来たりをしたり、
だんだんと巻き込まれていってしまいます。

同調はせず、共感だけをしましょう


実際に、上記のようなことが最近ありました。

このままでは気持ちがどんどん巻き込まれていく感じ・・・
それにしんどくなってしまいそうだなあ・・・と不安がよぎりました。

わたしは、どちらの意見も共感して聴く、ということを
自分に言い聞かせながら、それを徹底することに努めよう!と決めました。

それは、『どう感じたかは、その人のものだから』という考えが巡ったからです。

そして誰かの立場に寄り添うことではなく、気持ちに寄り添うべきであり、
一番大事なことは自分のしっかりした気持ちと意見だと気付いたのです。

どちらが正しい・正しくないの話ではなく、お互いが起こった出来事を
どう解釈し、どう感じたのか。

それを聞いた上で、「自分はこう思っている」と最後に切り出しました。

以前にも、「共感、できていますか?」という記事で
共感と同調の違いを書いていますのでぜひ参考にしてください。

自己理解の妨げを防ぐことが大事


わたしは、自分のことを客観視してくれ、中立的な意見を言ってくれる人が好きで、
そういった方には信頼を置いているので、積極的に意見を訊くことが結構あります。

わたしの夫も非常に中立的に行動をしてくれるので、その点とても助かります。

わたしの意見を聞き、気持ちには寄り添い共感してくれますが、
ただ味方になるのではなく、中立的な意見を言ってくれた際に、
自分の中で「ハッ」とする気づきがつい先日もありました。

それにより、過去の自分の言動を振り返ることができました。
そして振り返った後、反省だったり、今後に何をどう活かせるか?
しっかり考える時間ができたのです。

また、友人でもあります。

女性の友達同士だと、どうしても同調が多くなるかもしれません。

そんな中でも、わたしに同調するのでなく、共感をしてくれた上で
自分なりの意見を述べてくれる人というのは、やはりわたしに
色々な気づきを与えてくれます。

同調をする関係性では、自分も相手も自己理解がしにくい状況になってしまいます。

同調を繰り返したり、相手の意見に合わせてばかりいると
自分自身が苦しくなることはありませんか?

一つ成長した自分に


自分自身が中立であり、周りの人が中立でいてくれると、
自分自身に大きな成長を感じられていきます。

“気づきを得る”というのは本当に大事なことで、これによって
人は自分自身で様々なことを乗り越えたり解決することもできますし、
それによって自分が成長することを実感できます。

同調を求められると、苦しかったり悩んでしまう場面もあるかもしれませんが、
その際は一度落ち着いて相手の気持ちを汲み取り共感してあげてから、
中立的な立場で自分の意見を伝えられると、ひと回りもふた回りも
大きくなったあなたに出会えるのではないかと思います。

2019/06/27

周りに振り回されず自分の意見を持つ大切さ

こんにちは。

今日はわたし自身のテーマでもあったことについて書きたいと思います。

以前、「いい人をやめてしまいましょう」という記事を書きましたが、
今回はそれに少し類似した内容かなと思います。

周りに振り回されやすい人


個人的には、男性よりも、女性に多いのではないかな?と思います。
女性は男性よりも察する力が長けていて、なおかつ共感力が高いからです。

さて、では振り回されやすい人とはどんな人か?

・自分の意見に自信がない
・自分が間違っていると感じる
・自分が悪いと思っている
・何か起こる度に誰かのせいにしている
・嫌われることを恐れている

などなど。

わたし自身では、
“相手を傷つけてはいけない” “NOと言ってはいけない”
という思いが優先して、自分の意見を強く押し通せず、
最後は相手の言うことを受け止めてしまいがちでした。

また、人とトラブルを起こすこと、嫌われることなどを強く恐れていて、
それなら言うことを聞いておけば・・・なんて言う風に引き受けてしまっていました。

けれど、この『周りに振り回される』という言い回し、何か感じませんか?
まるで自分が被害者のような言い方なのです。
つまり、自分の苦しさを周りのせいにして押し付けている状態なのです。
周りの人たちはおそらく、「振り回してやろう!」などとは思ってないことが多いでしょう。

ということは、自分自身が気づきを得、変わることによって、
「周りに振り回されていて辛く苦しい」状態から脱却できるはずなのですね。

振り回されないようになるためには


常に誰かのせいにしていると、不平不満だらけの自分自身になってしまいます。
また、いつまで経っても状況は良くならないし解決もしません。

一番は、自分がいつまでも苦しい状況から脱したいですよね。

大切なことは

・今の状況を誰かのせいにしない
・今の状況は自分自身の行動(言動)が関わっていることを感じる
・自分を信じて自分の意見をしっかり持つ
・自分のことも他人のことも責めることをやめる

このようなことなのですが、つまりは「自分に責任を持つ」ということなのです。

そこに、アカウンタビリティという言葉があります。

アカウンタビリティという考え


心理学用語にこのような言葉を見つけました。

一般的には「説明責任」という意味なのですが、心理学の上では「責任の概念」、

自分の人生の責任を自分で持つ

という意味で使われています。

このように書くと、「じゃあ全て自分が悪いから起こることなの?」と
思う方もいらっしゃると思いますが、そうではなく、
自分のことも周りのことも責めるのではなく、ここから自由に
自分の人生をいい方向へ自分自身が導いていけるという意味なのです。

わたしが見つけた、すごく腑に落ちた表現は『無害者』という言葉です。

自分が苦しい状況も、自分の物の見方や考え方を変えることで、
明日はそこから打開でき、今日よりハッピーになれるかもしれないんだよ、
という考えです。

自分のせいにも誰かのせいにもせず、自分自身で道を切り開ける!
と考えることで、罪悪感からも解放され、心も楽になり、より自由になり、
幸福を見出せるというわけです。

まずは自分に落とし込んで、練習を


わたし自身がそうなのですが、「NO」と言えない人が「NO」と言ってみる、
自分の意見を言えない人が言ってみる、というのは一見簡単そうでも
難しいことが多々あると思います。

わたしの場合ですと、夫や親しい友人から挑戦しました。

自分の意見をしっかり持ち、それを発言できるというのは幸せなことだなあ、と
今心から思います。
また、それにしっかりと耳を傾けてくれることも素晴らしく幸福なこと。

そこまで親密な間柄ではない場合も、恐れすぎずにしっかりと責任を持って
関わっていきたいな、と思います。

色々な人がいて、色々な意見があるのは当然のことですから、
それらを聞いたとしても、全てに合わせたり振り回されるのではなく、
自分の意見を大切にした上で心を開いて話せたら素晴らしいことですね。

悩んでる方はぜひ、少しずつ一歩ずつ、練習を重ねてみてください。
あなたの考えや意見は、あなただけのものなのです。

わたし自身、今日この記事を書いて改めて、自分に落とし込み、
悩みすぎずにアカウンタビリティという考えを大事にしたいと思います。

2019/06/26

友人のお父さまが見せた心の内

こんにちは。

今日は、わたしの大切に思っている方の一人について
お話させていただければと思います。

友人のお父さまとの出会い


今回書かせて頂くのは、以前、「引っ越す前に書いた引き寄せのこと
という記事で書いた、大切な友人のお父さまとのことです。

わたし、そのお父さんのことがとても大好きなんです。

初めてお会いした時に、「あ、わたしはこの人の醸し出す雰囲気が好き」
という風に感じました。
そういう感じ、実は日々過ごしていてそう多々あることではないんです。

お父さまは、
「娘がいつもお世話になっていて、いつかお礼を言いたいと思っていました」
と言ってくださりました。

お父さまが見せてくださった胸の内


その後、友人の家に招き入れて頂き、お父さまから色々なお話をうかがいました。

お父さまが話をしていくうちに、涙を流す場面が出てきたのです。
わたしも思わず、ホロリと涙が出てしまったのですが、
「今までの人生で、他人にこんなに色々と話せたことはなかった」と
わたしに言ってくださいました。

友人もびっくりするほどだったと言います。
「あんな父を、見たことがなかった」と。

わたしは単純に、お父さまが初対面のわたしに心を開いてくださったこと、
心の内を話してくださったことが、本当に嬉しく思えました。

またさらには、お父さまはわたしに話をすることで、心が楽になったり
色々なことを教えてもらって、勉強になったとさえ言ってくださりました。
その後は笑顔になり、楽しい話もたくさんしました。

その時わたしの中に、様々な思いが巡りました。

自分の心を開ける時間を持てていますか?


どれだけの人が安心して、自分の心の内を人に見せているのだろう?
そういう相手に出会っているのだろう?

そんなことを考えました。

わたしは相手の意見を否定したり非難せず、そのままを受け入れて聞く、
という姿勢がわりと元から備わっていたためか、
カウンセリングの授業での実技は合っていて、
先生や他の生徒さんにも褒められたことがありました。
なので、話をし易い、とは思われやすい面があるかもしれません。

また、人と人は相性がありますから、わたしと友人のお父さまは
何かピタッとくるものがあった、ということも考えられます。

その経験があって、わたしの中で、カウンセラー養成の学校へ行った時から
自分の中に芽生えていた小さな思いが、少しずつ顔を出し始めました。

チャレンジしてみようかな、できるかな、そんな風に今、思うことがあります。

もし、みなさんの中でこの記事を読んで意見や感想などがありましたら
ぜひ教えて頂けたら嬉しいなあと思います。

2019/06/22

習慣化することで生活を取り戻す

こんにちは。

今回は、日々の生活を淡々と送れている方には、
あまりご縁がないお話になってしまうかと思います。

もしご自身がそうであっても、家族や友人、周りの方々に
当てはまりそうな方がもし居たら、頭の片隅にでも情報として入れて頂き、
困った時には思い出してみる程度に読んでいただけたらと思います。

体が思うように動かない悲劇と悩み


現在、わたしの友人はうつ病と闘っています。

かくいうわたしも、実は少し前まで鬱っぽい状態が長く続いていたのです。

憂鬱になったり、疲労が溜まって鬱っぽさを感じる程度のことは、
健康的な人であっても起こるかもしれませんね。

うつ状態というのは、気持ちや気合いでどうにかなるものではなく、
脳が指令することをやめてしまうもの、
脳のエネルギーが渇望してしまうもの、という認識でいます。

わたしは一時期、本当に家のことにさえ一切手がつけられなくなったり、
体を起き上がらせることも困難になったりしていました。

ですが、そこから少しずつ回復できるようになった頃、
ここから先はなんとか自分の気持ちを自分で変えていきたいと思い、
何か方法はないかと探し始め、とある有名な方のYouTubeを見て
それを実践したところ、徐々に変化が見られました。

それはどんなことかというと『習慣化する』ということです。

体が動くなら考えずに習慣化を目指す


大抵の健康的な方は無意識のうちにできているはずのことなのですが、
これができなくなってしまっているという困難な状態でした。

またわたしの場合、頭の中では「しなきゃ、しなきゃ」でいっぱいなのです。

しなくてはいけないことも、した方がいいことも十分に頭では分かっているのですが、
まるで行動に移せなくなってしまっていることに悩んでいました。

台所に立ち、
「これはしなくてはいけないことではなく、食べるために作る、
食べ終わったからお皿を洗う、ただそれだけのこと」

と自分自身に言ってあげることにより、習慣化という捉え方に変えました。

そしてさらに、
「それすらできないことがあっても、自分を責める必要はない」

と自分自身を慰めてあげました。

頭でたくさん考えるのでなく、習慣化して体が無意識に動けるようにしてみたところ、
わたしの場合早く効果が出て、「できた!」という達成感と自信を得ました。

それは、家事だけでなく、歯を磨いたりお風呂に入ることもそうで、
「やらなきゃ」という思考を捨て、習慣化という意識を大事にしました。

自分で判断できない場合は病院へ


でもこれはあくまでわたしの場合には適していたこと。

鬱に関してはやはり専門家のご意見が一番大切になりますから、
できれば病院やカウンセリングなどの専門機関に相談することが望ましいかと思います。

わたしが動画を見て参考にした時は、

「そういえば、多くの人が当たり前のように毎日学校や仕事に行っている。
それはなぜかと言われたら、習慣化しているからで、いちいち考えて
学校や仕事に行こうと思っている人の方が少ないだろう。」

という思いが巡り、自分には習慣化するという方法を
試す価値があるぞ、と思ったからできたことです。

今までできていた頃を振り返れば、「しなきゃ、しなきゃ」で
日々考えて動いてはいなかったなあと思ったのです。

わたしのように頭や心が辛さでいっぱいになってしまった時には、
無理をせず、ぜひ誰かに相談をしてみてください。

この方法が自分にも良さそうだな、と思った方はぜひ実践してみてください。
その場合、焦ったり無理をせず、ゆっくりと行い、負担を掛けないことを
心掛けてくださいね。

2019/06/10

失敗を学びに変えて成長へ繋げる

こんにちは。

今日は、失敗をした時や、反省する気持ちが罪悪感として
長い間抱え込まないよう、乗り越え方について
書いてみたいと思います。

失敗をしない人間はいない


仕事をする上でも、人間関係でも、人は失敗をすることがあります。
完璧な人などいませんから、生きていく上では誰もが
失敗を経験すると思います。

ですがその際、あまり自分を責めすぎるのは良くありません。
人は罪悪感が抜けきれずに悩みすぎてしまうことがあります。
それがあまりに強すぎると心身に支障をきたしてしまいます。

起きてしまったことは事実としてしっかり受け入れ、
同じことを起こさないようにはどうしたらいいか、
自分と向き合う必要はあります。

失敗を通して何を学び、今度どう活かせるか考えていく


間違えてしまった、と気づいた時に大事なことは、

・そこから何を学んだか
・そして、それを今度どう活かしていくか

ということです。

失敗は、成長に変えることができます。

自分を責めすぎることに時間を費やすのではなく、
未来に活かす方法を考えて、自分の成長に繋げましょう。

自分を許し、他人のことも許せる自分に


失敗は誰しもがするものです。

責めるのではなく、許せる自分を目指してみましょう。

自分を許せるようになれば、他人のことも許せるようになります。
その際、自分のことと同じように、今後に活かすように
手助けをしてあげると一緒に成長できるかもしれませんね。

また、すぐ自分を許すようになるには難しい・・・と思う方。

まず、「ああ、自分は今自分のことを責めているんだなぁ」と
気づくことだけでも大きな一歩となります。

苦しさから抜け出し、新しい自分へ


今回このことについて書いたのは、わたし自身の大きなテーマで
あったからなのです。

できなかった、失敗しまった、間違えてしまった、そんな時
強く責められてきた経験から、いつの間にか自分自身でも
自分のことを責めるようになっていました。

辛くて、苦しくて、「もう、そんなに責めないで・・・」と
泣きたいような気持ちを抱えていたこともあります。

周りが全く責めていなくても、自分自身が一番自分を責めている。
そのことに気づいた時に、変わらなくてはならないと思いました。

過去を変えることはできない、でも、これから先の人生に
活かすことはできる・・・
それを意識し始めてから、少しずつ、大きく変わりました。

一人では難しい場合は、信頼できる友人や家族などに、
自分の気持ちや考えを聞いてもらったり、手助けしてもらいましょう。
今まで書いてきたフィードバックを受け取ることも大切です。

楽な気持ちで前を向き、過去をしっかり未来へと繋げられる
新しい自分自身を作れたら素敵ですね。

2019/06/06

嫉妬や羨ましさは前向きなパワーに変えて

こんにちは。

今日のテーマは“嫉妬”です。

以前、わたしが耳にし、印象に残った

『あなたは、石油王に嫉妬しますか?』

という言葉があります。

みなさんはいかがですか? わたしは、『NO』でした。

石油王のことを日々考え・・・嫉妬し・・・「キーー!」となる毎日・・・
を送ってる人はまず居ないでしょう。

手に入りそうなものへ嫉妬をする


上記で書いたように、わたし達は日々を生きる中では、
石油王には嫉妬はせずに暮らしているわけです。

どんなことに嫉妬しているかというと、
できそうなことだけど無理だと思っていること、なのです。

心の中ではそれが欲しいとか、実現したいと思っているのに、
自分ではダメ!きっとできない!と決めつけていると、
それを持っている人に対して嫉妬心を抱いてしまいます。

競争心を手放して


嫉妬というのは、無意識に誰かと競争していることから起きるようです。

あの人には負けたくない!
あの人ができるならわたしも!

そういう気持ちがあると、できなかった時に「負けた」と感じてしまいます。

「羨ましかったんだな」「欲しかったんだな」という気持ちを
自分で素直に受け入れて、認め、競争心を手放すことで、
ネガティブな気持ちから解放されます。

自分の素直な気持ちに向き合う


かくいうわたし自身、少し前に、周りの人を見て羨ましさで
心がいっぱいになったことがあります。

周りを眺めて、成功や幸せそうな景色に「良かったなあ」と思う一方で、
「わたしには何をやっても無理」という、ネガティブな気持ちが芽生えていました。
自分自身に無価値感を感じ、落ち込んだりもしたのです。

しかしある時、そういう「羨ましい」という気持ちを自分で認めきってみたところ、
その気持ちを口に出せるようになっていたのです。

羨ましい気持ちを自分のエネルギーに


そうすると不思議なことに、ネガティブな気持ちはなくなっていき、
「わたしも何かをしたい」という前向きな気持ちが沸き起こってきました。

自分自身も、理想に近づく努力をしよう!という考え方に変わると、
「羨ましい」は「良いな素敵だな」と捉えるようになり、
自分自身は気持ちが前を向き、充実するということに気づきました。

そうなると、周りの眩しい出来事が、クヨクヨしていた自分からは想像がつかないほど
刺激やエネルギーと変わったのです。

嫉妬というのは、抱えていていい気持ちがするものではありませんよね。
でもそれを自分で認めることで、自分自身が楽になり、
さらには自分の充実した日々を送るためのパワーに変えられたら
素敵だとは思いませんか?

2019/06/01

I(アイ)メッセージという自己表現

こんにちは。

ここのところ、“自己開示”や、“フィードバック”というような言葉を
多く使い、記事を書いてきました。

自己理解を深めること
コミュニケーションを豊かにすること

これらはとても重要であるとお伝えしてきました。

自己開示をしていっていただくにあたり、もう一度Iメッセージについて
改めてしっかりと書いてみたいと思います。

Iメッセージの三部構成


I(アイ)メッセージとは、その名の通り、自分を主語にして気持ちを伝える方法です。
重要なことは、相手を非難・否定したり、評価をしないこと。

 ① 相手の行為を言う
 ② 自分への影響を言う
 ③ 自分の気持ちを言う

上記の3つを意識して、伝える練習をぜひしてみてください。

気をつけるべきことは、記事でも書きました第二次感情の“怒り”に任せて
相手を攻撃しないようにするということです。
第一次感情に目を向けて、それを素直に相手に伝えます。

関連記事:怒りの下にある気持ちに目を向けて

直接人に対して練習がしにくい方は、文章で書いてみるのも良いかと思います。

(例)

 ① 話しかけてもあなたはうわの空だったので
 ② 私に関心がないのかと思ってしまって
 ③ さみしい気持ちになったよ

 ① 今日君が遅刻してきたので
 ② 何かあったのかと思って
 ③ すごく心配したよ

Iメッセージの良いところは、相手を否定した言い方をしないため、
相手に考えたり選択する余地を与えることができます。
また、相手に気持ちが届きやすくなります。

相手は変わらないと受け入れ、考えを押し付けないように


相手を変えることはできません。
ですが、自分が変わることはできます。

価値観や考え方は皆違うものです。
それを押し付け合うと喧嘩や諍いが生じます。
そのコミュニケーションはお互い気持ちのいいものではありませんね。

Iメッセージに慣れてくると、そういった人とのトラブルが減るので、
気持ちも楽になり余裕も生まれてくるでしょう。
きっとその時、あなたは自分の変化に気づくはずです。

コミュニケーションに問題が起こっている場合、このIメッセージとは逆の
YOUメッセージになっていることが考えられます。

「あなたのせいで〜だ」
「あなたが〜だから〜だ」

のように、主語が相手になっています。

いざ、練習あるのみ!


わたし自身、結婚前に夫と交際している期間でこのIメッセージを学び、
すぐに日常に落とし込んで意識して使うようにしてみたところ、
当時の夫から「最近君がすごく変わってきているのを感じる」と
言われるようになりました。

もともと、喧嘩をすることはなかったのですが、わたしが一方的に
彼を困らせたり悲しませるような言動をしていたのですね。

自分自身でも、変化していくことを実感し、楽しんでいました。

慣れてきた頃、家族にも使うようになり、意識しすぎなくても
使えるようになってきました。


ぜひ、皆さんもIメッセージを使い、自己開示をして、
コミュニケーションの輪を広げてみてくださいね。

2019/05/30

SNSとの付き合い方

こんにちは。

5月なのに、暑い日が続きますね。
みなさん体調崩されていないでしょうか?

湿度がそこまででないことでなんとか過ごせていますが、
わたしは夏がとても苦手なので先が思いやられます・・・

さて、今日は今となっては身近なものとなった“SNS”との付き合い方について
お話したいなと思います。

中には、全く利用していないという方もいらっしゃるかと思いますが、
みなさん、いくつのサービスを利用してらっしゃるでしょうか?

増えていったSNSサービス


わたし個人的な話ですと、サービス開始当初からのmixi・twitter・instagram、
知り合いに誘われfacebookなどなど、利用してきました。

現在使っているのはinstagramのみでしょうか。

どのサービスもやめたり再開したりを繰り返してきました。

SNSを、日々の生活の中でお仕事や活動の一部で使っている方も
少なくないとは思うのですが、どんな人でも、健康的に使っていくことが
とても大切だと考えています。

SNSから引き起こる様々な感情やトラブル


どれもがWEBサービスですから、当然やり取りは基本的に文字となりますね。
文字というのは、結構勘違いや思い込みを引き起こしやすく、
トラブルにもなりやすいと考えます。

そこに声のトーンだったり、表情、身振り手振りが存在していないため、
読み手側の汲み取り方、受け取り方、が重要になってきてしまいます。

書く文章、発信する内容、には十分配慮する必要があります。

文章だけであること、相手が目の前にいないからといって、
感情的になり、感情任せにやり取りをしないように注意しましょう。

感情がブワッと沸き起こってきたら、少し離れて、ゆっくり深呼吸しましょう。
リラックスし、冷静になれたなら、もう一度向き合います。

SNSを使って承認欲求を満たそうとしない


「誰かに認められたい」という気持ちは、人にはみな備わっているものですが、
それが強くでている場合に、SNSに没頭することは気をつけた方が良いと考えます。

執着をしすぎていると、気がつくと全く楽しめなくなっているどころか、
悩ましく、苦しいものとなってしまったり、感情が不安定になり、
人とトラブルを起こしやすくなる可能性もあります。

そんな時はまず、執着を手放して、心身をリラックスできる状態に戻しましょう。


他人と比べすぎには要注意


SNSというのは、周りから「素敵」だと思われる部分を
切り取って見せている人が大半ではないでしょうか?

もちろん、自分の苦労や悩みをアウトプットするために利用する方も
中にはいると思いますが、自分の得意な面や自信がある面を発表する場として
使う方がたくさんいらっしゃると感じます。

「素敵だなあ」と思う分には良いと思うのですが、
羨ましさや嫉妬、自分の不甲斐なさや自信のなさなどを
もし強く感じるようになってしまったら要注意です。

あなたはあなた自身で素晴らしいものを持っています。
ですから自信をなくす必要はありません。

また、羨ましさや嫉妬で心の中がいっぱいになると、結局はそれが
辛くなってしまいます。

羨ましい気持ち、嫉妬する気持ちは、前向きなパワーになるものであれば
自分自身にプラスに働きますが、そうでないものは逆の働きをします。

ご家族やご友人から、「ちょっと行きすぎた行動をしていない?」
なんて思われたり、伝えられた際には、一度立ち止まって、自分自身と
じっくり向き合いましょう。

一度、一切をやめてみる勇気を持つ


これはSNSに限った話でありませんが、周りからのアドバイスがあったり、
自分自身でなんだかモヤモヤしたり、疑問を持つようなことがあったならば、
一度思い切ってやめてみることもオススメします。

完全にサービスから退会などしなくても、しばらくの間離れてみる、
という方法でも良いと思います。

わたしの経験では、

「あんなにやめるのが怖かったり不安だったりのに、すごくスッキリした」

と感じることが多かったです。

色々なことから離れてみて、まず眼精疲労や頭痛などが減り、
画面を長い時間見ていたことに気づき、反省しました。

現在、誰もがネットが日常と密接していますが、情報過多であり
脳が常に疲れている状態とも言われています。

長時間の利用は、目だけでなく身体中に影響が起こります。
健康面についても気をつける必要がありますね。

以前、隣人で仲良くしてくださっていた友人でもある奥さまは、
instagramで素敵なコーディネートをする方を日々見ていたそうです。
それを真似したくなり、お店に同じものを求めに行っていたとか。
ところが試着してみると、自分には似合わず、そこで「あれ?」と
思うところがあったのと同時に、今までの自分自身を振り返って、
何か違和感じ感じたようです。
それから、instaを一度やめてみました、とお聞きしました。

自分にとって心地良いSNSに


わたしがあらゆるSNSのサービスをやめたり再開してきたのは、
以下のようなことがあったからです。

・フォロワーがどんどん増え、1000人に近づき怖くなった
・素敵だと思われるものを発信し続ける自信がなくなった
・会ったことない人とのトラブル
・フォローを返さなくちゃいけないという義務感
・出掛ける度に、載せるための写真を撮らなくちゃという義務感
・それによる夫からの意見
・見ていると欲しいものや憧れのものが増えて心が混乱した
・いつのまにか更新するために、物や場所を選んでいた

まだまだ他にもあると思うのですが、すぐ思い出せるのはこんなところです。

人との繋がりもあったため迷いも生じましたが、考え抜いた結果、
やめてみるという選択をしました。

一度離れ、リセットして、離れたところからSNSと自分自身を客観的に見てみました。

離れてみて得られたものは、たくさんありました。
別のことに割く時間が増えること、新しい試み、人と過ごす時間の変化など。

ですが一方で、わたし自身としてはちょっと寂しいな、と思う部分にも気がつきました。

それは、見ている方への発信という視点ではなく、自分自身のやり甲斐や
モチベーション、メリハリのある生活、を失ってしまったり、自分の好きなことや
その良さを感じる瞬間も減ってしまったのです。

その時わたしは、

「心地良くSNSを使えるような自分をまず、目指そう。
そうしたら、また始めてみよう。その時は、今までよりずっと楽に楽しく!」

こんなことを決意したのでした。

そして現在のわたし。

心が楽で楽しみながら使わせて頂いています。
義務感に襲われたり飾り立てた自分を見せることもなく、楽しむために使い、
またそれが生活にメリハリを生み出し、ネガティブな感情を持つ時間が
格段に減りました。

のめり込みすぎず、身体の具合や調子も考慮して、負担のない範囲でやっており、
また、「疲れたら休もうっと」という気軽な気分で行っています。

2019/05/26

フィートバックを大切に

こんにちは。

今日は“フィードバック”の大切さについて書きたいなと思います。

みなさんは、自分のことをどれくらい分かってるな〜と感じますか?

100%?
50%くらいでしょうか?

自分で自分のことを理解している量


0%、と言う人はいないと思いますが、
実は人は自分のことをおよそ10%ほどの量を理解(意識)していると言われています。

そこを広げる方法に、自己開示をする(自分のことを話す)方法と、
フィートバックを受ける(他人から見た自分のことを聴く)方法があります。

自己の4つのカテゴリー


人には4つの窓があると唱えている方がいて(「ジョハリの窓」で詳しく検索できます)

その4つというのが、

1.自分も他人も知っている自分自身(開放の姿)
2.他人は分かっているけれど、自分が知らない自分自身(盲点の姿)
3.自分は知っているけれど、他人には見せていない自分自身(秘密の姿)
4.自分も他人も知らない自分自身(未知の姿)

このように分かれます。

1の「開放の窓」は、自己開示とフィードバックを受けることによって、広がります。

自己理解が深まり、自己実現がしやすくなるだけでなく、人間関係も良好になり
健常な状態を維持しやすいと考えられています。

フィードバックをたくさん受けよう


信頼できる人と、お互いがお互いにどう思っているか話し合ってみたり、
自分の知らない面について「あなたってこういうところがあって素敵ね」と
褒められた時には、謙遜しすぎずに、「自分にはこういう面もあるのかな?」と
受け止めて、新しい自分を発見してみることを、おすすめします。

・自分のことがどんな風に見えているか?
・自分の行動や発言をどう受け取られているか?

などを知ることで、人間関係で悩んでいることがある場合、自分の苦手や不得意な面を
他人から教えてもらい、改善することも可能です。

わたし自身も、日頃からフィードバックを素直に受け取るように心掛けています。

「そんな風に言ってくれる人が複数いるなら、もう少し自信を持ってみよう」とか、
「自分でも気づいてたけど、苦しいときの自分はそういう癖があるんだ」と感じ、

自分自身を見つめ直し、ではどうしたら楽になるか?や、円滑に物事が進むか?
などと考え、勉強したり改善を図って、日々少しずつ進化した結果、
以前より楽な気持ちになり、理想の自分に近づいていた、なんてこともありました。

自己理解を深め、新しい自分に


信頼できる相手が居ないという方は、まずはそういった方に出会いましょう。

それには、自分から自己開示をすることも重要です。
こちらのブログではIメッセージを使って相手に自分を伝える方法を
オススメしてきました。
その方法を使い、自分のことを理解してくれる人を増やすことが大切です。

もう少し詳しく、Iメッセージについてもお伝えし直したいなと思います。

2019/05/23

良い発信をして、良い発信を受け取りましょう

こんにちは。

前回の記事に関連し、今日は

積極的に他人へ良い発信をし、良い発信を受け取ろう

という内容のお話をしたいなと思います◎

みなさんは、思ったことを素直に伝えられていますか?

以前、わたしは夫から「君はすごく良いね」という唐突な発言から、
嬉しい言葉を貰ったことがあります。

自分が他人へ良い発信をしていると気づいたこと


義実家に行った時の帰り道だったと思うのですが、彼は

「母に対して、作ったごはんが美味しいとか、会えて嬉しいとか、
そういうのを体中で表現して伝えてるのがすごく良いなと思うし、嬉しい」

と言い、続いて

「僕にはできないこと」

と言われました。

どうも、言いたい・伝えたいという思いは生まれるらしいのですが、
積極的には言葉にしないとのこと。
それをしない、なかなかできない彼からしたら、それが凄いこと、
という風に見えたようです。

わたしは今まで、相手の良いところや凄いなあと尊敬したところは、
割と口に出して伝えていたなあと、その時自分を振り返って気づきました。

中には、褒められ慣れていない方もいて、「どうしてそんなに褒めるの?」と
言う方もいました。
伝えられなれてない方には、戸惑うこともあるのかもしれません。

良い発信をすると、良い発信も受ける


相手の良いところを伝えると、それだけでコミュニケーションは取れますし、
会話が続くことにもなるのですよね。

そしてまた、自分に対しても良い発信を受けやすい、と思います。

わたしも、初対面だったりよく知らない相手だと、やはり色々考えたり
気を遣ったり様子をうかがうこともあります。

けれど、「せっかくだから、伝えておきたいな!」という気持ちが芽生え、
思い切って、勇気を出して、口にしたり文章で伝えたりしています。

そこから生まれた多くの素敵な繋がりや絆は、宝物です。

先日のことだと、歯医者さんに行った際、受付にて

「電話口でもそうなのですが、こちらの受付の方のご対応が丁寧で優しく、
来るたびにホッとします。ありがとうございます。」

と伝えてから帰りました。

思い切って伝えた後に、受け取ったもの


昨日、「キラキラした年下の女の子へのファンレター」という記事を書きました。

実はその返信の中に、すごく嬉しい言葉が書いてあったのです。

『こうして言葉にして伝えてくれることで、エネルギーになる』
『悲しいことがあったら読み返して励みにしたい』

身にあまるような言葉の数々に、心が震えました。

そして、思い切って伝えてみて本当に良かった、自分にとってもこんなに
大きな喜びになるなんて思ってもみなかった、と思いました。

自分の言葉が、相手にとって嬉しいと感じて貰えることもまた、幸せなことです。
わたしはその夜、幸せな気持ちでいっぱいになりました。

これはやはり、やってみないと受け取れないものの数々です。

そしてそれは時に、フィードバックとして、自分自身の知らない部分を知ったり、
気づきを得たり、自分自身を見つめ直す大事なキッカケになることもあります。

フィードバックの大切さについては、また別の機会に。

みなさんにも是非、このような形でコミュニケーションの輪を広げたり、
素敵なコミュニケーションを作っていただけたらと思います。

2019/05/22

キラキラした年下の女の子へのファンレター

こんにちは。

今日は個人的な話になっていますのですが、

一歩踏み出して行動に移してみる大切さ

に繋がるお話の一例ということも含めて、書かせて頂きたいと思います。

身体の変化が起きた10年前


わたしの身体に変調をきたしたのはもう10年近く前です。
それが徐々に悪化し、身体中が痛く、立っていることも難しい時があったり、
痛みで眠れずノイローゼになりそうな日々が続いていきました。

その後、MRIも経験し、27歳の時にやっと治療できそうな病院と出会いました。

身体がすっかり変わってしまってから、歩く以外の運動に制限がかかるようになりました。
そうすると必然的に、家で過ごすことが増えていきます。

その中で一時期はブログをやってみるということに挑戦もしました。

それ以外の時間に、携帯でゲームをするようになったのです。
その時間は、楽しいだけでなく、自分の身体の痛さや辛さを忘れることができました。

長くなるので少しはしょりますが、一年前くらいに、とあるゲームを始めました。
それは、任天堂switchを買ってゲームを始めた夫と遊ぶため。

あまり慣れてない類のゲームだったので、すぐ断念し、諦めかけました。

ですがなんだかその時、この諦めグセは嫌だ!もう一度だけ!
と、挑戦してみたくなったのです。

「きっとできないだろう」というフィルターを通してみる世界は、
自分で可能性を狭め、チャンスを自ら棒に振ってしまうこと。

ある女の子との出会い


そして一日の中で少しずつ触れるようになった頃、また壁にぶち当たりました。

その時期に、とある女の子に出会います。
わたしより一回り近く年下の女の子が、そのゲームをしていて、
YouTubeでその姿を見た時にすっかりファンになってしまったのです。

可愛くて、素直で、みんなに愛されるようなキャラクターの彼女には、
すでにたくさんの温かいファンがついていました。

わたしは携帯の画面を長く見ていると身体の具合が悪くなってしまうことから、
結局はそのゲームをやめることとなってしまいました。

ですがそれから一年近く。
会ったこともない、自分よりずっと若い女の子の頑張る姿が、
いつからか自分の励みになり、動画も何度も見ては影からこっそり
応援し続けてしました。

彼女が自分のやりたいことをしたいと、形にしていく様子も
まるで妹でもできたかのような温かい気持ちで見守っており、
本当に嬉しかったのですが、つい最近、新しい一歩を踏み出した彼女の動画で
少しいざこざが起こり、とても心配になってしまいました。

思い切ってメールを送信


わたしは今はツイッターもやっておらず、YouTubeでなんて
コメントしたことが一度もなく、緊張しすぎてハードルが高い・・・
そんな中、彼女のツイッターにお仕事依頼用のメアドを発見しました。
お仕事の依頼用だったら、迷惑かもしれないなあ・・と悩んだのだけれど、
どうしても伝えたい気持ちがあり、そのことを踏まえた上でメールにも書き
思いを伝えました。
迷惑メールとして届けば読まないかもしれない、読んでも迷惑と思うかもしれない、
返信もきっと来ないだろう、それでもいいと思いました。

しかししばらくして・・・

彼女からとても丁寧なメールの返信がありました。

まだ若い、脆くて繊細な一面も持ち合わせてるであろう年齢で、
背負っているものはわたしよりはるかに大きいのではないかと思い、
丁寧な文面に涙が流れてしまいました。

そのメールは、わたしの宝物の一つとなりました。

世界は広く、自分が傷つく場面や、苦しみ迷うこともたくさんあるでしょう。

それでも、自分のやりたいこと、決めたことに突き進む人間は強く、
キラキラしていて眩しいのは間違いがないと思うのです。

わたしはその会ったこともない女の子から、勇気をもらい、
わたし自身も新しい一歩を踏み出すことになりました。

これからも、こっそり影から、見守って、応援しています。
「けいれーい!ビシッ!」が可愛い女の子へ。

次回はこの話にまた関連付けたお話を書きます◎