2019/06/29

中立的な行動を心掛けましょう

こんにちは。

今日のテーマは“中立的”です。

という記事に少し関連して書きたいと思います。

いつでも中立的な行動ができていますか?


あなたが親しい人や、知った方に話かけられた時、どんな対応をしていますか?

中立的な行動をするということは、自分自身にとっても、相手にとっても
実はとても大切なことです。

わたし自身、知り合いの方々と話をする際、話を聞いていると

一体誰の言うことが正しいんだろう?
誰の目線に立てばいいのだろう?

と思ってしまうことがあります。

一方は一方を悪く言い、同じように悪く言われている一方もまた、
一方を悪く言っている・・・そんな状況。

一方と話す度に同調し、また別の一方と話す度に同調をしていると、
どちらの意見にも左右されて行ったり来たりをしたり、
だんだんと巻き込まれていってしまいます。

同調はせず、共感だけをしましょう


実際に、上記のようなことが最近ありました。

このままでは気持ちがどんどん巻き込まれていく感じ・・・
それにしんどくなってしまいそうだなあ・・・と不安がよぎりました。

わたしは、どちらの意見も共感して聴く、ということを
自分に言い聞かせながら、それを徹底することに努めよう!と決めました。

それは、『どう感じたかは、その人のものだから』という考えが巡ったからです。

そして誰かの立場に寄り添うことではなく、気持ちに寄り添うべきであり、
一番大事なことは自分のしっかりした気持ちと意見だと気付いたのです。

どちらが正しい・正しくないの話ではなく、お互いが起こった出来事を
どう解釈し、どう感じたのか。

それを聞いた上で、「自分はこう思っている」と最後に切り出しました。

以前にも、「共感、できていますか?」という記事で
共感と同調の違いを書いていますのでぜひ参考にしてください。

自己理解の妨げを防ぐことが大事


わたしは、自分のことを客観視してくれ、中立的な意見を言ってくれる人が好きで、
そういった方には信頼を置いているので、積極的に意見を訊くことが結構あります。

わたしの夫も非常に中立的に行動をしてくれるので、その点とても助かります。

わたしの意見を聞き、気持ちには寄り添い共感してくれますが、
ただ味方になるのではなく、中立的な意見を言ってくれた際に、
自分の中で「ハッ」とする気づきがつい先日もありました。

それにより、過去の自分の言動を振り返ることができました。
そして振り返った後、反省だったり、今後に何をどう活かせるか?
しっかり考える時間ができたのです。

また、友人でもあります。

女性の友達同士だと、どうしても同調が多くなるかもしれません。

そんな中でも、わたしに同調するのでなく、共感をしてくれた上で
自分なりの意見を述べてくれる人というのは、やはりわたしに
色々な気づきを与えてくれます。

同調をする関係性では、自分も相手も自己理解がしにくい状況になってしまいます。

同調を繰り返したり、相手の意見に合わせてばかりいると
自分自身が苦しくなることはありませんか?

一つ成長した自分に


自分自身が中立であり、周りの人が中立でいてくれると、
自分自身に大きな成長を感じられていきます。

“気づきを得る”というのは本当に大事なことで、これによって
人は自分自身で様々なことを乗り越えたり解決することもできますし、
それによって自分が成長することを実感できます。

同調を求められると、苦しかったり悩んでしまう場面もあるかもしれませんが、
その際は一度落ち着いて相手の気持ちを汲み取り共感してあげてから、
中立的な立場で自分の意見を伝えられると、ひと回りもふた回りも
大きくなったあなたに出会えるのではないかと思います。

2019/06/27

周りに振り回されず自分の意見を持つ大切さ

こんにちは。

今日はわたし自身のテーマでもあったことについて書きたいと思います。

以前、「いい人をやめてしまいましょう」という記事を書きましたが、
今回はそれに少し類似した内容かなと思います。

周りに振り回されやすい人


個人的には、男性よりも、女性に多いのではないかな?と思います。
女性は男性よりも察する力が長けていて、なおかつ共感力が高いからです。

さて、では振り回されやすい人とはどんな人か?

・自分の意見に自信がない
・自分が間違っていると感じる
・自分が悪いと思っている
・何か起こる度に誰かのせいにしている
・嫌われることを恐れている

などなど。

わたし自身では、
“相手を傷つけてはいけない” “NOと言ってはいけない”
という思いが優先して、自分の意見を強く押し通せず、
最後は相手の言うことを受け止めてしまいがちでした。

また、人とトラブルを起こすこと、嫌われることなどを強く恐れていて、
それなら言うことを聞いておけば・・・なんて言う風に引き受けてしまっていました。

けれど、この『周りに振り回される』という言い回し、何か感じませんか?
まるで自分が被害者のような言い方なのです。
つまり、自分の苦しさを周りのせいにして押し付けている状態なのです。
周りの人たちはおそらく、「振り回してやろう!」などとは思ってないことが多いでしょう。

ということは、自分自身が気づきを得、変わることによって、
「周りに振り回されていて辛く苦しい」状態から脱却できるはずなのですね。

振り回されないようになるためには


常に誰かのせいにしていると、不平不満だらけの自分自身になってしまいます。
また、いつまで経っても状況は良くならないし解決もしません。

一番は、自分がいつまでも苦しい状況から脱したいですよね。

大切なことは

・今の状況を誰かのせいにしない
・今の状況は自分自身の行動(言動)が関わっていることを感じる
・自分を信じて自分の意見をしっかり持つ
・自分のことも他人のことも責めることをやめる

このようなことなのですが、つまりは「自分に責任を持つ」ということなのです。

そこに、アカウンタビリティという言葉があります。

アカウンタビリティという考え


心理学用語にこのような言葉を見つけました。

一般的には「説明責任」という意味なのですが、心理学の上では「責任の概念」、

自分の人生の責任を自分で持つ

という意味で使われています。

このように書くと、「じゃあ全て自分が悪いから起こることなの?」と
思う方もいらっしゃると思いますが、そうではなく、
自分のことも周りのことも責めるのではなく、ここから自由に
自分の人生をいい方向へ自分自身が導いていけるという意味なのです。

わたしが見つけた、すごく腑に落ちた表現は『無害者』という言葉です。

自分が苦しい状況も、自分の物の見方や考え方を変えることで、
明日はそこから打開でき、今日よりハッピーになれるかもしれないんだよ、
という考えです。

自分のせいにも誰かのせいにもせず、自分自身で道を切り開ける!
と考えることで、罪悪感からも解放され、心も楽になり、より自由になり、
幸福を見出せるというわけです。

まずは自分に落とし込んで、練習を


わたし自身がそうなのですが、「NO」と言えない人が「NO」と言ってみる、
自分の意見を言えない人が言ってみる、というのは一見簡単そうでも
難しいことが多々あると思います。

わたしの場合ですと、夫や親しい友人から挑戦しました。

自分の意見をしっかり持ち、それを発言できるというのは幸せなことだなあ、と
今心から思います。
また、それにしっかりと耳を傾けてくれることも素晴らしく幸福なこと。

そこまで親密な間柄ではない場合も、恐れすぎずにしっかりと責任を持って
関わっていきたいな、と思います。

色々な人がいて、色々な意見があるのは当然のことですから、
それらを聞いたとしても、全てに合わせたり振り回されるのではなく、
自分の意見を大切にした上で心を開いて話せたら素晴らしいことですね。

悩んでる方はぜひ、少しずつ一歩ずつ、練習を重ねてみてください。
あなたの考えや意見は、あなただけのものなのです。

わたし自身、今日この記事を書いて改めて、自分に落とし込み、
悩みすぎずにアカウンタビリティという考えを大事にしたいと思います。

2019/06/26

友人のお父さまが見せた心の内

こんにちは。

今日は、わたしの大切に思っている方の一人について
お話させていただければと思います。

友人のお父さまとの出会い


今回書かせて頂くのは、以前、「引っ越す前に書いた引き寄せのこと
という記事で書いた、大切な友人のお父さまとのことです。

わたし、そのお父さんのことがとても大好きなんです。

初めてお会いした時に、「あ、わたしはこの人の醸し出す雰囲気が好き」
という風に感じました。
そういう感じ、実は日々過ごしていてそう多々あることではないんです。

お父さまは、
「娘がいつもお世話になっていて、いつかお礼を言いたいと思っていました」
と言ってくださりました。

お父さまが見せてくださった胸の内


その後、友人の家に招き入れて頂き、お父さまから色々なお話をうかがいました。

お父さまが話をしていくうちに、涙を流す場面が出てきたのです。
わたしも思わず、ホロリと涙が出てしまったのですが、
「今までの人生で、他人にこんなに色々と話せたことはなかった」と
わたしに言ってくださいました。

友人もびっくりするほどだったと言います。
「あんな父を、見たことがなかった」と。

わたしは単純に、お父さまが初対面のわたしに心を開いてくださったこと、
心の内を話してくださったことが、本当に嬉しく思えました。

またさらには、お父さまはわたしに話をすることで、心が楽になったり
色々なことを教えてもらって、勉強になったとさえ言ってくださりました。
その後は笑顔になり、楽しい話もたくさんしました。

その時わたしの中に、様々な思いが巡りました。

自分の心を開ける時間を持てていますか?


どれだけの人が安心して、自分の心の内を人に見せているのだろう?
そういう相手に出会っているのだろう?

そんなことを考えました。

わたしは相手の意見を否定したり非難せず、そのままを受け入れて聞く、
という姿勢がわりと元から備わっていたためか、
カウンセリングの授業での実技は合っていて、
先生や他の生徒さんにも褒められたことがありました。
なので、話をし易い、とは思われやすい面があるかもしれません。

また、人と人は相性がありますから、わたしと友人のお父さまは
何かピタッとくるものがあった、ということも考えられます。

その経験があって、わたしの中で、カウンセラー養成の学校へ行った時から
自分の中に芽生えていた小さな思いが、少しずつ顔を出し始めました。

チャレンジしてみようかな、できるかな、そんな風に今、思うことがあります。

もし、みなさんの中でこの記事を読んで意見や感想などがありましたら
ぜひ教えて頂けたら嬉しいなあと思います。

2019/06/22

習慣化することで生活を取り戻す

こんにちは。

今回は、日々の生活を淡々と送れている方には、
あまりご縁がないお話になってしまうかと思います。

もしご自身がそうであっても、家族や友人、周りの方々に
当てはまりそうな方がもし居たら、頭の片隅にでも情報として入れて頂き、
困った時には思い出してみる程度に読んでいただけたらと思います。

体が思うように動かない悲劇と悩み


現在、わたしの友人はうつ病と闘っています。

かくいうわたしも、実は少し前まで鬱っぽい状態が長く続いていたのです。

憂鬱になったり、疲労が溜まって鬱っぽさを感じる程度のことは、
健康的な人であっても起こるかもしれませんね。

うつ状態というのは、気持ちや気合いでどうにかなるものではなく、
脳が指令することをやめてしまうもの、
脳のエネルギーが渇望してしまうもの、という認識でいます。

わたしは一時期、本当に家のことにさえ一切手がつけられなくなったり、
体を起き上がらせることも困難になったりしていました。

ですが、そこから少しずつ回復できるようになった頃、
ここから先はなんとか自分の気持ちを自分で変えていきたいと思い、
何か方法はないかと探し始め、とある有名な方のYouTubeを見て
それを実践したところ、徐々に変化が見られました。

それはどんなことかというと『習慣化する』ということです。

体が動くなら考えずに習慣化を目指す


大抵の健康的な方は無意識のうちにできているはずのことなのですが、
これができなくなってしまっているという困難な状態でした。

またわたしの場合、頭の中では「しなきゃ、しなきゃ」でいっぱいなのです。

しなくてはいけないことも、した方がいいことも十分に頭では分かっているのですが、
まるで行動に移せなくなってしまっていることに悩んでいました。

台所に立ち、
「これはしなくてはいけないことではなく、食べるために作る、
食べ終わったからお皿を洗う、ただそれだけのこと」

と自分自身に言ってあげることにより、習慣化という捉え方に変えました。

そしてさらに、
「それすらできないことがあっても、自分を責める必要はない」

と自分自身を慰めてあげました。

頭でたくさん考えるのでなく、習慣化して体が無意識に動けるようにしてみたところ、
わたしの場合早く効果が出て、「できた!」という達成感と自信を得ました。

それは、家事だけでなく、歯を磨いたりお風呂に入ることもそうで、
「やらなきゃ」という思考を捨て、習慣化という意識を大事にしました。

自分で判断できない場合は病院へ


でもこれはあくまでわたしの場合には適していたこと。

鬱に関してはやはり専門家のご意見が一番大切になりますから、
できれば病院やカウンセリングなどの専門機関に相談することが望ましいかと思います。

わたしが動画を見て参考にした時は、

「そういえば、多くの人が当たり前のように毎日学校や仕事に行っている。
それはなぜかと言われたら、習慣化しているからで、いちいち考えて
学校や仕事に行こうと思っている人の方が少ないだろう。」

という思いが巡り、自分には習慣化するという方法を
試す価値があるぞ、と思ったからできたことです。

今までできていた頃を振り返れば、「しなきゃ、しなきゃ」で
日々考えて動いてはいなかったなあと思ったのです。

わたしのように頭や心が辛さでいっぱいになってしまった時には、
無理をせず、ぜひ誰かに相談をしてみてください。

この方法が自分にも良さそうだな、と思った方はぜひ実践してみてください。
その場合、焦ったり無理をせず、ゆっくりと行い、負担を掛けないことを
心掛けてくださいね。

2019/06/10

失敗を学びに変えて成長へ繋げる

こんにちは。

今日は、失敗をした時や、反省する気持ちが罪悪感として
長い間抱え込まないよう、乗り越え方について
書いてみたいと思います。

失敗をしない人間はいない


仕事をする上でも、人間関係でも、人は失敗をすることがあります。
完璧な人などいませんから、生きていく上では誰もが
失敗を経験すると思います。

ですがその際、あまり自分を責めすぎるのは良くありません。
人は罪悪感が抜けきれずに悩みすぎてしまうことがあります。
それがあまりに強すぎると心身に支障をきたしてしまいます。

起きてしまったことは事実としてしっかり受け入れ、
同じことを起こさないようにはどうしたらいいか、
自分と向き合う必要はあります。

失敗を通して何を学び、今度どう活かせるか考えていく


間違えてしまった、と気づいた時に大事なことは、

・そこから何を学んだか
・そして、それを今度どう活かしていくか

ということです。

失敗は、成長に変えることができます。

自分を責めすぎることに時間を費やすのではなく、
未来に活かす方法を考えて、自分の成長に繋げましょう。

自分を許し、他人のことも許せる自分に


失敗は誰しもがするものです。

責めるのではなく、許せる自分を目指してみましょう。

自分を許せるようになれば、他人のことも許せるようになります。
その際、自分のことと同じように、今後に活かすように
手助けをしてあげると一緒に成長できるかもしれませんね。

また、すぐ自分を許すようになるには難しい・・・と思う方。

まず、「ああ、自分は今自分のことを責めているんだなぁ」と
気づくことだけでも大きな一歩となります。

苦しさから抜け出し、新しい自分へ


今回このことについて書いたのは、わたし自身の大きなテーマで
あったからなのです。

できなかった、失敗しまった、間違えてしまった、そんな時
強く責められてきた経験から、いつの間にか自分自身でも
自分のことを責めるようになっていました。

辛くて、苦しくて、「もう、そんなに責めないで・・・」と
泣きたいような気持ちを抱えていたこともあります。

周りが全く責めていなくても、自分自身が一番自分を責めている。
そのことに気づいた時に、変わらなくてはならないと思いました。

過去を変えることはできない、でも、これから先の人生に
活かすことはできる・・・
それを意識し始めてから、少しずつ、大きく変わりました。

一人では難しい場合は、信頼できる友人や家族などに、
自分の気持ちや考えを聞いてもらったり、手助けしてもらいましょう。
今まで書いてきたフィードバックを受け取ることも大切です。

楽な気持ちで前を向き、過去をしっかり未来へと繋げられる
新しい自分自身を作れたら素敵ですね。

2019/06/06

嫉妬や羨ましさは前向きなパワーに変えて

こんにちは。

今日のテーマは“嫉妬”です。

以前、わたしが耳にし、印象に残った

『あなたは、石油王に嫉妬しますか?』

という言葉があります。

みなさんはいかがですか? わたしは、『NO』でした。

石油王のことを日々考え・・・嫉妬し・・・「キーー!」となる毎日・・・
を送ってる人はまず居ないでしょう。

手に入りそうなものへ嫉妬をする


上記で書いたように、わたし達は日々を生きる中では、
石油王には嫉妬はせずに暮らしているわけです。

どんなことに嫉妬しているかというと、
できそうなことだけど無理だと思っていること、なのです。

心の中ではそれが欲しいとか、実現したいと思っているのに、
自分ではダメ!きっとできない!と決めつけていると、
それを持っている人に対して嫉妬心を抱いてしまいます。

競争心を手放して


嫉妬というのは、無意識に誰かと競争していることから起きるようです。

あの人には負けたくない!
あの人ができるならわたしも!

そういう気持ちがあると、できなかった時に「負けた」と感じてしまいます。

「羨ましかったんだな」「欲しかったんだな」という気持ちを
自分で素直に受け入れて、認め、競争心を手放すことで、
ネガティブな気持ちから解放されます。

自分の素直な気持ちに向き合う


かくいうわたし自身、少し前に、周りの人を見て羨ましさで
心がいっぱいになったことがあります。

周りを眺めて、成功や幸せそうな景色に「良かったなあ」と思う一方で、
「わたしには何をやっても無理」という、ネガティブな気持ちが芽生えていました。
自分自身に無価値感を感じ、落ち込んだりもしたのです。

しかしある時、そういう「羨ましい」という気持ちを自分で認めきってみたところ、
その気持ちを口に出せるようになっていたのです。

羨ましい気持ちを自分のエネルギーに


そうすると不思議なことに、ネガティブな気持ちはなくなっていき、
「わたしも何かをしたい」という前向きな気持ちが沸き起こってきました。

自分自身も、理想に近づく努力をしよう!という考え方に変わると、
「羨ましい」は「良いな素敵だな」と捉えるようになり、
自分自身は気持ちが前を向き、充実するということに気づきました。

そうなると、周りの眩しい出来事が、クヨクヨしていた自分からは想像がつかないほど
刺激やエネルギーと変わったのです。

嫉妬というのは、抱えていていい気持ちがするものではありませんよね。
でもそれを自分で認めることで、自分自身が楽になり、
さらには自分の充実した日々を送るためのパワーに変えられたら
素敵だとは思いませんか?

2019/06/01

I(アイ)メッセージという自己表現

こんにちは。

ここのところ、“自己開示”や、“フィードバック”というような言葉を
多く使い、記事を書いてきました。

自己理解を深めること
コミュニケーションを豊かにすること

これらはとても重要であるとお伝えしてきました。

自己開示をしていっていただくにあたり、もう一度Iメッセージについて
改めてしっかりと書いてみたいと思います。

Iメッセージの三部構成


I(アイ)メッセージとは、その名の通り、自分を主語にして気持ちを伝える方法です。
重要なことは、相手を非難・否定したり、評価をしないこと。

 ① 相手の行為を言う
 ② 自分への影響を言う
 ③ 自分の気持ちを言う

上記の3つを意識して、伝える練習をぜひしてみてください。

気をつけるべきことは、記事でも書きました第二次感情の“怒り”に任せて
相手を攻撃しないようにするということです。
第一次感情に目を向けて、それを素直に相手に伝えます。

関連記事:怒りの下にある気持ちに目を向けて

直接人に対して練習がしにくい方は、文章で書いてみるのも良いかと思います。

(例)

 ① 話しかけてもあなたはうわの空だったので
 ② 私に関心がないのかと思ってしまって
 ③ さみしい気持ちになったよ

 ① 今日君が遅刻してきたので
 ② 何かあったのかと思って
 ③ すごく心配したよ

Iメッセージの良いところは、相手を否定した言い方をしないため、
相手に考えたり選択する余地を与えることができます。
また、相手に気持ちが届きやすくなります。

相手は変わらないと受け入れ、考えを押し付けないように


相手を変えることはできません。
ですが、自分が変わることはできます。

価値観や考え方は皆違うものです。
それを押し付け合うと喧嘩や諍いが生じます。
そのコミュニケーションはお互い気持ちのいいものではありませんね。

Iメッセージに慣れてくると、そういった人とのトラブルが減るので、
気持ちも楽になり余裕も生まれてくるでしょう。
きっとその時、あなたは自分の変化に気づくはずです。

コミュニケーションに問題が起こっている場合、このIメッセージとは逆の
YOUメッセージになっていることが考えられます。

「あなたのせいで〜だ」
「あなたが〜だから〜だ」

のように、主語が相手になっています。

いざ、練習あるのみ!


わたし自身、結婚前に夫と交際している期間でこのIメッセージを学び、
すぐに日常に落とし込んで意識して使うようにしてみたところ、
当時の夫から「最近君がすごく変わってきているのを感じる」と
言われるようになりました。

もともと、喧嘩をすることはなかったのですが、わたしが一方的に
彼を困らせたり悲しませるような言動をしていたのですね。

自分自身でも、変化していくことを実感し、楽しんでいました。

慣れてきた頃、家族にも使うようになり、意識しすぎなくても
使えるようになってきました。


ぜひ、皆さんもIメッセージを使い、自己開示をして、
コミュニケーションの輪を広げてみてくださいね。