2019/07/06

回避癖から抜け出して新しい挑戦を

こんにちは。

今日はわたしの実体験に基づくお話です。


ネガティブな感情から逃げる回避行動


わたしは20代の頃から体に不都合を抱えて暮らしています。

日常のちょっとしたことも、自分にとってはハードルが
とても高いことになっていたりします。

例えば

「電車が満員だったらずっと立って居られるか?」
「目的地に着くまで具合が悪くなったりしないか?」
「着いたところで具合が悪くなってすぐ帰ることにならないか?」
「家族や友人に迷惑を掛けたりしないか?」

というような考えが巡るのです。

それは実際に、起きたことがあるから不安の種として
自分の心に根付いてしまうのでした。

がっかりしたり、悲しい思いをしたり、痛い辛い思いをするくらいなら
いっそ最初からやめておいた方がいいだろう・・・と思うようになっていきました。

「今日はやめておこう」と思っていたことの積み重ねが、
やめる理由探しをする毎日なってしまったのです。


回避癖が自信を失わせ楽しい感情が減っていく日々


わたしが「あれ?」と思うようになったのは、色んなことを
諦めすぎている自分に気づいたからです。

例えば面白そうなイベントが始まるだとか、遊びたい人からの誘いだとか、
そういった楽しそうな出来事に、諦めるように言い聞かせる自分がいました。

つまり、自分自身にやめるよう説得しているのです。

積極的に挑戦しないものですから、心は引きこもっていく上に、
あらゆることに自信を失っていってしまうようになりました。

「どうせダメだし・・・」

と無意識のうちに思うようになってしまったいたのです。

ついには人と会ったり話をすることにさえ不安を覚え、
自信を失ってしまうのでした。

それに気づいて「まずい」と思ったわたしは、一念発起しました。


回避行動を回避していく


これは一周回って、の考え方ですね。

とにかく離れよう離れよう、としていることに、近づいてみようと思ったのです。

・ネガティブな感情を持ったとしても受け入れよう
・失敗したり、ダメだったとしてもいいじゃないかと思ってみよう
・マイナスなことばかりでなく、プラスな面もあるかもしれない

このような考え方にシフトしてみたのです。

それからのわたしの行動は回避ばかりしていた自分とは正反対でした。

「どうせダメだし」が「どうせダメなら楽しんでみよう!」に変わり、
その一連の流れを楽しんでいる自分がいました。

それはまるで今までの反動のように、「やってみよう!」という
気持ちがどんどん大きくなり、溢れ出てきました。


チャレンジをすることで徐々に自信を取り戻していく


実際、わたしが「やってみよう」という気持ちが自然に芽生えやすくなると、
思ったほど悪くないな、と感じるどころか、「やってみて良かった!」
と感じることが多くなりました。

また、挑戦してみたらそんなに不安なことでもなかった、と
思えるようなことがたくさんあったのです。

実はブログもそれに当たります。

以前は少し無理をしてブログの更新に努めていたこともあり、
「もうあんな頑張りはできないし、今の自分には決してできないだろう」
と決め込んでいました。

「またやってみたいなあ」という思いが過っても、
なんとか「やっぱりだめだろうからやめておこう」
という気持ちに持っていってしまう癖がついてしまっていたのですが、

「やってみよう」という気持ちを大事にし、行動をしていくうちに、
2つのブログを再開するという結果に結びつくことができました。

その時は本当に嬉しかったものです。

今はできるだけ、やめる理由よりも、やってみる理由を探すようにしています。

だめだと諦めたり決めつけていたことも、今後はそうでなく、
むしろ新しいことに挑戦していけたらいいなあとさえ思っています。

回避行動は鬱やうつ病に繋がってしまうこともあるようなので、
できるだけ早くに気づき、人や病院に相談してみる方が良いかと思います。

わたし自身、自分の体の事情から引き起こる様々な問題と向き合う日々です。

楽しく、幸せだなあという感情を取り戻し、色々なことに
チャレンジできる自分になりたいものですね。

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