2019/04/18

今あるものに感謝をして生きる

こんにちは。

再開してから書く初めての記事となります。

今日のテーマも根本的に言いますと、
” 物の見方を変えて、気持ちを楽にして、幸福な気分を取り戻す ”

ということになります。

さて、ここに一つのグラスがあるとします。
そこに、半分あたりまであなたの好きな飲み物が入っているとします。

あなたは、
もう、半分しか残っていない
まだ、半分残っている

どちらに感じるでしょうか?

人生をハッピーに過ごしていくならば、後者の考え方が良いのです。

生きていく上で、
「ああだったらいいのに・・・」
「こうだったら良かったのに・・・」
そんな風に思うことは、誰にでも起こることかもしれませんね。

かく言うわたしも数年前、
「したいのにできない!」「もっとこうだったら・・・」と
つらい気持ちを抱え込んだことがありました。

そこからどう脱却し、切り替えたかと言いますと、
執着を手放し(これは別の記事でまた書きますね)、
今あるものに感謝してみることを実践したのです。

個人的な話になるのですが、わたしは数年前より作家さんの器が好きになり、色々と見て回るようになったのですが、不思議なことに、素敵だと思った作家さんがあれよあれよという間に大人気になり、入手困難になるということが続いてしまったのです。

朝から並ばないと買えない?
それならば、ゆっくり見れたあの頃に、もっと買っておくんだった・・・
後悔が募りました。

身体的な不都合を抱えているので、朝から並ぶなど容易なことではありません。
でも、素敵だと思うものを見る機会を減らしていくなんて・・・
と、悲しい気持ちを抱えるようになってしまいました。

ある時、家にある自分が集めてきた器一つ一つ手にとってみようと思い立ちました。
一つ一つに語りかけるように、また、買った時のことを振り返ってみたり、そういう時間をじっくりとってみたのです。

すると、心の中がトキめいて、満たされていくのを実感しました。

「なんだ、わたしはこんなに素晴らしい作品を沢山持っていたんだ」

という感覚が芽生えてきたのです。

また、

「手に入らないかどうか、決めつけることもない。機会があることを、楽しみに生きよう。
それに、他の作品に出会うチャンスができたともとれる!」

なんていう風に、前向きな気持ちが湧いてきたのです。

本当に不思議なのですが、物事とは見え方を少し変えるだけで、
視野が大きく広がり、いろいろなチャンスさえ巡ってくるのです。

今ここにない、手に入っていないものに想いを馳せるよりも、
今ここにあるものを大切にしてみようという考え方になっていきました。

あんなに機会がなくなる、見れなくなる、と落ち込んでいたわたしなのですが、その後実は執着が全くなくなった頃に、偶然ある場所でわたしと夫だけで作品を見るという機会に恵まれ、諦めていた作家さんの作品を買って帰ることができました。

心の中を、ネガティブな気持ちでいっぱいにさせて濁し続けるよりは、健やかでクリアにしておいた方が幸せですし、感情も安定します。

ネガティブな気持ちを無理に払拭させる必要はないと思うのですが、
もし、この方法ができそう、見方を変えてみよう!と思った際には、
ぜひ実践したり、思い出したりしてみてください。

あなただけのハッピーな出会いがきっと待っているでしょう。

例えば、この話はあなた自身や、あなたの今日この日についても考えることができると思うのです。

「今日はこんなことしかできなかった・・・」と落ち込んでいたら
「今日はこんなこともできたな」という振り返りをしてみたり、

「わたしってこんなところしかないな」と短所を見続けていたら
「わたしってこんな良い(素敵な)ところもあるんだな」と長所を見つけてみたり。

みなさんにいろいろな発見がありますように。

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