2019/09/30

自分に自信をつけるために小さな“できた”を育てる

こんにちは。

みなさん、いかがお過ごしでしょうか。

今日のテーマは“自分に自信をつけること”です。

“自分を好きになること” “自分を信じること”
にも繋がるお話かな、と思います。


自分に自信が持てないまま生きてきた私のこと


わたしは、もともと自分を信じる力が強い子だったと思います。

しかし、家庭での出来事、学校でのいじめ、様々な出来事を通して
16歳くらいの頃にはすっかり自信を失い、未来への希望はゼロになり
絶望感でいっぱいになっていました。

母から伝えられたことで印象的な言葉があります。

3歳くらいのわたしが母に向かって、

「お母さんは自分のことが嫌い?
 自分のことが嫌いって悲しいね」

と言ったそうです。

弱りきっていた10代の頃は、この言葉を思い出しては号泣していました。

それは、自分を好きでいられないことがこんなに苦しいとは。
と思っていたからです。


自分を好きになるには、自分自身をありのまま認めること


自分を好きになれない、自分に自信が持てないとは言っても
周りの人々の中にも同じような方はたくさん居ました。

日本人は総じてそういう方が多いように感じています。

自分を好きになることは、自分を認めることです。

それは、自分の良いところも悪いところもひっくるめて
ありのままを受け入れるということです。

そもそもが、人の持つ性格とは、短所と長所が常に背中合わせなのです。

例えば、神経質、というと、悪いイメージがありませんか?
けれどそれは、「よく気がつく」「細かいところまでよく見ている」
とも取れるわけです。

他の方が気がつかないようなことに気づく力も持っているのですね。

注意すべきは、その性格が悪い方へ強く出ていた場合です。

神経質なことで仕事や人間関係に支障が出る、自分が苦しくて辛くなる、
人の悪いところばかり目がついてしまう・・・などなどです。

ですから、まず、もしあなたが自分の欠点についてコンプレックスを
持っていたら、その良い面はないか?と考えてみましょう。

性格も、バランスが保たれている状態であることが大切です。

自分では分からないな、と思う場合は、ぜひ周りの人たちから
積極的にフィードバックを受けましょう。

関連記事:フィードバックを大切に


自信をつけていくにも、無理をしないで小さなことから始めましょう


では、自分に自信をつけていくためには?

それは、小さな“できた”をたくさん集めていくことです。

無理に目標を立てたり、大きなゴールを目指す必要はありません。

“できた”という気持ちは、達成感を得られ、自分の成長に繋がります。

それが少しずつ重なり、山のように高くなれば、失敗や躓くことがあっても
しっかりと立ち直ることができます。

その、小さな“できた”を一人で作るのが難しい・・・そんな時は
周りに助けを求めたり、甘えることをお勧めします。

一人で頑張りすぎないことも、非常に重要です。

よく、依存は良くないと言いますが、自立しすぎていても
手放してしまうものや人が増えて、寂しさや苦しさに
繋がることもあるのですね。

依存と自立。
それもバランスよくできていることが望ましいのです。

さて、肝心の“できた”とは、どんなことで感じればいいのか?
と思う方もいると思いますが、それは人それぞれです。

例えばわたしの友人のようにうつ病など病気を抱えている方と
バリバリ毎日仕事に出ている方では、“できた”と思うものが
一致しないことでしょう。

自立しすぎている方は、誰かに頼ることが“できた”も素敵だと思いますし
今日は午前中に起床することが“できた”でもいいと思います。

誰かと比べるのではなく、自分だけの“できた”を見つけ、作り出しましょう。

一つ一つ“できた”を積み上げていくと、勇気が出しやすくなったり
前を向きやすくなったり、ネガティブな気持ちに引っ張られすぎる
ということも少なくなるかと思います。

わたし自身も、毎日の中で積み重ねている最中です。

そして変化に気がついた時、
「ああ、小さい頃の持って生まれたわたしの資質が戻っているような感じがする」
という感覚を得てきました。

これはわたしの場合に過ぎませんが、みなさんにもぜひ
誰と比べることのない、素晴らしいあなたでいてほしいと思うのです。

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