今日もわたし自身が体験した話と共に、
記事を書いていこうと思います。
テーマは“不平・不満”です。
不平不満ばかりを抱く心理とは?
不満なことばかり話している人のに付き合うのは、
疲れてしまったり、いい気分にならなかったりしますね。
また、自分自身で不満を言いつづけている時さえ、
良い気分ではいないことでしょう。
不平や不満ばかり述べている方への印象としては、
誰かに対して満足がいっていない、というように受け取ることが
多いのではないでしょうか。
周りの誰かに対して責めているように見えがちですが、
実は自分自身に乗り越えたり解決していく力がない、
と思い込んでいる結果だったりします。
つまり、自分に力がないよ!と悲鳴をあげているようなものなのですね。
自分に力がない不甲斐なさや無力さを
“誰か”に満たしてもらおうとします。
そうして自分へではなく、周りへと求めれば求めるほど、
満たされないことが続いて、不平・不満ばかりを抱える、
ということになってしまいます。
不平や不満は自分自身に力がないという思い込みから生まれる
今現在起きている状況を、自分の力で乗り越えられる、
と、自分自身を信頼していれば、不平や不満は持ちません。
しかし、自分では無理、と無意識に思い込んでいれば、
その気持ちは他者へと向けられます。
わたしも一時期、不快な気分がずーっと続いていたことがありました。
それがなぜなのか分からなかったのですが、これだったんだ、と。
“誰か”が解決してくれること、助けてくれることを
強く求めていた時期があります。
その頃、自分自身でも努力はしていたのですが、
他者に向ける不満というのは持っていました。
今思うと、本当に、自分が変わることがいちばんの近道であり、
気持ちが楽になる最短の方法であると分かるんですけどね。
そもそも、不平や不満を持ち続けたい人はあまりいないと思うので
心からなくなってしまった方が嬉しいですよね。
わたしは心理学を自分に落とし込んでいるうちに、
その『自分を信じる力』が少しずつ養われて変化してきました。
カウンセリングを受けているともっと早いんだろうなと思います。
その変化を最近感じていて、不安だけでなく、不満も
感じなくなってきたなぁと実感しています。
自分自身の力を信頼してみること、自分の問題として取り組むこと
もし、あなたがいつも自分が不平や不満ばかり持っていて
苦しかったり、不快な思いをしていたら・・・
まずは、自分自身を信じることから始めてみましょう。
「状況は、自分自身でいくらでも変えていける!」と。
つまり、自己肯定感がとても大切になります。
自己肯定感が少ない場合は、自己肯定をすることをまず
目標にするといいのではないでしょうか?
自己肯定感は、「こんな自分でもいいんだ」と思うこと。
ネガティブな感情も、受け入れてあげること。
日頃から、「今日はムカついちゃったけど、そんな自分もいるんだな」
とか、「腹が立ってるけど、怒っちゃいけないと思わずに受け入れよう」
という風に、そのままの自分を受け入れていくことが大事です。
自分で自分のことを信頼できるようになると、他者に委ねようと
しなくなっていきます。
そうすると、自ずと不満な気持ちも減りますし、
気持ちも楽になるのでは、と思います。
また、不平や不満ばかり言っている人への見方も、
今後変わりそうな気がしませんか?
「一緒に考えて、乗り切りましょう」と歩み寄ってみると
もしかすると別の道が開けるかもしれませんね。