2019/05/30

SNSとの付き合い方

こんにちは。

5月なのに、暑い日が続きますね。
みなさん体調崩されていないでしょうか?

湿度がそこまででないことでなんとか過ごせていますが、
わたしは夏がとても苦手なので先が思いやられます・・・

さて、今日は今となっては身近なものとなった“SNS”との付き合い方について
お話したいなと思います。

中には、全く利用していないという方もいらっしゃるかと思いますが、
みなさん、いくつのサービスを利用してらっしゃるでしょうか?

増えていったSNSサービス


わたし個人的な話ですと、サービス開始当初からのmixi・twitter・instagram、
知り合いに誘われfacebookなどなど、利用してきました。

現在使っているのはinstagramのみでしょうか。

どのサービスもやめたり再開したりを繰り返してきました。

SNSを、日々の生活の中でお仕事や活動の一部で使っている方も
少なくないとは思うのですが、どんな人でも、健康的に使っていくことが
とても大切だと考えています。

SNSから引き起こる様々な感情やトラブル


どれもがWEBサービスですから、当然やり取りは基本的に文字となりますね。
文字というのは、結構勘違いや思い込みを引き起こしやすく、
トラブルにもなりやすいと考えます。

そこに声のトーンだったり、表情、身振り手振りが存在していないため、
読み手側の汲み取り方、受け取り方、が重要になってきてしまいます。

書く文章、発信する内容、には十分配慮する必要があります。

文章だけであること、相手が目の前にいないからといって、
感情的になり、感情任せにやり取りをしないように注意しましょう。

感情がブワッと沸き起こってきたら、少し離れて、ゆっくり深呼吸しましょう。
リラックスし、冷静になれたなら、もう一度向き合います。

SNSを使って承認欲求を満たそうとしない


「誰かに認められたい」という気持ちは、人にはみな備わっているものですが、
それが強くでている場合に、SNSに没頭することは気をつけた方が良いと考えます。

執着をしすぎていると、気がつくと全く楽しめなくなっているどころか、
悩ましく、苦しいものとなってしまったり、感情が不安定になり、
人とトラブルを起こしやすくなる可能性もあります。

そんな時はまず、執着を手放して、心身をリラックスできる状態に戻しましょう。


他人と比べすぎには要注意


SNSというのは、周りから「素敵」だと思われる部分を
切り取って見せている人が大半ではないでしょうか?

もちろん、自分の苦労や悩みをアウトプットするために利用する方も
中にはいると思いますが、自分の得意な面や自信がある面を発表する場として
使う方がたくさんいらっしゃると感じます。

「素敵だなあ」と思う分には良いと思うのですが、
羨ましさや嫉妬、自分の不甲斐なさや自信のなさなどを
もし強く感じるようになってしまったら要注意です。

あなたはあなた自身で素晴らしいものを持っています。
ですから自信をなくす必要はありません。

また、羨ましさや嫉妬で心の中がいっぱいになると、結局はそれが
辛くなってしまいます。

羨ましい気持ち、嫉妬する気持ちは、前向きなパワーになるものであれば
自分自身にプラスに働きますが、そうでないものは逆の働きをします。

ご家族やご友人から、「ちょっと行きすぎた行動をしていない?」
なんて思われたり、伝えられた際には、一度立ち止まって、自分自身と
じっくり向き合いましょう。

一度、一切をやめてみる勇気を持つ


これはSNSに限った話でありませんが、周りからのアドバイスがあったり、
自分自身でなんだかモヤモヤしたり、疑問を持つようなことがあったならば、
一度思い切ってやめてみることもオススメします。

完全にサービスから退会などしなくても、しばらくの間離れてみる、
という方法でも良いと思います。

わたしの経験では、

「あんなにやめるのが怖かったり不安だったりのに、すごくスッキリした」

と感じることが多かったです。

色々なことから離れてみて、まず眼精疲労や頭痛などが減り、
画面を長い時間見ていたことに気づき、反省しました。

現在、誰もがネットが日常と密接していますが、情報過多であり
脳が常に疲れている状態とも言われています。

長時間の利用は、目だけでなく身体中に影響が起こります。
健康面についても気をつける必要がありますね。

以前、隣人で仲良くしてくださっていた友人でもある奥さまは、
instagramで素敵なコーディネートをする方を日々見ていたそうです。
それを真似したくなり、お店に同じものを求めに行っていたとか。
ところが試着してみると、自分には似合わず、そこで「あれ?」と
思うところがあったのと同時に、今までの自分自身を振り返って、
何か違和感じ感じたようです。
それから、instaを一度やめてみました、とお聞きしました。

自分にとって心地良いSNSに


わたしがあらゆるSNSのサービスをやめたり再開してきたのは、
以下のようなことがあったからです。

・フォロワーがどんどん増え、1000人に近づき怖くなった
・素敵だと思われるものを発信し続ける自信がなくなった
・会ったことない人とのトラブル
・フォローを返さなくちゃいけないという義務感
・出掛ける度に、載せるための写真を撮らなくちゃという義務感
・それによる夫からの意見
・見ていると欲しいものや憧れのものが増えて心が混乱した
・いつのまにか更新するために、物や場所を選んでいた

まだまだ他にもあると思うのですが、すぐ思い出せるのはこんなところです。

人との繋がりもあったため迷いも生じましたが、考え抜いた結果、
やめてみるという選択をしました。

一度離れ、リセットして、離れたところからSNSと自分自身を客観的に見てみました。

離れてみて得られたものは、たくさんありました。
別のことに割く時間が増えること、新しい試み、人と過ごす時間の変化など。

ですが一方で、わたし自身としてはちょっと寂しいな、と思う部分にも気がつきました。

それは、見ている方への発信という視点ではなく、自分自身のやり甲斐や
モチベーション、メリハリのある生活、を失ってしまったり、自分の好きなことや
その良さを感じる瞬間も減ってしまったのです。

その時わたしは、

「心地良くSNSを使えるような自分をまず、目指そう。
そうしたら、また始めてみよう。その時は、今までよりずっと楽に楽しく!」

こんなことを決意したのでした。

そして現在のわたし。

心が楽で楽しみながら使わせて頂いています。
義務感に襲われたり飾り立てた自分を見せることもなく、楽しむために使い、
またそれが生活にメリハリを生み出し、ネガティブな感情を持つ時間が
格段に減りました。

のめり込みすぎず、身体の具合や調子も考慮して、負担のない範囲でやっており、
また、「疲れたら休もうっと」という気軽な気分で行っています。

2019/05/26

フィートバックを大切に

こんにちは。

今日は“フィードバック”の大切さについて書きたいなと思います。

みなさんは、自分のことをどれくらい分かってるな〜と感じますか?

100%?
50%くらいでしょうか?

自分で自分のことを理解している量


0%、と言う人はいないと思いますが、
実は人は自分のことをおよそ10%ほどの量を理解(意識)していると言われています。

そこを広げる方法に、自己開示をする(自分のことを話す)方法と、
フィートバックを受ける(他人から見た自分のことを聴く)方法があります。

自己の4つのカテゴリー


人には4つの窓があると唱えている方がいて(「ジョハリの窓」で詳しく検索できます)

その4つというのが、

1.自分も他人も知っている自分自身(開放の姿)
2.他人は分かっているけれど、自分が知らない自分自身(盲点の姿)
3.自分は知っているけれど、他人には見せていない自分自身(秘密の姿)
4.自分も他人も知らない自分自身(未知の姿)

このように分かれます。

1の「開放の窓」は、自己開示とフィードバックを受けることによって、広がります。

自己理解が深まり、自己実現がしやすくなるだけでなく、人間関係も良好になり
健常な状態を維持しやすいと考えられています。

フィードバックをたくさん受けよう


信頼できる人と、お互いがお互いにどう思っているか話し合ってみたり、
自分の知らない面について「あなたってこういうところがあって素敵ね」と
褒められた時には、謙遜しすぎずに、「自分にはこういう面もあるのかな?」と
受け止めて、新しい自分を発見してみることを、おすすめします。

・自分のことがどんな風に見えているか?
・自分の行動や発言をどう受け取られているか?

などを知ることで、人間関係で悩んでいることがある場合、自分の苦手や不得意な面を
他人から教えてもらい、改善することも可能です。

わたし自身も、日頃からフィードバックを素直に受け取るように心掛けています。

「そんな風に言ってくれる人が複数いるなら、もう少し自信を持ってみよう」とか、
「自分でも気づいてたけど、苦しいときの自分はそういう癖があるんだ」と感じ、

自分自身を見つめ直し、ではどうしたら楽になるか?や、円滑に物事が進むか?
などと考え、勉強したり改善を図って、日々少しずつ進化した結果、
以前より楽な気持ちになり、理想の自分に近づいていた、なんてこともありました。

自己理解を深め、新しい自分に


信頼できる相手が居ないという方は、まずはそういった方に出会いましょう。

それには、自分から自己開示をすることも重要です。
こちらのブログではIメッセージを使って相手に自分を伝える方法を
オススメしてきました。
その方法を使い、自分のことを理解してくれる人を増やすことが大切です。

もう少し詳しく、Iメッセージについてもお伝えし直したいなと思います。

2019/05/23

良い発信をして、良い発信を受け取りましょう

こんにちは。

前回の記事に関連し、今日は

積極的に他人へ良い発信をし、良い発信を受け取ろう

という内容のお話をしたいなと思います◎

みなさんは、思ったことを素直に伝えられていますか?

以前、わたしは夫から「君はすごく良いね」という唐突な発言から、
嬉しい言葉を貰ったことがあります。

自分が他人へ良い発信をしていると気づいたこと


義実家に行った時の帰り道だったと思うのですが、彼は

「母に対して、作ったごはんが美味しいとか、会えて嬉しいとか、
そういうのを体中で表現して伝えてるのがすごく良いなと思うし、嬉しい」

と言い、続いて

「僕にはできないこと」

と言われました。

どうも、言いたい・伝えたいという思いは生まれるらしいのですが、
積極的には言葉にしないとのこと。
それをしない、なかなかできない彼からしたら、それが凄いこと、
という風に見えたようです。

わたしは今まで、相手の良いところや凄いなあと尊敬したところは、
割と口に出して伝えていたなあと、その時自分を振り返って気づきました。

中には、褒められ慣れていない方もいて、「どうしてそんなに褒めるの?」と
言う方もいました。
伝えられなれてない方には、戸惑うこともあるのかもしれません。

良い発信をすると、良い発信も受ける


相手の良いところを伝えると、それだけでコミュニケーションは取れますし、
会話が続くことにもなるのですよね。

そしてまた、自分に対しても良い発信を受けやすい、と思います。

わたしも、初対面だったりよく知らない相手だと、やはり色々考えたり
気を遣ったり様子をうかがうこともあります。

けれど、「せっかくだから、伝えておきたいな!」という気持ちが芽生え、
思い切って、勇気を出して、口にしたり文章で伝えたりしています。

そこから生まれた多くの素敵な繋がりや絆は、宝物です。

先日のことだと、歯医者さんに行った際、受付にて

「電話口でもそうなのですが、こちらの受付の方のご対応が丁寧で優しく、
来るたびにホッとします。ありがとうございます。」

と伝えてから帰りました。

思い切って伝えた後に、受け取ったもの


昨日、「キラキラした年下の女の子へのファンレター」という記事を書きました。

実はその返信の中に、すごく嬉しい言葉が書いてあったのです。

『こうして言葉にして伝えてくれることで、エネルギーになる』
『悲しいことがあったら読み返して励みにしたい』

身にあまるような言葉の数々に、心が震えました。

そして、思い切って伝えてみて本当に良かった、自分にとってもこんなに
大きな喜びになるなんて思ってもみなかった、と思いました。

自分の言葉が、相手にとって嬉しいと感じて貰えることもまた、幸せなことです。
わたしはその夜、幸せな気持ちでいっぱいになりました。

これはやはり、やってみないと受け取れないものの数々です。

そしてそれは時に、フィードバックとして、自分自身の知らない部分を知ったり、
気づきを得たり、自分自身を見つめ直す大事なキッカケになることもあります。

フィードバックの大切さについては、また別の機会に。

みなさんにも是非、このような形でコミュニケーションの輪を広げたり、
素敵なコミュニケーションを作っていただけたらと思います。

2019/05/22

キラキラした年下の女の子へのファンレター

こんにちは。

今日は個人的な話になっていますのですが、

一歩踏み出して行動に移してみる大切さ

に繋がるお話の一例ということも含めて、書かせて頂きたいと思います。

身体の変化が起きた10年前


わたしの身体に変調をきたしたのはもう10年近く前です。
それが徐々に悪化し、身体中が痛く、立っていることも難しい時があったり、
痛みで眠れずノイローゼになりそうな日々が続いていきました。

その後、MRIも経験し、27歳の時にやっと治療できそうな病院と出会いました。

身体がすっかり変わってしまってから、歩く以外の運動に制限がかかるようになりました。
そうすると必然的に、家で過ごすことが増えていきます。

その中で一時期はブログをやってみるということに挑戦もしました。

それ以外の時間に、携帯でゲームをするようになったのです。
その時間は、楽しいだけでなく、自分の身体の痛さや辛さを忘れることができました。

長くなるので少しはしょりますが、一年前くらいに、とあるゲームを始めました。
それは、任天堂switchを買ってゲームを始めた夫と遊ぶため。

あまり慣れてない類のゲームだったので、すぐ断念し、諦めかけました。

ですがなんだかその時、この諦めグセは嫌だ!もう一度だけ!
と、挑戦してみたくなったのです。

「きっとできないだろう」というフィルターを通してみる世界は、
自分で可能性を狭め、チャンスを自ら棒に振ってしまうこと。

ある女の子との出会い


そして一日の中で少しずつ触れるようになった頃、また壁にぶち当たりました。

その時期に、とある女の子に出会います。
わたしより一回り近く年下の女の子が、そのゲームをしていて、
YouTubeでその姿を見た時にすっかりファンになってしまったのです。

可愛くて、素直で、みんなに愛されるようなキャラクターの彼女には、
すでにたくさんの温かいファンがついていました。

わたしは携帯の画面を長く見ていると身体の具合が悪くなってしまうことから、
結局はそのゲームをやめることとなってしまいました。

ですがそれから一年近く。
会ったこともない、自分よりずっと若い女の子の頑張る姿が、
いつからか自分の励みになり、動画も何度も見ては影からこっそり
応援し続けてしました。

彼女が自分のやりたいことをしたいと、形にしていく様子も
まるで妹でもできたかのような温かい気持ちで見守っており、
本当に嬉しかったのですが、つい最近、新しい一歩を踏み出した彼女の動画で
少しいざこざが起こり、とても心配になってしまいました。

思い切ってメールを送信


わたしは今はツイッターもやっておらず、YouTubeでなんて
コメントしたことが一度もなく、緊張しすぎてハードルが高い・・・
そんな中、彼女のツイッターにお仕事依頼用のメアドを発見しました。
お仕事の依頼用だったら、迷惑かもしれないなあ・・と悩んだのだけれど、
どうしても伝えたい気持ちがあり、そのことを踏まえた上でメールにも書き
思いを伝えました。
迷惑メールとして届けば読まないかもしれない、読んでも迷惑と思うかもしれない、
返信もきっと来ないだろう、それでもいいと思いました。

しかししばらくして・・・

彼女からとても丁寧なメールの返信がありました。

まだ若い、脆くて繊細な一面も持ち合わせてるであろう年齢で、
背負っているものはわたしよりはるかに大きいのではないかと思い、
丁寧な文面に涙が流れてしまいました。

そのメールは、わたしの宝物の一つとなりました。

世界は広く、自分が傷つく場面や、苦しみ迷うこともたくさんあるでしょう。

それでも、自分のやりたいこと、決めたことに突き進む人間は強く、
キラキラしていて眩しいのは間違いがないと思うのです。

わたしはその会ったこともない女の子から、勇気をもらい、
わたし自身も新しい一歩を踏み出すことになりました。

これからも、こっそり影から、見守って、応援しています。
「けいれーい!ビシッ!」が可愛い女の子へ。

次回はこの話にまた関連付けたお話を書きます◎

2019/05/21

人と親密になる会話の鍵

こんにちは。

今日は、
「人と話すのが苦手」「話をしたいけど何を話していいのか分からない」
「話が続かない」「仲良くなりたいけど親密になれない」
という方にオススメのコミュニケーションの仕方について
お話したいな、と思います。

先日、とある動画を見ていたのですが、それが自分に当てはまる内容で
「ええ!なるほど」と思うことがあったんです。

ずばり、『質問をすること』なんです。

わたし、質問することがとても好きなんですよ。
相手に好感を持ち、親しくなりたいと思い興味を持つと、
知りたいという欲求が強く生まれるのですね。

そうすると、相手にいろんな質問を投げかけるんです。
その質問からまた質問が増えたり、そこから共通項を見つけて話が広がったり、
自己開示をしながら話がどんどん膨らんだりと、会話が弾むだけでなく
相手との親密さが増していくのです。

仲良くなりたい人が居たり、異性で気になっている人が居て、
もう少し距離を縮めたいなあとか、楽しく会話をしたいなあと思った時は、
ぜひ質問をするという事を意識してみてください。

メールなどでも質問するような内容を書く事で、相手とのキャッチボールができます。
一方的な会話は続きませんが、質問をすると、相手は答えることになりますよね。

「映画に行こう」といきなりメールした場合、返ってくる答えはYESかNOですね。
親密な間柄ならば、それ以降も会話が続くかもしれませんが、そうでない場合は、
「映画は好きですか?」「どんな映画が好きですか?」「他にどんな趣味を持っていますか?」
なんていう風に質問することで、会話を続けることや話を広げることがしやすくなります。

また、前回苦手意識を持つ相手や、自分のことを嫌いかもしれないと思う相手へ、
思いを込みを一度捨てて、相手の良いところに目を向けてみようという
お話を書きましたが、その際に質問を加えても良いと思います。

「いつも仕事が早いですね、何か意識していることや工夫していることはありますか?」

こんな風に、相手の良いところを伝えた上で質問をします。

仕事でミスをしたり、怒られてしまった場合でも、自分を責めすぎたり
きっと上司や職場の人たちは自分を悪く思っている・・・
なんて考え方は思い込みになり、ますます状況は悪くなってしまうでしょうから、
思い込みは切り離し、リセットをした上で、先ほどのような接し方を
意識してみてはどうでしょうか?

リラックスして、会話を楽しむことができますように。

2019/05/19

良好なコミュニケーションを目指して

こんにちは。

今日はコミュニケーションについてお話してみたいなと思います。

人によって、コミュニケーションの得意・不得意は様々ですよね。

苦手な人や不得意だなあと思ってる相手が居たり、
学校や職場などの人間関係でちょっと悩んでいる、
そんな方々に向けて少しでも役に立てたら良いなあと思うことを
書いてみたいと思います。

まず、ご自分の感情ポケットから、思い込みを捨てる練習をしましょう

「あの人はわたしを悪く思っているかもしれない」
「あの人はわたしにキツく当たるからきっと嫌いなのだろう」

そういう気持ちを、いったんポケットから出して、
リセットしてみるというのが一つのポイントです。

自分自身の中で、
「あの人はわたしが嫌いだろう」とか、「わたしだって相手のことが苦手だ」
と思っていると、それは相手にも伝わっていきます。

また、その感情がますます『苦手・嫌いだ』と思う行動へあなたを導いていきます。

そうなると、相手ともしかしたら良好な人間関係を築けるかもしれないのに、
チャンスを失ってしまうことになります。
また、ストレスが増えてしまったり、体調が悪くなるほどの悩みになってしまうのも
良くありません。

思い込みを手放せたら、相手の良いところ探しをしてみましょう!
小さいことでもいいのです。

手先が器用だな、とか、人を責める言い方をしないな、とか、
みんなの見えないところでいつも細かい仕事をしてくれているな、とか。

そういうところを見つけると、案外いい人かもしれないな?と思えてきます。
また、それをできるだけ相手に伝えるというのがとっても大切です。
機会があれば、その発見した良いところを、相手に伝えてみてください。

褒められた相手の気持ちを想像してみましょう。
それがきっかけで、お互いに色々な話に花を咲かせることもできるかもしれませんし、
相手の心の扉が開かれるかもしれませんね。

わたしは実は、これが自然に備わっているようなのです。
多分、人の良いところを見つけることが好きなんですね。

昔働いていた頃、スタッフの女の子に

「どうしてとこさんは人の良いところばっかり見れるんですか?
わたしはどうしても人の悪いところへばかり目を向けてしまうんです」

と打ち明けられたことがありました。

人の悪いところばかり見てしまう場合は、自分の悪いところにも
目を向けている人なんです。
それは辛いし、しんどくなってしまいますね。

相手のことだけでなく、自分の良いところもたくさん見つけてみると
とっても良いと思います。

わたしは夫とよく、素敵なところ言い合いっこしよう!なんてやっています(笑)
そうする以外にも、日常的に夫の良いところを伝えています。

ちょっと苦手かもしれないな、と思ってた人にもそうしていたところ、
思ったよりこの人とのコミュニケーション辛くないかも?
と思った経験があります。

一番最近の出来事を書きますと、
実は大切な友人のご主人に、わたしは嫌われてるかもしれない、
となぜだかいつからか思うようになっていて、お会いした時は
挨拶だけするようにしていたのです。

でも先日、わたしが一人で外を歩いていた時に、そのご主人に偶然お会いし、
その時にふっと、「嫌われてるかもしれない」を自分の中から
追っ払ってしまったのです。

この人と、お話がしたいという気持ちが、嫌われてるかもしれないより
勝る、という形になったのですね。

その結果、30分もの長い時間お話をすることとなりました。
ニコニコピカピカなご主人の笑顔が、今でも忘れられません。
また、お話している間、とても楽しく、心が癒される時間となり、
感謝の気持ちも芽生えました。
そして何より、ハッピーな気分でした。

嫌われてるかも?というより、嫌われたくない!という気持ちが
強かったのかもしれませんね。
いつものように、挨拶だけで済ませていたら、そういった時間も過ごせませんでしたし
嫌われてるかもしれないという気持ちをずっと抱えたままだったかもしれません。

次回は、良いコミュニケーションを築く上で、
そもそも人と話すのが苦手・・・だとか、会話が続かない・・・という方のために
ちょっと役立ちそうなお話をしたいなと思います!

攻撃的な人

こんにちは。

今日は“攻撃的な人”についてお話しようと思います。

 多くの人が、自分のことを悪く言う人や、自分に対して攻撃的だな、
と思う人に 出会ったことがあるのではないかと思います。 

それを真に受けず、スルースキルがあり、気にしたり気に病んだりしなければ
健康的な状態であるので問題はありません。 

でもそんな人って、きっと多くないですよね。 

わたしは過去、周りに自分に対して攻撃的な人だらけの時間を
長く過ごしてきたので、 自分自身をどんどん見失っていきました。

初めの方は気持ちで乗り切ろうとか、勇気を出したりすることがあるものの、
慢性化すると抵抗したり元気を出そうとする力も失います。 

そして、自分が攻撃的な面を持ったことがあったかな、と思うのです。

誰かを傷つけよう!と思って故意に何かをするのではありませんでしたが、
その頃の自分を例えるとまさに『バラのトゲ』でした。 

これ以上自分を攻撃する人がいるなら、わたしはもう死んでしまう!やめてほしい!

その悲鳴が、トゲに変わりました。
自分を守るために、トゲでバリヤを作るのです。

ちょっとでも自分に対して攻撃性を感じるものなら、猫がシャーっ!!と
威嚇するような態度でした。

その時はとにかく常に、自分を守ることに必死だったんです。

もしあなたの周りに、攻撃的になる人や、攻撃性の高さを感じるような人がいたら
その人は実は、強いのではなく弱いのだ、という見方をしてみてください。

攻撃がちな人というのは自分に自信がなく、不安や恐れでいっぱいです。
攻撃される前に、攻撃開始!という姿勢です。

もしあなたのことを攻撃する人がいたら、真に受けないようにしましょう。
気持ちや身体をダウンさせてしまうのが一番良くありません。

攻撃的な人はその人自身に問題を抱えているので、
あなた自身が「わたしがいけないんだ」と思いすぎないようにしましょう。

親しい人や大切な人ならば手を差し伸べることも優しさですが、
巻き込まれペースにハマり、攻撃を受け続けてはいけません。

幸福がテーマのこのブログで言いたいことは、攻撃性のある人の特徴を理解し、
巻き込まれないように回避することです。

攻撃する人は、攻撃の仕方も上手いですし、ターゲットを選んでるように感じます。
なぜか職場で、わたしに異様に強気で攻撃する人が居て、職場の人たちに
相談したことがあったのですが、周りから見ているとどうも
わたしにはそれをし易いと選んでやっているように見える、とのことでした。

離れられるなら距離をとることが望ましいですが、
職場や学校など、どうしても顔を合わせたり話をしなくてはいけないという
環境のことがありますよね。

わたしは、もっと堂々と振る舞っていたかったという思いが強く残っています。
そしてまた、そういった態度でいることがとても大切だと感じていて、
これからはそうあるべく努力も必要だと考えています。

次回は、攻撃的ではないんだけれど、どうも人間関係が上手くいかないだとか、
コミュニケーションが上手くできないような状況の時にすると良いことを
書いていきたいなと思います。

2019/05/17

引っ越す前に書いた引き寄せのこと

こんにちは。

以前、「引き寄せノートで願いを形に」という記事を書いたことがあります。

わたしが最後に引き寄せノートを書いたのは、今の家に引っ越す前の、
2015年の終わり頃だったかな、と思います。

実はそのノートが見つからなくて、どんなことを書いたかすべては
思い出せずにいるのですが、思い出せることについてだけ書きたいなと思います。

わたしがよく記憶しているのは

・何でも話せる友達ができる
・京都に旅行に行くことができる

の2つです。

すでにこの数年の間に、京都へは何度か行っています。
ですがノートに書いた当時は、自分にとって旅行に行くことがとても大変で、
なかなか難しいこと・・・だと思っていました。

そして、一番叶いにくいと思いながらも、心の底から願っていたのは
一つ目の何でも話せる友達を作るということ。

わたしは小さい頃からとにかく先生から「人見知りをしない子」と
通知表にもよく書かれるほど人懐っこい性格で、人が好きで、
誰にでも話しかけられる人間だったのですが、
人生で色々と辛い経験を重ねて、自分の殻に籠りがちな人間になっていきました。

心の奥底では、本来の自分で過ごし、色々な人と知り合い、
心を通わせ合いたいと思っているのに、いつしか心の扉を開けることが
困難になってしまっていました。
それが寂しくもあり、悩ましくもありました。

殻に閉じこもり、たまに人と接する時はニコニコと自分らしく接し、
でもそれ以上は踏み込んでいかない・・・そんな繰り返しの中に居ました。

ブログで知り合った方で、お会いしたことはないものの、
驚くほど素直に自分の気持ちを伝えられ、本心で話せる方に出会い、
引き寄せノートを書いた時はその人のことも頭に浮かびました。

でも、相手にとっては自分はそんな存在にはなれないだろう、、、
と思い込んで決めつけてしまったり。

今の家に引っ越してきて、苦難が待ち構えていました。
孤軍奮闘し、心も体もすっかり疲れきってしまい、闘う力もなくなってきた頃、
ある一人の女性と出会いました。

それが、最近「統合失調症の人に共感力がもたらしたもの
という記事に書いた友人です。

彼女はその時ボロボロになっていたわたしを救ってくれただけでなく、
その後一番大切な友人となりました。

30歳を過ぎて、子供の頃や学生の頃のような友達はもうできないだろうと、
スタンドバイミーの映画の主人公が言っていたような台詞が、
いつも心の中にありました。

諦めではなく、大人になればなるほど難しいだろうと、思っていたのです。
そもそも自分が、殻に閉じこもってしまうのですから。

夫と出会った時に、今まで頑張って生きてきたご褒美なのかな、と感じたように
彼女との出会いにも同じ思いを覚えました。

そしてわたしの中で、彼女との出会いにより、また変化が生まれました。

ブログやSNS、また実生活の中で出会った人達のことも、
できたら心を通じ合えるような人が一人でも二人でも、増やしていきたいな、
と思うようになったのです。

つまりは、殻を破るチャレンジですね。

わたしがたまに覗かせていただくYouTubeもやっている博識な方は
引き寄せのことを否定されていたのですが、引き寄せという言葉は
実はわたしの中でも若干引っかかるものはあるんですよね。

ただ、わたしがこれをいいなと思ったのは、
欲望を羅列して書くのではなく、実現したい形を書き、
書くことによって、無意識に自分自身がそれを実現するために
これから何ができるかと、一つずつ進んでいくようになる、
というのが心に響いたからなんですね。

だめだだめだと頭の中で繰り返していれば、できるかもしれないことも
だめになってしまうでしょう。

でも、こうなったらいいなと少しでも思うようになれば、気持ちは前を向きますし
実現すれば自信がついたり、幸福も増します。

叶えたかったことが実現した今、また新たなステップとして、
形にしたいことを考えてまた書いてみようかなあと思っているわたしです。

2019/05/16

怒りの下にある気持ちに目を向けて

こんにちは。

今日は“怒り”をテーマにお話してみたいなと思います。

まず、わたし個人のお話をしますと、普段誰かに怒りをぶつけることはありません。
ですが、“怒り”を全く感じないわけではなく、沸々と沸き起こることはあります。

夫が本当に怒らない人で、そもそもが誰かに対して怒るという感情すら
ほぼ起こらない、大らかで穏やかな人なのですが、それでも
“怒り”という感情が全く沸き起こらないか言えば、そうではないと思います。

わたし達夫婦にはこの“怒り”がお互いに起こりにくいので、
喧嘩というものがほぼありません。
人間ですから、コミュニケーションが上手く取れない日や、
相手がなんだか不調かな?と思うことはあるものの、
喧嘩という喧嘩にはなかなかなりません。

怒るという行動は、とてもエネルギーを使うことだと思っています。
なるべくなら、怒られることも怒ることもしたくないですよね。

ではまず、どうして“怒り”が生まれるのかを考えていきたいと思います。

実は人は、“怒り”の感情の前に別の感情が生まれています。
怒りの感情の下に、元の感情があるのです。

それは例えば悲しみだったり、傷ついた気持ちだったり、恥ずかしさだったり、
寂しさや不安、様々です。

怒りというのは、そういったネガティブな感情から引き起こされる
『二次感情』だったのです。

自分自身でそれを知った上で、下にある気持ちに目を向けることで、
怒るということも減り、自分はネガティブなエネルギーを使うこともなく、
相手を傷つけることも少なくなります。

また、怒っている相手への見方も変わりますね。
「この人はどんな気持ちから怒っているのだろう?」なんていう風に、
相手の気持ちを汲み取るような接し方や会話さえ、できるかもしれません。

身近な例を考えてみますと、子供は親に怒られることが多いですよね。

親が子供に怒るのは、大抵「心配したから」だと思うのです。
しかし、感情に任せた状態では子供には『怒られた』が強く残ります。
それよりも、心配をしていたという気持ちにフォーカスを当てることで
お子さんへのアプローチも変わりそうですね。

今までわたしが書いてきた内容と重複しますが、わたしは怒りさえも

「相手に自分の気持ちを分かってほしい(下に眠る気持ちの方を)」

という表現なのだと考えています。

それならば、怒りとして表現するのではなく、下にある気持ちのことを
きちんと相手に適切に伝えることが、良好な関係を築くためにも
とても大切だと思います。

その際はやはりIメッセージが有効です。

「わたしは○○○だから悲しい気持ちになった」
「僕は○○○だったからとても寂しかった」

相手を非難したり責めるのではなく、自分を主語にして気持ちを伝えること

それがとても重要になります。

わたしはですね、自他共に認めるような短気な性格だったんですよね。
でもそれは今思うと、生まれ持った性格というよりは環境で出来上がり、
自分で自分にもよく怒っていたのだと思います。

「なんでこんなこともできないの!」なんていう風に。

それは

「これをできるようになりたかった」が下にある気持ちですね。

そんな風に、自分のことも分かってあげてみましょう。

2019/05/14

2対6対2の法則を知って自分らしく

こんにちは。

今日は、わたしがつい最近知ったことをお伝えしたいと思います!

みなさん、2対6対2の法則をご存知でしょうか?

有名なのは「働きアリ」を例に挙げたお話かと思います。

働きアリの中には、2割が皆を支えるようよく働いているアリがいます。
6割はそのアリ達を支えるように普通に働き、
残りの2割はというと、なんとサボっているのです。

学校や会社で、「この人(人達)全然働いてくれないなあ・・・」

なんて思ったこと、ありませんか?
わたしは、あります。
また、思われたことも、あります(笑)

アリの話に戻しますが、じゃあサボる2割のアリを排除すれば?
という案が当然浮かびそうなのですが、それを実践してみると
なんと残りのアリの中からまたサボるアリが2割でてしまうのです。

これは人間にも当てはまり、この2対6対2というのが、
“自然の摂理”なのです。

ではよく働く2割が損をするのか?というと、実はそうでもないようで
働き者の2割を支えるために、他の6割・2割が存在しているのです。

わたし自身、人生を振り返ってみると、2割6割2割のどこにも
所属していたことがあるなあ・・・と感じました。

働き者であった時は働かない人たちに困ったりイライラしたり。
中間にいた時は、働きぶりも精神状態も可もなく不可もなくな状態。
サボる側に居た時は、楽チンでしたが、責められました。
(ですがこの話、準備期間はサボる2割でしたが、本番当日は働く2割に
なったというオチ付きのわたしの学生時代の話だったりします)

そして今日の本題はというと、これが人間関係にも当てはまる、というお話です。

2割の人間があなたを嫌いだとしたら、6割は普通だと思っており、
残り2割はあなたのことが大好きな味方なのです。

働くようになった頃、親から「どこに行っても合わない人はいる」
と言われたことが、納得できるようで不思議でした。

実際、心地いい職場も経験したのですが、会社という組織全体で見ると
わたしに向かって少し意地悪な言い方をする人だとか、嫌味のようなことを
言う人が居て、上司が守ってくれたことが思い出に残っています。

わたしはその時傷つかなかったのですが、こんなに良い環境の職場だと思っても
自分に対して合わない人というのはやはりいるのだな、不思議・・・
という風に感じていました。

人間はどうも誰しもが、ネガティブな2割に目を向けがち、だそうです。

それを知った上で、ポジティブな2割に目を向けて、
自分のことをよく思っている人たちを大切に、楽しい時間を過ごし、
あまり不必要に悩みすぎないことが、心身の健康に繋がると思います。

自分らしく振る舞い、生きているだけで、2割はあなたのことが大好きなのです。
そこに目を向けて楽しく幸福な時間をたくさん増やしていきたいですよね。

何が嫌なことがあった時、嫌な人と出会ってしまった時に、
この法則を思い出し「自然の摂理だから仕方ない、想定していたさ」
なーんて思えたら気が楽ですよね。

素敵な2割の出会いを、探しにいきたいものです!

2019/05/12

統合失調症の人に共感力がもたらしたもの

こんにちは。

わたしには大切な友人がいます。
その人は姉のようでもあり、自分の半身のような、
言葉では言い表せない形の間柄なのですが、
彼女のことはまたいつかゆっくりと書かせていただき、
今日は彼女のお母さまのことを書きたいと思います。
本人から了承を得ての記事となります。

友人のお母さまは、統合失調症を患っています。
統合失調症というと、病名は聞いたことあるけど、
具体的にどういったものかはよく分からない、という人もいると思います。

統合失調症とは、脳内を統合する機能が失調している状態であり、
症状は主に幻覚や幻聴です。

症状の重さは人それぞれで、軽度から重度の方様々です。

友人のお母さまはわりと軽度で、お薬を飲んでいることもあり
自立した一人暮らしの生活を安定して過ごしていることも多いようです。

しかし、症状が出ると一変します。

「家が盗聴されている」
「知らない人が家にきて、何か盗んでいった」

そういった発言が多くなり、家族や周りの人を巻き込んでいきます。
警察に駆け込むことも少なくないとか。

わたしの友人は、お母さま思いであるので、彼女が若い頃から
お母さまを支えていたそうです。

でも一人で抱え込むことから、心身ともに辛くなることも増え、
どうしていいか分からなくなったりすると、
心理学を学んだことがあるわたしに、何かアドバイスがもらえないか、と
わたしを頼ってきてくれたことがありました。

わたしは医者ではありませんし、心理学は勉強をすることが好きなものの
かじっている程度なのできちんとしたアドバイスはできないという前提のもと、

「もし、わたしが同じ立場だったら・・・」

と、自分の考えを話させていただきました。

後日、彼女から、わたしの言ったことを実践してみたら、
お母さまにも自分自身にもとても良かった!と良い報告をいただきました。

それはどんなことだったかというと、昔記事にも書いたことがありますが

『共感し、心に寄り添うこと』

これを徹底してみるかな、とわたしは彼女に伝えていました。

「財布がないの、きっと盗まれたんだわ・・・」

とお母さまが言うなら

「財布がなくなったなら、とても心配だね」

と言うだろうし、

「盗聴されている」

と言うなら、

「誰かに盗聴されているとしたら不安になるね」

と、とにかくお母さまの気持ちに寄り添うことをし続けるというもの。

決して、お母さまの言うことを否定したり、遮ったりしないこと。
ここがとてもポイントになると伝えました。

「どうせまた家にあるのに盗られたと言ってるんでしょ」
「誰も盗聴なんかしてないって言ってるでしょ」

などは絶対言わないこと。
これらはお母さまを不安にするだけでなく、傷つける言い方になってしまいます。

ただ、これをすることが全ての解決になるわけではないと考えていました。

そんな時に、友人から、それを実践したらお母さまがとても落ち着いたこと、
友人本人の心もとても穏やかだったということを報告され、また感謝もされて
わたしもすごく嬉しくなりました。

と同時に、

人というのはみな、『分かってほしい』という気持ちを持っているのだな、

と強く感じた出来事となりました。

『分かってほしい』

その気持ちから、人は泣いたり、怒ったり、時に喧嘩をしたりします。
誰が良い悪い・正解間違いというわけではなく、みな同じように
自分のことを、自分の気持ちを、分かってほしいのです。

人の考えや価値観は千差万別、生まれてきた場所や過ごしてきた環境も
みな違うものです。

お互い違う意見をぶつけ合い、向上することも時に必要かもしれませんが、
それよりも先に、お互いの気持ちや意見を尊重し、寄り添い合うことからできたら
諍いや苦しい気持ちなども生まれずに済むこともあるのかもしれません。

『分かってほしい』

その気持ちが満たされた時、どんな未来が待っているのでしょうか?

わたしは友人のお母さまにお会いした時に、満面の笑みを見ました。

わたしはその時、胸がいっぱいになったのです。

もし、誰かが迷っていたら、不安になっていたら、苦しんでいたら、

そっと
「辛かったね」「苦しかったね」と心を添えられたら。

自分が苦しい時、だめになりそうな時、
「一人で辛かったね」「頑張ったね」と心を添えてもらうことができたら。

そんな考えがいつも頭を過ぎります。

気持ちというのは、否定するものでも、否定されるものでもないと思うのです。

大切な家族、友人がいらっしゃったら、
遮ったり自分の考えを述べるのではなく、まず共感してあげてください。
自分の考えや気持ちは、その後Iメッセージで伝えてあげてくださいね。

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2019/05/09

これから子供を育てる方へ

こんにちは。

今日は、わたしが知り得る情報を、これから小さなお子さんを育てる
お母さんやお父さんに向けてお伝えしたいなと思います。

わたしには現在子供はおらず、育てているわけではないので、
育てている大変さを分かっているわけでもありません。
ですが、子供だった頃はあるのです。

そして、心理学・色彩心理学と勉強して得た知識があります。
自分自身に落とし込むだけでなく、一人でも多くの人に
伝わったら嬉しいなあと思います。

・ハグをしてあげてください。とても愛情が伝わります。
・絵本を読んであげてください。良心が育まれ、人の気持ちが分かるようになります。
・感情的に怒らず、しかる意味を伝えてあげてください。
・大好きだと、愛していると、口に出して伝えてあげてください。
・あなたは生まれながらにして価値がある存在であることを、伝えてあげてください。
・食事の彩りの豊かさは好き嫌いが減る可能性があります。


2019/05/08

執着を手放して心を楽に

こんにちは。

前回の記事に関連しまして、今日は『執着』について書いてみたいと思います。

『執着』というと、どんなことを思い浮かべますか?

身近に起こりそうな話で例を挙げてみると、
例えば恋人から別れを告げられた時、相手には自分への気持ちが
もうないにも関わらず、すがりついたりだとか、相手を引き留めてみたり。

相手に自分への気持ちがないというのが前提のお話ですが、
「こんな(好きな)人もう2度と出会えない!」などと
思い込んでる場合、余計に相手にしがみついてしまうと思います。

その“思い込み”が、結局自分自身を苦しめ、
時には大切に思っているはずの人にさえ傷をつけてしまうこともあります。
万が一、相手を引き留められたとしても、その関係は続くでしょうか?
良好なものとできるでしょうか?

相手へ気持ちが残っていることを素直に感じ、別れの話を受け止め、
相手へ感謝の気持ちを述べて別れられ、「またきっと素敵な出会いがある!」
と思えることこそ、執着がないヘルシーな状態だと思えます。
また、相手から見ても素敵な人だったなと映ると思いませんか?
もしかしたら、別れを切り出した相手が別れることを考え直すかもしれません。

例に挙げたのは恋愛にしてみましたが、もちろんこれに限りません。
人であったり物であったり、理想の環境であったりと様々です。
執着する対象や数が増えれば増えるほど苦しさも増していきます。

執着している状態では、視野を狭め、様々なチャンスを遠のかせてしまいます。
また、幸せな気持ちでいることからも遠く離れてしまいます。

わたし自身、素敵だなと思う人は執着とは無縁であり、
とても健康的で幸せそうに見えました。

自分自身が苦しい時って、“執着”することで自分で自分の首を絞めていたのです。

そんな時、どうしたらいいかと色々調べました。
その結果、執着を手放すと心が楽になる、というところに行き着きました。

執着を手放すって・・・?

執着している自分自身を認め、受け入れ、
それがなくても大丈夫だし幸福になれる、と自分から苦しさを
解放させていくということ。

ただこれが簡単でない場合も少なくないと思います。

まずは、自分が何かについて強い思いを持っていること、
それをゆっくりじっくり受け入れていくことが肝心です。

また、人から自分がどう見えているか、冷静な意見を聞くことも大事です。
わたしの場合は、一番多いのは夫です。

自分の素直な苦しさや悩みを伝えます。
それについてどう見えているか尋ねます。

信頼している人からの意見というのは、自分一人で考えている時とは違う
環境になり、自分で自分を冷静に客観的に見ることができるので
非常に大切だと思います。

そして、どうして自分はこんなにこのことについて執着してしまったのか、
じっくりと考えていきます。

「わたしはそれを手に入れることで幸せな気持ちになりたかったんだな」

そんな風に受け止めていくと、少しずつ気持ちが落ち着いていきました。

そうすると段々と心に余裕が生まれます。
世の中を広く見渡せ、ゆったりした気持ちで居られるので、
心も体もとても楽になります。

そして不思議なことに、執着を手放した時に、
執着していた頃には手に入れなかったものが、
すんなりと手に入ってしまう、なんてことが起きたりするのです。

気になった方は、ぜひ試してみてください。