わたしは、夫がとても好きです。
そして、尊敬しています。
毎日一生懸命働いてきてくれて、感謝しています。
この人と結婚できて本当に良かったなあ、と思いますし、
それを夫にも伝えています。
そんなわたし達夫婦ですが、付き合いだした当時は酷いものでした。
酷いというのは、わたし自身のことです。
ごあいさつの方でも少し触れましたが、わたしは問題を抱えていて、
当時は夫を困らせるばかりでした。
夫も、あの頃のままのわたしであったら、結婚していたか、
付き合い続けていたかどうか分からない、と言っていました。
心理学を学び始めてからわたしは確実に変わり、
それは夫からもはっきり分かるほどだったそうです。
夫は感情的になることがまずないので、怒ったり怒鳴ったり、
泣き叫んだりはしません。
それをしていたのは、わたしだけ。
とにかく、つらくてつらくて仕方なかったわたしなのですが、
今思うと、思い通りにならないのでどうしたらいいか分からず、
感情のまま相手にぶつけていたのだと思います。
心理学を学びだしてから、一番最初にチャレンジしたこと。
それは、『伝え方』に注意したことです。
最も大事なのは、決して相手を否定したり、非難しないこと。
これだけでも気を付けるようになれば、関係性はぐんと
変わってくるのではないかと思います。
例に挙げてみます。
彼氏がテレビを夢中で見ています。
彼女は彼氏と話がしたくて、話し掛けます。
すると、彼の方はそっけない態度だったり、返答がなかったり、
もしかしたら「うるさいなあ」なんて言うかもしれません。
このような体験をした方が、実際にいるかもしれませんね。
ちなみにわたしはこのような経験を、
彼女=自分
彼氏=両親や周りの大人、家族
で思い出すことができます。
こんな時、
「(あなたは)どうして話を聞いてくれないのよ!」
「(あなたは)テレビばっかり見ているわね!」
と、言いたくなるかもしれません。
このような返し方は、YOUメッセージと言います。
相手への伝え方でベストは方法はIメッセージと言います。
例えば、
「(わたしは)あなたがテレビに夢中で寂しい」
「(わたしは)あなたから返事がなくて、悲しかったわ」
このような返し方が挙げられます。
先ほどのと比べてお気づきの方もいるかもしれませんが、
二つの返し方は、主語が違います。
ポイントは、相手がしたことで自分が受けた影響を伝えることです。
Iメッセージで伝えると、相手を否定したり非難した言い方ではないので、
相手の心へ入りやすいのだと思います。
YOUメッセージは相手を傷つけたり、嫌な気持ちにさせたり、
喧嘩に発展させてしまう可能性がとても高いです。
そして、わたしが実際に感じたことなのですが、YOUメッセージで
発言していた時は、感情的になりがちだったので、思い込みが
強いことが多かったのです。
挙げた例で言うと、
・意図的に無視しようとしたのではないかもしれない
・返答するのを忘れるほど大好きな番組であった
・夢中になりすぎて聞こえていなかった
今ではこんな風に冷静に想像して、Iメッセージで気持ちを
伝えることができます。
以前は、自分のことは大切にされていないと思ったり、
無視をされているような気分になり、傷ついた寂しさや悲しみが
怒りに変わっていました。
この方法を知ってからは、感情に身を任せず冷静になり、
気持ちを落ち着かせてから言葉を選んで伝えられるようになり、
昔のように泣きわめいたり、相手を責めるようなことが
格段に減りました。(ほぼ、なくなりました)
それでもYOUメッセージを使ってしまった時・・・についても
また記事にしてみたいと思います。
今回、IメッセージとYOUメッセージについて書かせて頂きました。
わたしが習ったのはこの二つだったのですが、調べてみると
WEメッセージというものもあるそうです。
とても、勉強になります。
さらに気になる方は是非、調べてみてくださいね。
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