instagramではカウンセリングルームを開いたことを応援していただく
メッセージをたくさん頂いて、とっても嬉しかったです。
ありがとうございます。
今回からもう少し踏み込んだ内容も書いていこうかなと思います。
依存とは?
まず、依存についてお話します。
依存とは、環境(主に家庭環境が多いと思われます)によって
心に傷を負い、その心の穴(虚無感)を防ぐように
何かに没頭していくことです。
依存の対象というのは沢山あり、人によっては仕事(ワーカホリック)
ということもありますし、ゲームやギャンブル、摂食障害、
SNSやブログの依存も勿論あり得ます。
クレジットカードに残高がないのにお金を借りてまで
ショッピングし続けてしまう、し続けないといられない
買い物依存というのもありますが、日常の生活に異常をきたしたり、
周りの人に明らかに迷惑をかけるようになる行為になっていくと
「依存症」となります。
この依存のタイプの方は、人と関わるのが怖いので
一人で出来ることを選んで穴埋めをしようとします。
共依存とは?
分かりやすく言うと、「自分に焦点が当たっていない人」です。
自分のことよりも相手に重きを置いて、その人の世話をしたがります。
子供の頃に大人の世話をしてきた人で、そうすることで家庭内の
調和を守ってきました。
そして大人になると、世話をする人を常に探すこととなります。
誰か「相手」のことばかり考えていて、その「相手」がいなくては
ダメなのです。
共依存の方は誰かのお世話をしたり、相手をコントロールすることで
心の虚無感を埋めようとします。
なのでいつも誰かに
「認められたい」「頼りにされたい」「必要とされたい」
という思いを抱いています。
相手が負うはずの責任まで奪ってしまうので、依存者をますます
依存症にしてしまいます。
ドラマなどでも見かけたことはあるのではないでしょうか?
「彼はわたしがいなくちゃダメなんです」
DV(暴力)を受けているのに、ずっと側にいる女性。
働かない彼の代わりに自分が働きに出て、彼の借金まで返したり・・・
暴力をふるわれたり、借金を代わりに返すという行動は
冷静に見ればとても辛いはずなのですが、
自分自身の価値を、相手を世話することでしか見出せない人は
なかなかそのことに気づけません。
依存と共依存両方を持つ人が多い
実は、どちらかだけ、というよりも両方持っている人が多いそうです。
かくいうわたしも実は両方でした。
どちらの割合が多いかで、担う役割が変わる、といったところ。
共通することは、どちらの人も「苦しい」と感じるはずなのですね。
その時に気づき、行動を起こせば変わることが可能です。
人と人は本来対等であるべきですが、依存者・共依存者は
対等な関係を築けません。
不安や傷を取り除き、自分で自分に価値を見出せるようになると
物や人に依存せずに自分らしい人生を送ることができます。
わたしのセルフ共依存チェックの結果
わたしはカウンセリングの学校に通っていた当時27歳くらいでしょうか、
その時にセルフチェックを行なったところ、24点でした。
このチェックというのは、20項目の事柄についてどれくらい当てはまるか
回答してき、最高40点とし、点数が高ければ高いほど共依存傾向が高い、
ということになります。
当時、24歳くらいの頃のすごく苦しんでいた自分を思い出し、
その頃の自分になったつもりで回答したところ、なんと36点でした。
ほぼ満点ですね。
そして、34歳の今、久しぶりにやってみたところ・・・10点でした。
今はまったく依存や共依存を実感していないので、
低くはなっているだろうなあとは思っていましたが、
思ったよりも低くて少し安心し、自信が持てました。
ただこの診断、結構自分をよく見せようと無意識に答えてしまう方が多いとか。
わたしが今回久しぶりに診断して気づいたことは、
24歳・27歳・そして現在の自分がある項目においては
「とても当てはまる」をずっと変わらずつけていたことです。
そこで自分の課題が見えてきた気がしました。
診断自体はわたしの行う「トークイン」でも可能です。
その診断を通して、ご自身でカウンセリングが必要と思えば
ご自身に合うカウンセラーさんの元で適切に対応して頂いて
回復していって頂ければ、と思います。
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