2019/06/22

習慣化することで生活を取り戻す

こんにちは。

今回は、日々の生活を淡々と送れている方には、
あまりご縁がないお話になってしまうかと思います。

もしご自身がそうであっても、家族や友人、周りの方々に
当てはまりそうな方がもし居たら、頭の片隅にでも情報として入れて頂き、
困った時には思い出してみる程度に読んでいただけたらと思います。

体が思うように動かない悲劇と悩み


現在、わたしの友人はうつ病と闘っています。

かくいうわたしも、実は少し前まで鬱っぽい状態が長く続いていたのです。

憂鬱になったり、疲労が溜まって鬱っぽさを感じる程度のことは、
健康的な人であっても起こるかもしれませんね。

うつ状態というのは、気持ちや気合いでどうにかなるものではなく、
脳が指令することをやめてしまうもの、
脳のエネルギーが渇望してしまうもの、という認識でいます。

わたしは一時期、本当に家のことにさえ一切手がつけられなくなったり、
体を起き上がらせることも困難になったりしていました。

ですが、そこから少しずつ回復できるようになった頃、
ここから先はなんとか自分の気持ちを自分で変えていきたいと思い、
何か方法はないかと探し始め、とある有名な方のYouTubeを見て
それを実践したところ、徐々に変化が見られました。

それはどんなことかというと『習慣化する』ということです。

体が動くなら考えずに習慣化を目指す


大抵の健康的な方は無意識のうちにできているはずのことなのですが、
これができなくなってしまっているという困難な状態でした。

またわたしの場合、頭の中では「しなきゃ、しなきゃ」でいっぱいなのです。

しなくてはいけないことも、した方がいいことも十分に頭では分かっているのですが、
まるで行動に移せなくなってしまっていることに悩んでいました。

台所に立ち、
「これはしなくてはいけないことではなく、食べるために作る、
食べ終わったからお皿を洗う、ただそれだけのこと」

と自分自身に言ってあげることにより、習慣化という捉え方に変えました。

そしてさらに、
「それすらできないことがあっても、自分を責める必要はない」

と自分自身を慰めてあげました。

頭でたくさん考えるのでなく、習慣化して体が無意識に動けるようにしてみたところ、
わたしの場合早く効果が出て、「できた!」という達成感と自信を得ました。

それは、家事だけでなく、歯を磨いたりお風呂に入ることもそうで、
「やらなきゃ」という思考を捨て、習慣化という意識を大事にしました。

自分で判断できない場合は病院へ


でもこれはあくまでわたしの場合には適していたこと。

鬱に関してはやはり専門家のご意見が一番大切になりますから、
できれば病院やカウンセリングなどの専門機関に相談することが望ましいかと思います。

わたしが動画を見て参考にした時は、

「そういえば、多くの人が当たり前のように毎日学校や仕事に行っている。
それはなぜかと言われたら、習慣化しているからで、いちいち考えて
学校や仕事に行こうと思っている人の方が少ないだろう。」

という思いが巡り、自分には習慣化するという方法を
試す価値があるぞ、と思ったからできたことです。

今までできていた頃を振り返れば、「しなきゃ、しなきゃ」で
日々考えて動いてはいなかったなあと思ったのです。

わたしのように頭や心が辛さでいっぱいになってしまった時には、
無理をせず、ぜひ誰かに相談をしてみてください。

この方法が自分にも良さそうだな、と思った方はぜひ実践してみてください。
その場合、焦ったり無理をせず、ゆっくりと行い、負担を掛けないことを
心掛けてくださいね。

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