2019/10/01

うつ病で闘病中の友達に認知行動療法を行なってみました

こんにちは。

季節の変わり目、みなさん体調など崩されていないでしょうか?

わたしは喉が少し痛くなり、必死に殺菌のうがいとのど飴
それから外出時はマスクを使用しました。
悪化しないことを祈ります。

さて、今日はうつ病と闘うお友達から着信があり
久しぶりに電話で話すことがありました。

その際に、ついに認知行動療法を行うことができたので
今日はそのお話をしたいと思います!


うつ病の友人が抱える苦しみ


病院や薬を変えながら、1年半以上、うつ病と闘っている友人。

辛さや苦しみというものは、計り知れないものがあります。

なかなか人に理解してもらうことが難しかったり、人に打ち明けることも
勇気がいることもあると思うのですが、彼女はわたしに
どんな辛いことも話してくれていました。

ゴールが見えない、将来への不安、生きる気力が湧かない脱力感など・・・

毎日を過ごすことで精一杯なことでしょう。


苦しい時は、思考は偏りやすいということ


今までも書いてきました通り、人にはそれぞれ生きてきた中で
考え方の癖というのが出来上がってきます。

時にはそのことで人と衝突したり、躓くこともあるかもしれません。

大事なことは、そういう時にいったん立ち止まることです。

ただ、苦しい最中にいる時は、その立ち止まることさえ難しいことがあります。

考え方のバランスが崩れると、どんどん悪い方向へ考えてしまい
ネガティブな気持ちを持ち続けたり、人間関係を悪化させたりなど
悪循環に陥ってしまうこともあります。

そして、自分自身がずっと辛い感情を抱え込んでしまうことになるのです。

そういった時に、考え方のバランスを良くし、気持ちを楽にし
可能ならば新しい考えを生み出すのが『認知行動療法』です。


うつ病で苦しむ彼女に認知行動療法を試してみた結果


電話での、口頭で行うという形になったのですが、彼女が
認知行動療法に興味を示してみたので、やってみることに。

これを行うと、その人の“自動思考”というのが顔を出します。

つまり、本人を苦しめている“考え方の元”にまずたどり着くのですね。

そして、その自動思考から視野を広げるように療法を進めていきました。

結果、最終的に彼女から「気持ちが楽になった!」という言葉を
聞くことができました。
とってもとっても嬉しかったです!

ここで彼女と行なった認知行動療法の結果を詳しく記します。

自動思考
 2週間毎に薬を試すことが辛い、ゴールが見えない不安

療法後の新しい思考
  新しい薬で抱えてた不安が解消されたことが嬉しい、
  近道ではなく、遠回りでも少しずつ改善できるかもしれないという希望

この結果は、側から見ていたわたしは感じていましたが
周りがどう思い、どう告げるよりも、自分で実感し、考えていくことが
何より大切だと思うのですね。

今日こんな風に結果が出るとは思っていなくて、心から嬉しかったです。

日常に落とし込みやすい認知行動療法を学ぶことができて
とても実りを感じています。

自分自身にも日頃から心がけてやっていきたいなと思いました。

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