相手を傷つけたいくないのに、はたまた傷つけるつもりがないのに、
結果的にそうなってしまって、コミュニケーションが上手くいかないと
悩んでいる方は少なくないように思います。
少し例を考えてみました。
・部下が突然仕事を辞めたいと言い出したら?
×「そんなことを急に言われると困るよ!」
○「君は仕事を辞めたいと思っているんだね」
・子供が突然学校へ行きたくないと言い始めたら?
×「なんでそんなことを突然言うの?」
×「ダメよ、行きなさい」
×「いいわよ、休みなさい」
○「学校へ行きたくないと思ってしまったのね」
『×』の方を先に言ってしまうと、相手が委縮したり、傷ついたり、
驚いたりしてしまうかもしれませんね。
でもそうすると、自分の意見や気持ちは言ってはいけないのか?となりますね。
そんなことはありません。
ただ、順番が大事だったのです。
1.まず、相手の気持ちを受け取る(共感)
2.自分の意見や気持ちを伝える(Iメッセージ)
先ほどの例をまた使ってみます。
・部下が突然仕事を辞めたいと言い出したら?
1.「君は仕事を辞めたいと思っているんだね」
2.「わたしは君に辞めて欲しくないと思っているのだけど、
なぜ辞めたいと思ったのか理由を聞かせてもらえるかな?」
・子供が突然学校へ行きたくないと言い始めたら?
1.「学校へ行きたくないと思ってしまったのね」
2.「お母さんは、あなたが学校へ行きたくない気持ちになっていることが、
とても心配なの。もし話せたら、理由を教えてくれるかな?」
部下になって、子供になってみて、こんな風に言われたら
どんな感じを受けるでしょうか?
あくまで、わたしが学び、実践したことで、自分自身が成長し、
人間関係が良くなったり、コミュニケーションがスムーズになった経験から、
このように書かせて頂きました。
もし、難しいと感じたら、
「(君は)そうなんだね」
「(君は)そう感じたんだね」
こんな風に返すだけでも、どうでしょうか?
ちなみに夫は上の2つをよく使います。
わたしが話をした時、こう返されるだけでハッとしちゃうことが多々あるんです。
時には、悩んでいることが馬鹿らしくなってきてしまったり。
わたし「なんだか悩んでしまって苦しいの~」
夫「そうなの、苦しくなっちゃったの~ 大変だね」
わたし「・・・(なんでそんなに苦しいんだっけ?)」
これは我が家でよくある流れです。
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