2019/09/06

寂しさとはどこから来るのか?

こんにちは。

少しずつ秋に近づいている気配を感じてきました。

過ごしやすい気候になるとともに、ちょっぴり
寂しさを感じたりもする季節になっていきますね。

秋から冬にかけては、冬季うつ病、季節うつ病、
季節性の感情障害が起こることもあるようです。

病気はお医者様にかかるのが一番ですが、
寂しさというものにどう向き合うか?
寂しさはどこから来るのか?
というお話をできたらと思います。


わたし達が初めて“寂しさ”を感じた時


それは、お母さんのお腹の中から生まれてきた時です。

お母さんのお腹から切り離された時に初めて、
わたし達は「寂しい」と感じたようです。

それまで、お母さんのお腹の中で、お母さんと一体化していました。
わたしには記憶がありませんが、きっとぬくぬくしていて心地よく
安心感に包まれていたのでしょうね。

わたし達は“お母さん”から切り離されて、寂しさを知り、
大人になればそれが自立心を育てていってくれます。


どんな人も寂しさを抱えて生きている


先ほど書きましたように、お母さんから離れて初めて寂しさという
感情を覚えたわたし達ですから、生まれ落ちたその時から、
人との繋がりを求めるようになります。

誰かと繋がれた時、わたし達はお母さんのお腹の中にいたように
ホッと安心するのですね。

けれど一方で、人との距離ができた時や、離れるような出来事、
死別など、切り離され方が大きければ大きいほど、ダメージも
その分大きくなり、寂しさが膨れ上がります。


寂しさを知った上で人との繋がりに喜びを見出す


誰もが寂しさを持っているのですから、学校で友達がいなければ
寂しいと思うのも、秋や冬に人恋しくなることも、ごくごく
自然なことなのですね。

“寂しさ”を知った上で、誰かと一緒にいる時間を喜んだり
大切に思ったり、また寂しい時にそれを素直に伝えられていれば
“寂しさ”を解消しながらもうまく付き合えていることとなります。


殻に閉じこもると寂しさはどんどん増えていく


わたしは寂しいという感情があるものの、自分の殻に閉じこもりがちで
寂しさを募らせていく・・・といった経験が何度もありました。

無理やり殻を破るというのは簡単ではありませんが
自分で「破っていきたいなあ」という思いを抱いたり口に出したりして
寂しさを抱えすぎずに、人に伝えたり寄り添ったりお会いすることを
心から大切にし喜ぶようにしていっています。

少しずつそういうことを実践していると、ちょっと寂しい思いをした時に
温かさを思い出して乗り越えたり、また素直に友達や夫に
「今こんな感じで寂しさを募らせているんだ」と言うこともあります。

人に寄りかかりすぎることを心配したこともありましたが、
口にして正直に伝えてみることで、逆にしっかりと心が
自立していくように感じています。

上手く寂しさを癒すことができずにいると、以前「共依存」に
ついても書いたことがありますが、何かに依存して紛らわせようと
してしまい、酷くなると依存症ということになってしまいます。

関連記事:久しぶりに共依存のセルフチェックをしました

浮気や不倫というのも、突き詰めると原因は寂しさを抱えた結果、
ということをよく耳にします。

身近な人と“寂しさ”について改めて向き合ったり共有してみることも
大切かもしれません。

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